ころんた日記


2008年1月の日記



いつか、の、はるちゃんへのおみやげは、しらすは抱いて行ってもらったけど、あとは、ケンタの皮のない身のところ、それから白身のおさかなの焼いたの煮たの、だなー。あと、お刺身をほんのちびっと。グルメなねこちゃんだったからね。たんは、徹底的な「ねこごはん派」で、放浪時代が長かったせいか、高カロリーのキャットフードが、一番のごちそうなんだよね。


チェ・ゲバラの自伝、「モーターサイクルダイアリーズ」をロードショーで観たが、BSで放映されるので、見たいが、睡魔がもつかなー。それより以前に、今日は涸れるまで泣かないとだめだね。やっぱね、こうしてパソコンの椅子に座っていても、もうはるちゃんは膝に乗りにきてくれないって、事実を受け入れないとね。それから、もうおふとんにも、はるちゃんは、寝ていないんだって。歩けないだけで、寝かせたままですごく寂しかったんじゃないのかな。たんが苛めるからと、連れてこなかったけど、それは見てれば良かったんだから、こっちに連れてきてあげればよかった。でも、もう「はるちゃんの毛布」にもぐるほうが楽だったね。でも、もう、声は出なくなっていたけど、ひなたぼっこできた日は、まだ元気だったね、良かったね。とことん、総括しないと、次にいかれないな。でも、行かないといけないね。うん。「相思相愛」って、言葉をもらった。そだね。


まだまだ、たんちゃんにおくすり飲ませないといけない。はるちゃんとたんちゃんは、夕べ何を話していたのかわかんないけど、想像がつくような気がする。まったく、現世では仲悪かった、というかたんがはるを苛めまわしていたのに。


1月のおわり。いままで、これほどつらいことを経験したことのない、つらい月が終わる。でも、少なくとも昨年末から、はるが「生きる」希望を持ち続けた、絶望の日々ではなかったと思う。はるちゃんの、現世での生命が尽きて、遠い星へ行ってしまった日まで、後悔はしても、絶望だけはぜったいにしなかったと思う。だから、はるちゃんも、がんばったんだと、思う。
いま、また、out takesの『殺意への船出PART2』が、ゆったりと流れている。いまは、このout takes版の、このゆりかごみたいなゆるやかさで、はるちゃんは、遠い星とこちらを行ったり来たりしてるんだね。
もう、けはいがないのは、遠い星の住み心地がいいのかな。いや、これだけおかあさんが泣いていても、16年半も一緒にいたはるちゃんが、おかあさんが、なんとかじぶんのやりかたで、浮上するのを知っているから、慰めになんかは、来ないんだよね。ただ、現世では、いつもそばに居てくれたけどね。でも、次に、必要と思ったときに、来てくれるんだろうね。
そして、これほどつらい経験もなかったけど、これほど人のやさしさあたたかさを、あらためて知ることができた。これがあるから、浮上できるんだよね。はるちゃんのおくりもの持って、次にいくね。


ほんとになんにもしてない。人間のクズみたいな時間の過ごし方だな。いや、唯一やってることは、新月聴いてるだけ。でもいいのか。とことん今日までは、とことん、ふぬけでいいか。それでも、新月を聴いてるので、その手をつかんで起き上がろうという意識がどこかに、はたらいている。新月だけを聴いている。ふたつの前身バンドの合体により、生まれた新月だが、まるで初めから、そこに「新●月」として存在していたようだ。


今LIVE1979が『赤い目の鏡』から『殺意への船出PART2』になったよ、一緒に聴いたね、いつも。
2004年7月25日の写真。live1979の「鬼」のジャーン!に飛び上がったあと寝そべってずっと一緒に聴いていた。 同じく。はるちゃんビクターの犬みたい。なんでスピーカーの上に時計が置いてあるんだろう。



はるちゃんが、過ごしたつらいつらい最後の日々をとことん、思い出して、反芻して、それから、たぶん四十九日を終わったら、きっと、はるちゃんとすごした楽しいころの思い出を語れるんだと思う。
「フロッピー」に入ったたくさんのはるちゃんの写真があるはずだが、まだ見る気にならない。それに、サイトにアップした分は、処分してしまったかもしれない・・・。でも、いいか。それはサイトにあるんだし、 はるちゃんだらけ。


風邪が一番ひどかった1月2日正月中は予約だったので、待たなくてすむはずだったが、 急患、つまり、最後の日のはるちゃんみたいなにゃんこが若いおかあさんとおばあちゃんと駆け込んできた。
待合室の椅子でおかあさんが、にゃんこをかわいいブランケットにくるんで赤ちゃんみたいに抱っこして、必死で名前を呼びながら、くるしいか、くるしいか、と必死でねこの目を見ながら言っていた。若いお母さんが、車の中で瞳孔がもう開いていたと、先生とおばあちゃんに告げていた。
獣医さんは、当直の先生が2人いるだけなので、わたしは殆ど待合室でひっくり返りそうだったが、先生がわたしに、あやまりながら、必死でにゃんこのいのちを助けようとしてるのに、なんの文句も言えようか。わたしが、1時間待っている間、ずっと心臓マッサージが続けられていたのか、先生や介護士さんが、ばたばたと出たり入ったりしていて、いま自分の心臓でがんばっていますからと、2人に告げていたのを思い出す。
はるはこの時、もう完全に歩けなくなっていたが、匍匐前進の力が強く、はるの点滴のあいだ、先生がそのにゃんこに呼ばれ、そして、わたしが再び一瞬目を離してしまった隙に、うちにかえろうと、診察台から椅子に置いてあったキャリーバックに向かってダイビングして、そのまま床に転落!血の気が引いた。このころはまだ、なんとかごはんさえがんばって食べられるようになれば、はるも元気になると信じていた。
だから、点滴終わって、待合室で会計を待ってる間、若いおかあさんとおばあちゃんが泣きながら、病院を出て車に戻ったのは、危篤だったのが、持ち直して入院とかになってるてつづきを待ってるのなと、熱のあたまでぼんやりと考えていた。
でも、その翌日、先生のあのねこちゃんは助かったんですかって聞いたら、だめでしたと言われ、そしてこうして、はるが行ってしまって、はじめて、おかあさんとおばあちゃんは、あの時にゃんこをきれいにしてもらうために、外で待つことにしたんだと、わかった。
もう、はるちゃんが助からないとわかっていたし、いつ行ってもおかしくない状態で、ただ今行っていることは、先生からも何度も対症療法しかできないと宣告されていて、さいごは「はるちゃんの毛布」にくるまってやすらかに行くと、思っていたのが、キャリーバックのなか、になってしまったけど、はるちゃんの美意識からしたら、行ったあと美しくの、台本どおりの幕引きだったのかもしれない。
そして、あのお正月に行ってしまったよそんちのにゃんこも。


めいっぱい、思い出そう。
動けなくなってから、ペットシートに垂れ流しで、おむつの方がいいかもと、おむつにしたら、いやがらないでしてくれたこと、おむつがかわいいこと、でも、まだ動けるうちは、ペットシーツにおしっこしたら、きもちわるいので、そこから、多少でも体動かして、移動できたのに、おむつだとそれができず、ぜんぶ逆流して却って濡れてしまった事。先生に見せたら、吸う部分がすこしなので、シーツを折って入れてすこしでも体にいかないように工夫を教えてもらったこと、ねたきりの垂れ流しになってから、はるちゃんのまっしろい自慢の毛皮が、ペットシーツで青く染まってしまっていたのが、かわいそうだったこと、初めて、先生にドライヤーで乾かしてもらうとき、あったまったおしっこの、ものすごいニオイがして、一瞬窓開けようとした先生が、あっ、はるちゃんをぜったいに冷やしちゃいけないんだと言って、うちでもニオイすごくても、はるちゃんをぜったいに冷やさないでくださいと言われたこと、ドライヤーで乾かしてもらって、くしで丁寧に整えてもらって、気持ちよさそうだったこと、でも、床ずれもできて、このまま毛にぜんぶおしっこが沁みてしまうと、今度は皮膚に炎症ができてしまうので、毛を全部腰から下まで剃られてしまい、寒そうだったこと、それでもまだまわりの毛におしっこが行ってしまうので、ドライヤーは欠かせなかったこと、最期の朝も、ドライヤーをかけてあげたら気持ちよさそうだったこと、それからすこししたら吐きだして、くるしそうだったこと、しばらくして、はるが眠っていたので、玄関で30秒考えて、やすまず仕事に行ってしまったこと、帰ってきたら、はるがのけぞってぐったりしていたこと、それから、もう吐くものがないので、血みたいな胃液を吐いていたこと、もうおかあさんを見ていないで、ただ、くるしい、という顔をしていたこと、このくるしみがつづいたら、どうしようかと思ったこと、それから、車の中でさいごにくるしみだして、撫でていたら動かなくなったこと、病院について、キャリーのふたけたら、いつものはるの寝るスタイルの、手で顔を覆ってみえなくて、でももうさわってみたら「あれ、息してない」と呟くと同時に、ちょうど診察が終わった担当の先生が出てきたところですぐに診察室ではるを先生が抱き上げたら、そこではじめてはるの瞳孔がひらいて、手がさいごに吐いた血みたいので、汚れていて、しっぽがたぬきみたいにふさふさになってて、心肺停止を確認した先生が、助けられなくてすみませんと言って、はるを抱いて離さなかったこと、もう、蘇生術をしても、はるちゃんがただくるしいだけですと言われ、わたしももうこのまま行かせてあげてくださいとお願いしたこと、そのまま連れて帰ろうとしたら、このままだとおしっこがでてきたり、吐いたところをきれいにするからと、抱いたまま返してくれなかったこと、それから、きれいにしてもらって、うちに帰ってきたこと。
そうか、はるちゃんたら、顔を手で覆って行って、おかあさんが、待合室でキャリーのふたを開けても、他の患者さんに、じぶんの死に顔を全く見られないようにしたんだね。さすがはるちゃん、美人の誉れ高いはるちゃんは、最後まで、美意識を貫いたのね。
お姫さまだから、お見送りしてもらってお花も貰ったもんね。さすがだね。


でも、そうだね、前にも思ったけど、はるちゃんのためにつくったサイトのなかに、いっこだけ新月のページがあって、それが新月サイトへと変遷を遂げて、それから、復活を見ることができて、それから新月の変化とともにはるちゃんが、体調を崩し、こうして新生新月を見ないまま、はるちゃんが、行こうって、"決めた"んだから、いままでころんたが、持っていたこだわりも、みんな持って行くから、前に進んでねって、ことなんだよね。いま、あたまのなか、悲しいのと、元気なじぶんと、はんぶんづついる。 1月いっぱい、つまり今日までで、あしたから、月がかわると、またあかるくなれると思う。まだ、たんがいるし、はるも必要があれば遠い星からすぐ来るんだろうと思う。ただ、めそめそしてるときは、おかあさんのところには、来ないのはゆうべわかった。


会社のブログは結局わたしがせっせと書くはめに。きのうはなかなかええはなしや、というのを書いたが、日記のねたをひとつ削ったかんじ。一銭も手当てがでないのに、なんかじぶんの日記ねた削って奉仕するのかと思ったが、まあ、ネタだらけだしね。


まだ、不安定なのはしかたないと、じぶんで言い訳。
そして、忘れていた、はるがまだこのテーブルに登れたころ、ここで、ブラッシングしてあげてたころのブラシが転がっていて、はるちゃんの真っ白い毛がいっぱいついてるのみつけた。もちもの、がほとんどないはるちゃんのかたみなので、これは大事にしておこう。しかし、もちものが首輪とこのブラシとごはんトレーと、オレンジ色(ピンクがなかったんだもん)のキャリーバックしかない、というのもはるちゃんらしい潔さかも。


そうだ、10月に、はるちゃんが、玄関でおしっこしちゃったりしたころに、すぐにお医者さんにつれて行ってあげれば良かった。ただ、神経質だから、いつも砂変えないといけないんだねと思っただけで、担当の先生にも、神経質なコだから、トイレを分けてあげてくださいといわれたのに、どうせ2つにしても両方たんが使ってしまうし、狭いし、と分けてあげなかった。歩けなくなるようになってから、部屋にトイレを置いたんだから、分けようと思えばできたんだから、分けてあげればよかった。
血尿が出て、それでやっと病院に連れて行って、膀胱炎がわかって、そこから、どんどん体調を崩していったんだから。また、こんなことを考えてると、はるちゃんに申し訳なくて、ふたたび、悲しくなってくる。


明日、着付けの一日復習講座で午前中着付けの練習して、そのまま着物着て、会社のおひるやすみでは、ちょっと遠くていかれないイタリアンで、ランチして、市内の版画美術館にまだ行った事がないので、行ってみよう、などと計画を立てていたのだが、午後会議が入ってしまった。
やわらかものは2006年の暮れ以来着ていないので、ぜったい練習したいので、着付け教室はキャンセルしたくないし、でもこの会議も絶対出たいし、で、仕方ないので、着物かついで、午後出社する事に(;_:)。着物、とくにやわらかものは、とても重いので、行く時下手でも着てしまって(コートあるからね、襟元はストールで隠して)身に纏って行ったほうがらくちんなのだが。
でも、こうして、着付けの復習教室にでも行こうという気になってきたのは、すこしは上向いてきたしょうこだと、思う。 すこしづつ、外へ行っていいよって、はるちゃんが言ってるのかな。
16年と7ヶ月。はるちゃんは、ずっとずっと、こんな、たあいのない、ころんたの日々をずっと見ていてくれたんだよね。ゆうべの、はるとたんの会話の内容が気になるなー。


ビジュアライザってなんだべ?って調べてみたら、音にあわせてきれいにCGが動き回る、ウインドウズの視覚エフェクトみたいなMACの?機能らしい。といってもここまで調べてみたけど、あとよくわかんなかった。


こんなにふぬけの状態がいつまでも、続いてはいけない。はるが行ってしまってから、だらしない。朝なかなか起きられなくて、休みの日はなんにもしないで、だらだらすごして、でも、このだらしない状態、をはるちゃんが行ってしまったせいにしてないか?
はるちゃん、怒っちゃうかも。とにかく寝坊すると、リズムが全て狂うなー。
たしかに、はるちゃんがいたときは、きのう思い出したみたいなおきてこない川の字の朝もあったけど、ほぼ規則正しく、5時半起床、と同時に、はるちゃん出動、すばやくおふとんからぬけて、2階に一気に駆け上がり、のパソコンのテーブルにぴょんとあがって、横の自分のごはんのトレーの前でスタンバイ!たんはまずおトイレ!すっきりしてから、お水飲んで、台所奥の自分のごはんトレーの前で、スタンバイ!まずははるちゃんから、つぎたんちゃんからで、ごはん、おいしい、食べた、食後のお化粧、で、はるちゃんはおトイレしてすっきりしてから、たんはそのまま、寝る。あとはおかあさん、勝手に仕事行ってね。という規則正しい生活リズムだったのだった。


ゆうべいっぱい泣いたので、今朝はうわむき。ゆうべあんなに泣いてるときも、はるちゃんは、おかあさんのところに来てくれなかった。でもきのうまたすこしふしぎなことが。
ベッドで寝ていたたんが、突然きょろきょろしだして、フロアの上を何度も見て、何かのうごきを見てる。と、思うと、急にベッドから出てきて、フロアに寝そべり、でも、寝るのではなく、目を開いて、じっと、でもだれかと話してるみたいだった。。べつに、これはふつうに見たらふつうのねこのよくあるしぐさなんだけど、きのうは、たんがはるちゃんと話しているとしか思えなかった。それから、また、ベッドに戻ってきたたんに、「はるちゃんとおはなししていたの?」って聞いたけど、たんは、じっとおかあさんの顔をみつめるだけだった。夕べはたんは一緒に寝に来なかった。


でも、朝はとってもきちんと?考えてメールした。うーん。そうか、ちまちまむずかしく考えすぎると良くないのかも。


out takesの『殺意への船出PART2』。演奏が良いほうと録音が良いほうと迷ったと、書いてあって、録音が良い方を収録とあったが、これは、LIVE1979の演奏より、なんだか幼い(幼稚とかではなくて)ように聴こえるので、はるちゃんのおもりの曲にぴったり。それでもって、やっぱり笑えてくるし。やっぱ、ボックス2作ってもらって「演奏の良い方」聴かせてほしいな。


『白唇』だね。ひざのうえにははるちゃんにかけてあげていた、ピンク色に黄色いひよことピンクのうさぎがたくさん書いてあるひざかけのうえに、いまは白い覆いの壷に入っちゃったはるちゃん。じぶんが死ぬまで、埋葬しないでこのまま一緒にいるっていう人がいっぱいいて、こうしてると、気持ちはわかる。でも、これは、かたちだけを、はるちゃんが残してくれただけで、はるちゃんは、ここには居ないのは、はっきりわかってるから、これは「土にお返しするまでの預かりもの」。
赤ちゃんねこのときから、「新月」を聴いて育ったはるちゃんは、あたらしい新月を見ないで聴かないで行ってしまった。わたしに、新しい時代へのけじめをつけさせるためだったのだろうか。


よーわからんのは、穣。このちゅうとはんぱな単位がなぜうかぶのかと、怒られそうだなー、って、勝手にあたまに浮かんだんだもん。


くすくす。はるが具合がわるくなるまえに、川の字に寝てて、朝、おかあさんが起きて、でも、はるたんは、起きるけはいがないので、そっとふとんから抜けたら、ぽこ、ぽこ、って、二つの小さな山がまんなかの大きな山の空洞の両脇にそれぞれできていたのを思い出した。


やっぱり、たんの鼻炎はおくすり切らしてはだめみたいで、帰ってきたら、すこしふんふんつまっていた。ユダンできない。でも、きもちは元気みたいで、とりあえず、鼻炎はともかく、わんぱくたんげにだいぶ戻ったみたい。ねこじゃらしでかなり真剣にあそぶ。でも、なんで、必死で手ではじゃれているくせに、見てるのはねこじゃらしではなくて、おかあさんの目をずっとしっかり見ながら遊ぶんだろ。


お花を買う。はるちゃんにぴったりの、ピンクのチューリップだよ。それからピンクの縁取りのスプレーカーネーションに雪柳に、えとこの紫のドライフラワーみたいな花はなんていうんだっけ。きょうは、やたら帰りの電車バスで、はるちゃんのことばかり思って、また涙がでてきた。やっぱり、別れた日、そしてなきがらになってしまったはるちゃんの姿が、かわいそうでかわいそうで、タイムマシンがあるなら、もういちど、抱きしめてあげたい。
それから、もっと前にもどって、病気にならないようにしてあげたい。
ちゃんと、きちんとわかっていたら、できたはずのことを、してあげなかったことに、悔いがいつまでも残る。
でも、行きつ戻りつで、はるちゃんは最後の1日ほんとにくるしんだけど、介護をしたり、看取ったことのないころんたに、その体験させてくれたんだなとか、前日のお別れの至福のときとか、6日目に(意味があるのだろうか?)遠い星に行く直前に、ころんたのカラダを抜けて、ほこほこにしてくれたこととか、それから、ほんとに手のひらに乗るくらいにちいさな赤ちゃんの時うちに迷い込んできたときのこととか、思い出す。プランターのお花のにおいをかぐはるちゃんの可愛くてきれいな姿とかね。
きょうはきのうと違う意味でだめだなー。めそめそ。でも、お悔やみは、悲しいからもらえるのだけど、もらえることはすごく嬉しい。きょうももらった。それを花束にして、ぜんぶはるちゃんに渡せるから。ずいぶん大きな花束になってる。


今日は3月並の気温になるらしい。寒いのやだけど、やっぱりへんだよね。たんが元気なので、いちおうおくすりは飲ませないでおいてみたが、やはり鼻づまりはまだあるので、朝、飲ませる。ころんたの、風邪気はまだぬけないが、たんが精神的に落ち着いてきたみたいで、安心。あのほこほこから、はるちゃんのけはいはまったく感じない。遠い星にいるんだね。


きょうはダメダメの日。こういう日って、中からダメなんだよね。なにか大きな失敗をしたわけではないのに、よどんだ沼に浸かってるみたいな。たんが元気なくて、夜おくすりを貰いにいかなくちゃってのがあったからかも。はるに続いてたんまで・・・って思って、また電車の中で、きた。
駅に着いて、それからバスに乗って、降りて12分ほど歩いて病院に行く。夜この病院に行くのは、はるちゃんを毎日点滴に連れて行ったことを思い出して、かなしい。雨も降っている。歩きながら、もっともっと、なんではるちゃんの病気のこといっぱい調べて、もっともっと出来ることをしてあげなかったのだろう。
歩きながら、なぜか、心の中に『白唇』とうろ覚えの般若心経が交互に浮かぶ。それから、Metagaiaを聴いたときに浮かんだ数の単位の「穣」???これは混乱か。
受付時間ぎりぎりについて、昼間のうちに、電話をしておいたので、おくすりをつくってもらえていたので、すぐにもらえた。でも診察を待つわんこにゃんこ、あるいはうさとかフェレットとかハムとかいるのかもだけど、いっぱい、順番を待ってた。
はるみたいな、終末を待つコも、なかにはいるのだろう。それは、いろんなおとうさん、おかあさんの会話から、知ったから。

悲しいけど、でも、こうして看取ることも全て受け止めて、一緒にいる資格があるんだもんね、って、きもちになってきたけど、それから悔いばかり。

帰り道々は、とにかく、帰ったらたんが今度は、鼻炎でくるしんでるんじゃないかと、思って玄関開けてたん呼んだら・・・あれれ元気!
きのうの、ぼくももうだめかもしんない、って態度はなんだったのだろう?って、元気になってよかった(/_;)。1つ残っていたおくすりのおかげか、ペンダントのおかげか(とくに肩凝りはなおんないが)、それともはるちゃんが、あとは頼むって言ったのに、とか 、とにかくとりあえずはだいじょうぶそう。
よ、よかった。


夕べたんは鼻づまりがかなりくるしそうだった。いっこ残っていた消炎剤を飲ませる。それから、あっ、とおもってはるちゃんが行ってしまう日に注文したイフペンダントを、自分でつけていたのだが、たんちゃんにつけてあげる。夜一緒に寝にきたが、だいぶおさまったらしい。いずれにしろ、きょうおくすりをもらいに行かねば。


しかし、金土日と、ちびっと出かけた以外はあとはだらだらと家にいて、本読んでいた以外は、だらだらとテレビを見まくっていたのだが、原発のデモのことは、ミニトピックスでも、まったくニュースになっていなかった。新聞にも載っていなかったと思う。つさまの告知で初めてしったんだもん。原発については10年くらい前に、実際に作業員として原発で働いていた方の手記を1冊読んだきりで、えっ、管理や健康上の配慮が、こんなずさんなことでいいの思った覚えがある。以降、深く勉強もしなかったけど、なんで日本にこんなにたくさんあるんだと疑問はずっとあり。


夜まっくらな道を帰るとき、もう帰ってもはるはいないんだ、と思っていたが、いや、はるはいなくなっちゃったけど、たんがいる、と思って帰らなくちゃときづいた。早く、わんぱくなお調子者に戻ってもらわなくちゃ。うーん。抗生物質がとまったとたん、ふたたび鼻炎がふっかつ?明日お薬もらいに行こう!


それから、サイトを見ていないため、はるが亡くなったことをほかの方から聞いたとお悔やみメールをいただいた。わざわざそうして、伝えてくださった方にも感謝。


きょう、会社に行ったら、はるが亡くなってから初めて会ったM子に、顔を見るなり大泣きされて参った。彼女は中学生の時、飼っていたねこが、交通事故に遭ってもうおなかがでてしまっていたのに、必死で這って二階の彼女のところに会いにきたそうだ。
それから、昨年末18歳でやはり腎不全で18歳のねこ亡くした人にも初めて会った。彼女のねこはまったく気づいた時には手遅れで四日点滴に通っただけで、でもまったく苦しまず行ったそうで、でももっと早くお医者さんに行っていれば、もっと長く生きられたのにと悔い、わたしは、なまじ延命治療をしてためにはるを苦しめた、そして介護をちゃんと出来なかったと悔い。


干したので、「はるちゃんの毛布」からミルクのニオイが消えた。それはそれで、さびしい。それから、部屋に入ると、はるちゃんがいなくなってから、もちろんおふとんは朝晩出し入れするから、そこにはもう、はるちゃんが寝ていないからっぽの部屋なのがやっぱり悲しい。夜寝るとき、右腕にいないのがさびしい。冬場のパソコンは、はるちゃんが膝にいたから、いつもあったかかったけど、いまは膝がさむくてしかたない。
やっぱり四十九日のけじめ、までは、こんな感情は仕方ないよね。
たんが、はるが行ってしまった日、いままで一度もやったことのない、壁にむかって座っていたのには、驚いたが、教えてもらったけど、そうか、はるが来ていてそこで、お別れしていたのか!あとにも先にも、そんなことをしていたのは、一度きりだったからね。そうか、そうか・・・。


ブッツアーティ作「神を見た犬」おもしろ。表題作、人の行動が何に左右されるか、それを見透かされてるみたい。別にミステリーではないのだが、主人公と思われた人物はパーツのひとつにすぎなかった。そして、自らを鑑みてぷちっと赤面するところがあったりしち。


ぬけるような青空で、今日みたいな日が、はるちゃんのお葬式の日だった。そんな感傷と共に、なんだかまぬけな担当の人の人のことを思い出した。
電話受付の丁寧なおぢさんは「お名前は、はるちゃん、女の子ですね」って復唱していたので、当然ゆりかごをうやうやしく玄関先にもってきてくれて、はるちゃんをお迎えに参りました、なんてシチュエーションを想像していたのに、ゆりかごなしで、それもいきなり玄関の外で「ご遺体を運んでください」だもんなー。近所があるんだから、玄関先で遺体ってゆうなあああっと、思ったが、ここで、はるちゃんの旅立ちにいちゃもんは・・・とぐっとこらえ、それからゆりかごはないわ、炉は道路に向かってるわの、だ、だいじょうぶかなの、お葬式だったなー。
まあおぼうさんの読経つきだの、いずれにしろ、骨はこのまま持っているか、土に帰すかの選択で、骨にしてもらうことが先決で、霊園にくっついてる火葬もいやだったので、あとは、すみやかにきれいに焼いてもらえればいいからというのがあったけど、女の子なんだから、もうすこしセレモニーぽくしたかったよ、ほんと。当日の日記に書いたけど、あのサイトの写真にあったお花のついたゆりかご、使わずじまいだったじゃん。それに七色のビーズもついてなかったぞ。
でも、病院からもらったお花や、すきなしらすやおさかなやかんずめ抱いていったんだから、いいか。あとから考えたら、はるちゃんはケンタも好きだったんだから、ケンタも買っておけばよかったと思った。
おかあさんが先に皮を食べて、身をむしってちょっと洗って、塩味をとった、白い身の部分を食べるのが大好きだったんだから、おさかなの他に好きなトリニクももたせればよかったな。って、おかあさん自身がもかなりまぬけだったからねって、でも葬儀屋さんにはお金払ってるんだけど。
まあ、これは、おかあさんがそっちに行く時に、おみやげに持っていけばいいのか。
うんでも、担当の人がまぬけで、これで、はるちゃんのお迎えに、とか、うちの姫さまなんだから、ちゃんとゆりかごでお迎えにきてくれなかった不満はあるが、出張費もないし、きちんと収骨の時こまかく説明してくれたり、やっぱり、土に帰すとなると、この珊瑚色(女の子だからかな?)の指輪みたいな数珠と巾着に入ったステンレス製のキーホルダーになってるケースにはるちゃんの骨がすこし入っている「形見袋」が手元に残るのはすごく嬉しいし、ちゃんとした協会の会社だったし、それなりに良かったと思う。
知り合いの人はお寺で火葬だけ頼んだら、やはり向こうも商売なので、戒名をとかオプションをいろいろ言われて、やなきもちになったそう。
ちなみにあとから行政でやったらどうなるか調べたらうちの町は、一般ごみと一緒(怒)。
会社の人に翌日教えてもらった、以前住んでいた市では、ごみ処理場の一角で、3000円で、ちゃんと1体1体焼ける施設があるそうで、市民の誰かが、かわりに名前貸したのにと言ってくれたけど、、骨は当日返してもらえず、やはり、「ただ焼くだけ」ではあまりに悲しいし、やはりこの話を聞く前に、自分で葬儀屋さんみつけてよかったと思う。 これもはるちゃんの台本どおりなのかな。
でも、担当の人がすこしまぬけだったのは、誤算でしょ〜?


「はるちゃんの毛布」を干す。まだミルクのにおいが残ってるのがせつない。それに、青リンゴの消臭剤の香りがほんとに爽やかなのがまた切なくて、ちがう部屋に持って行ってしまった。
はるちゃんの最後のほうはもうおしっこあんまりくさくなくて、つまり毒が体にまわっていた証拠で、それにシートに全部吸わせていたので、毛布はおしっこくさくなかったのだが、なぜかねこのおしっこくさい。こりは、はるちゃんのわけないので、毛布にもぐってくる前にたんがトイレして、きちんとお尻をふいてこないせいだと思われる。うーん。


病院について、お見送りしてくれた介護士さんと最初はるを診ていてくれた女医さんが居たので、御礼のあいさつをする。やっぱり、うるうるしてしまう。
でも、とりあえず、たんの鼻炎はおくすりストップで完了♪検診を受けて、とりあえず、いまは健康上は特に問題がないそうで、、つぎに行くのは2週間後で良いそうで、ほっ。ただ、ヘルペスの可能性がまだあるので、やすみの日は1日3回、ふだんは朝晩2回の点眼と声の調子をきちんと聞いておくように言われる。もうひとつは、体重がたんも減ってる。前みたいに、あんまりがつがつごはんを食べなくなってる。標準からいえば、「健康的なダイエット」ならしてほしいと先生も言っていたが。いずれにしろ、はるが居なくなってから生活リズムも狂ってるのかもしれない。はるちゃんはねこのくせに、生活態度と時間がきちんとしていたからね。


すかす、今日のイベント、津田治彦(新月)のクレジットがすごくうれしいけど、リンククリックして、orion見た人は迷惑カキコの行列見てビックリ・・・だよね、ううううううっ。この掲示板のサーバーのセキュリティに問題があるんじゃないのかなあ・・・。


7時半まで寝た。やすんだ。すこしづつ、元気になってきた。きょうのたんの診察で、果たしてまだ、どんな診断があるかわかんないので、まだ、ユダンはしてないけど。ずっと、ついたんを見ても、はるちゃん、と呼びかけてしまっていたのだが、それもなくなってちゃんと、たん、と呼んでるので、そういう意味では、たんも元気になってきたかも。
そういえば、朝ばたばたしてるときなんか、はるとたんをいっしょくたにして「たる」とかふたりに呼びかけてしまったことが時々あったっけか。
寒くなってくると、明け方降りてきて、ふとんにもぐってくるので、たんも、やっと安心したんだろね。でも、顔をなめるのだけはやめてほしい。


あしたは、たんを連れて病院へ。日比谷のイベントには残念ながらいかれないが、たのしそうで、意義あるイベントだなー。そうそう、そんなに原発が必要であんぜんなら、なら、都心に作ればぁ?って思うようね。土地はまだまだかなりいっぱいあまってるところがあるしぃ。


ほこほこは、わたしが悲しいから優しい魂がきて、ほこほこにしてくれたんだね。弱いわたしのところへ悲しい魂が来るとは思えないんだけど、もしもそうしたらほこほこになってもらえることはできるかもしれない。


生クリームの賞味期限が近付いて来ていたので、昨日頭痛いながら、鍋に入れようと買った加熱用の牡蠣ときのこでパスタ作ったが、つい、いつぞや壜がかわいいという理由だけで数寄屋橋で買ったガーリックソルトをこの間も使って、この塩がしょっぱすぎるのを覚えていたにもかかわらずもったいないと思い使ってしまって同じ過ちを繰り返してしまい、牡蠣のぷりぷりだけは美味しかったが、やはりしょっぱかった(;_:)。自分で作ったのに、完食できず。このソルト、すててしまおうかとおもったがもったいから、やっぱりだましだまし使うしかないなー。ごく少量だとガーリックの風味が出ないのよ。とほほ。


あ、いま「メレンゲのきもち」を見ていたら、昨年夏谷中で偶然入った仔猫と遊んだ「29cafe(にくきゅうカフェ)」がうつってる、って、店名忘れていたんだけどあのときはジュースだけ飲んで帰ってきたけど、ランチには限定熊本郷土料理の、だご汁定食があるそうで、石ちゃんがうれしそうに食べている。そかっ。あのときの姉妹猫が育ってる〜かわいい〜(=^ェ^=)。
結局、寝ないでだらだらテレビ見たり、ネットやってるわたし。
いいよね、はるちゃん?


そうそう、先日着物着てないとぼやいていたが、正直、もう着物を着る事ができるかどうか不安もあった。
12月に、風邪を引いたりはるちゃんが病気になる前は、すこしづつ自分で、細雪ごっこをしつつ、練習を再開し、お正月で自信回復、いざおでかけは着物で、などという計画でもあったのだが、それはすべて水泡に。
最後に着たのが10月の萬斎さん以来で、それも紬だったかお召しだったかなので、それ以前でももうやわらかものをずっと着ていないので、着る自信がなくなっていた。
でも春になったら、もしなにか機会があれば、やわらかものを着たいなとはかすかに思っていた。
と思ってた矢先!前に通っていた教室の「一日復習教室」の通知が来た!来週、町田教室もあるので、いっぱいになっていませんようにと念じながら、電話してみたら、だいじょうぶだった。
ここで、寝て、体力回復して、着物を出してみよう。10月も、着物を出してみる余裕なんかないまま、一番うえにあった着物と帯を着たというありさまだったので、すこしちゃんと見てみよう。すこしづつ、元に戻さなくちゃ。絹がきもちいいから、はるちゃんも着物好きだったよねー。


それでも、新月を聴きながらすこしづつ、エネルギーがたまりつつあるような。あ、きのうランチにおいしいものを食べたし。パソコンまわりすこし整理。作ってもらったパネルを片付けた。これは四十九日とか百か日などの区切りに、出して眺めよう。
いままで、いつもはるが座っていたところに置いていた骨壷を、棚に飾ってある土に還った鬼「清姫」の入相桜の前に置いた。白い覆いと桜の絵の色合いが、実に清潔だ。なんだかあるべきところにやっと落ち着いたようなかんじ。

ちいさな額にいれたはるちゃん三態の写真の前にお水とかりかりかんづめ。額にははるちゃんのあのかわいいふわふわのお花つきの首輪をかけた。寒いので、だいぶ長持ちしていた生花が、すこしづつくたびれはじめてきたので、これはどけて、Aちゃんが作ってくれたブリザードフラワー中心の可愛いいろんなパーツを詰め込んでくれたものをその横に置いた。

あの、ほこほこ体験の意味を知って、でももちろんまだまだ涙は出るけど、悲しみより、ふしぎな嬉しさで満たされるようになってきた。あの一瞬の感覚は、「入ってきた」んだな。あれ、もしかしたら、膝に乗ろうとしたのかな。乗ろうとして、通り抜けてしまったので、じぶんはもうちがう星に行くべきだって、はっきり知って、それで居なくなったのかな。
でも、霊感なんかなにもないわたしに、「感じさせてくれた」ふたつの全く同じほこほこした魂のやさしさに、こんなにくるまれていたんだな。
まだまだ、涙がとまるわけないけど、いつまでも、悲しみに浸っていてはダメだよって、すこし思い始めてきた。


たんは殆ど元気を取り戻しているようで、いつものお調子者になっている。鼻炎のほうもおくすりが効いている。あと声の太さ細さとか呼吸の速さとか、ごはんの量とか、先生にキビシク質問されるので、チェックチェック。口のきけないたんに代わって、おかあさんがちゃんと先生に伝えないといけないのだ。


はるを連れて行ったとき、16年病気知らずだったので、ことの重要性を全く考えておらず、腎不全に対しても、全然勉強もせず、毎日点滴に来なさいと言われ、えー、みたいな渋ったことを言ってしまったころんたに、先生相当むかっと来ていたのを後から思い出した。
お医者さんが真剣にやってるのに、飼い主がいい加減な気持ちだったんだから、お医者さんとしては、怒りがあったのは当然だったろうなと、思い出すと汗。
ついに週に三日の点滴が、毎日点滴になり、毎日病院に通いだし、担当の先生が一人にしぼられ、その先生は自分のおやすみでも、この日は別の先生にひきつぎますとは一言も言わず、時間を決めて「はるちゃんと待ち合わせ」と言ってくれて、その時間だけ、私服でやってきて、私服だとイマドキのオシャレな若者の先生が、私服のまま、おしっこまみれのはるちゃんの世話と治療をしてくれた。
とにかく、一人一人の診察時間が長いので、すでにつらい状態のはるちゃんを、待合室で待たせたくない、というきっぱりとした先生の信条でのことだった。
それがその先生だけなのかどうなのかはわからないけど、診療時間外に、他にも何人かそんな患者さんを診たので、さまざまな配慮がされているのは、間違いない病院だと思う。

やっぱり、最後のこと思い出すと、涙がとまんないや。
でも、最後あんなにきれいにしてもらって、ケーキの箱みたいなひつぎに、新品のタオル敷いてもらってパンジーの花添えてもらって、お支払いしようとしたら、要りませんときっぱり言われて、ふかぶかとお世話になった先生おねえさんたちにお見送りしてもらって、翌日はるちゃんにお花までもらって、悔いはない。
きのうも美容院でこの病院のこと話して、じぶんも実家で飼っているし、いろんなお客さんから話しを聞くが、そこまでしてくれる病院の話は聞いたことがないと言っていた。

現実、以前住んでいたところにかかっていた病院は、ただ近いだから、そして立地もいいし、へたくそなわたしの車庫いれでも、車がとめやすかったりと、そんな理由で行ってたんだ。
あまり大事に扱ってもらってなかったと思う。入院中面会なんかさせてくれなかったし、お迎えにいくと、そういえば、はるもたんも新聞紙のニオイがしていた。シーツじゃなかったんだ。
たんのあたまに膿がたまって、手術したんだけど、すごくへたくそで、縫い目がずれてるし。だから、いまだに毛がへんな方向になってるし、あたま撫でるすこしでこぼこしてる。
料金だけは高くて、なんかそれは、あそこの病院は高い、という評判だったような。そういや、自社ビルをあっという間に建てたもんね。引越しして、いまの病院に行って、料金がやすいのにビックリした。
それでもうちから近いし、カルテがずっとあるからで、他を探す事なく、なんとなくそこに通っていた。たんの鼻炎は一生治らないって、言われたっけ。なんか思い出すとハラたってきたな。
まだあそこに住んでこの病院に通っていたら、はるちゃんは年内に行ってしまったかもしれないし、じぶんのなかで、なにかしら、納得できないものを抱えていたに違いない。

今、通っている病院は、獣医さんが9人もいるし、必ず毎日ミーティングが開かれている。
ただ、以前の病院は、何人かの獣医さんはいたけど、あくまで院長先生の家族が病院内を、うろうろするような個人病院で、院長先生の考えひとつで診療も決まるのだろうし、どちらかというと、血統書つきのわんこのトリミング中心に経営が変わっていったようだったので、それは、それを知りながら、通っていたんだから、飼い主の責任で、病院は選ぶべきだね。すくなくとも、ここにかかっていたときは、いのちにかかわるような病気には、どっちもかかっていなかったので、よかった。
しかし、再び風邪っぽいが、12月からひいた完治にちょうど1ヶ月かかった風邪のとき、ついにころんたは、自分が病院にかかることはなかったのだった(爆)。


今日もなにもせず、一日寝ていよう。やはり風邪っぽい。でも、この無気力はなんだろう。
これをはるちゃんが行ってしまったから、って言い訳したらいけないんだろうけど、まだ、なにかエネルギーを放出する気力がない。まあその、この東洋占い によると今は、慌てず流れに任せる、それに、何かに守られているふしぎな安心感があるとのことで、はるちゃんがに守られているんだから、その2月7日以降の28年に一度訪れる前世のターニングポイントの年だそうで、また波乱万丈になるらしい^^;。逃げずに立ち向かえだって。なんかいつもそんなんばっかりみたいな気がするけど、だから、いまはちょっと充電中でいいか。

なんだかんだ言いながら占い好きで(基本的にヒマなのかも)、星座の占いだと、かに座は、ついひとつのコミュニティ(mixiにあらず)の中で、人間関係を完結させて満足しがちだが、今年はそのカラから出て、新たな関係を築かないといけないそうな。 いろいろ生年月日で占うやつとか見ると、でも、ぜんぶおんなじような世界を発展させて「次のわたし」へ、行く年らしい。はるちゃんの死も、なにかそんな暗示があるのだろうか。
そういえば、今年はまだおみくじ引いていないや。昨年ひくおみくじ大吉ばかりで、どこもおみくじは大吉しか入っていないのかなと首をかしげていたが、ジェットコースターのようなあの昨年が大吉???
落ち着いたら、神社に行ってみよう。

そうそう、わたしのかに座の守護星が「月」だって知ってた(誰に向かって言ってるのだろう)?そして、火、風、地、水のなかの「水」だった。
勝手に新月ファミリーメンバーのも調べてみたりして。
そしたら、新月メンバー、しし座は太陽で火、おとめ座は水星で地、いて座は木星で火、やぎ座は土星で地、へー。新月は、火と地でできていたのか。

そして、新月メンバーに新月以前から深くかかわるメンバーの、うお座は海王星で水、みずがめ座は天王星で風と、新月メンバーとは異なる水と風が、常につきそって、クールダウンしたり、なにかをあげたり、休ませてあげたりしてるのかな。おもしろ。


はるちゃんの、いっぱい作ってもらった写真のパネルだらけだけど、自分で額に入れた写真をひとつだけ残して、やはり、片付けることにした。四十九日に出してみよう。もちものがほんとに少ないはるちゃんだったので、首輪を見て、それからやっぱり眼の前に飾ってある「入相桜」の額の絵葉書を観たほうが、はるにはいいだろ。もちものにまったく固執せず、シンプルを信条としていたはるだからね。


迷惑書き込みにレス?がついたのは初めてみたのお。こんなたのしみ方もあるのかも・・・って、50も100もあったらたまらんね。新月掲示板には最近ナシ。
だからあ、ワーダさん、って、つい突っ込みたくなるけど、ころんたがorionにカキコしない(自分で勝手に決めたんだけど)オキテがあるのだった。
時間の経過で、おもしれー。しかし、ころんたもヒマなおたくよの。


いつも反対側で用事すませるだけで、海岸どおりに来たのは数年ぶり、手作りパンの店が出来ていたので入って、パン買って(ついどこに行ってもパンを買ってしまうのだった)、いろんな輸入雑貨のお店があったので、いろいろ眺めるが食器とかあまり買う気がしなかったのだが、イタリア製の可愛い毛糸のマフラーを見つけ、これが半額でらっき。
すかす、歩きながら目痛、頭痛、咳がどんどん。かなり厳しくなってきた。こ、こりは、到底、当初の予定の鎌倉やら、思いつきの武相荘など行かれる体調では到底なかった。
結局駅ビルをふらふらし、食材をいろいろ買いこみ、電車バスではなく、1時間に一本のバスがあったので、ドアtoドア?ではないが、これもすごく久しぶりにバスで帰る。
このほうが、交通費高いのだが、きっちり1時間、プチ旅行みたいでおもしろい。この住宅街の中バスがこんなふうに曲がっていいわけ?とかそれがどんどん山の中に入ってきて、竹林が民家の裏にあったり、古びた小屋みたいなところに、神に悔い改めよとかはりがみがあったり、停留所の名前になぜこんな山のなかに「浜」ってつくのかなとか、いろいろ景色みたりそんなことを考えながら、過ごすのは楽しい。
うううでも目と頭いたい。だったら、こんなにえんえん日記書くなって?


ちょうどお昼になったので、ふと、そうだ、何年かぶりに、「通りすがりの人」に教えてもらった、アッシュ・エムにひさしぶりに行こうと駅の反対側の海岸側に降りて海岸どおりを歩き出す。
さいごに来たのが会社の人たちといっしょだったので、数年ぶりか。
そのころ、平日のランチタイムは、奥様たちのグループで、いつも、満席と聞いていたので、とりあえず行ってみて、ダメなら諦めてほかのところに行こうと、入ってみた。そんなグループやかぞくづれやおひとりさまおふたりさまがちらほらだが、満席ではなく、カウンター席が空いていて良かった。さむいからかな。でも、あとから、何組か途切れずお客さんが入ってきたので、相変わらずおいしい人気店にはまちがいないようだ。

スタッフの間ではぎれよく「ウイ、ウイ」のお返事が飛びかってる。何に対してのウイか、ころんたにはわかんないけどねー。
カウンター席に案内され、シェフ自ら、カウンターは足元が冷えるのでとひざ掛けを持って来てくれる。お店の雰囲気も相変わらず明るくてすてき。
そば粉のガレットか、レディスランチか迷ったが、結局、いろんなおかずがちょっとづつ、ワンプレートにいっぱい入っているレディースランチにした。大根やかぶの白い野菜のポタージュ、パンが、まず出てきた。ここはたしかすごくお野菜にこだわっていた、と思い出す。
ワンプレートに、今日のおすすめが白カブのスライス2枚で、これがものすごく甘くて美味しい!!プチトマトとチーズが楊枝に刺して添えられたクスクスとポテトのサラダ、細切りにんじんのサラダがまた甘くて美味しい、黒豆のサラダが繊細で複雑な味だった、トリニクのハーブ風味の燻製に、ターメリック風味のヒキニクプチパスタ、グリーンサラダがまた塩がすごくおいしい。ひとつわかんなかったのは楊枝にさしたふわふわしたポテト?ではないふたつのボール状のもの。
パンプディングにクリームとチョコレートソースが添えられたデザートに、紅茶はアッサムティーがたっぷり2杯分で1500円。美味しかった〜。へるしーだったし、まんぞくまんぞく。
次回は絶対に、「そば粉のガレットランチ」にしようっと。
紅茶はもっっぱら家ではアールグレイばかりなので、ひさしぶりにアッサム飲んでほっとしたなー。もう二十年くらい、いつしか自宅ではアールグレイなのだが、これにはまる前まではアッサムばかり飲んでいたっけ。


美容院の女の子のところのにゃんも、昨年、2ヶ月間の壮絶な闘病の果てに行ってしまったそうで、彼女のお母さんが毎日点滴に通ったそうだ。猫エイズだったので、はるちゃんよりはるかに、すさまじい様相だったと想像がつく。ううっ。
髪をカットしてもらいながら、ペット話で、でもわたしが言おうと思っていたことを先に「ペットを飼ってるつもりだけど、実は飼われて守られてるんですよねー」と言われて、うんうん、うれしかった。


風船につけて空に飛ばした小学生の手紙が、15年後にお魚の背中にくっついて、海から届いたんだって。その子は大学生で感激してたって。いいね。おっと、でかけなくちゃ。


ちりとてちんの「たち切れ線香」、和久井映見ちゃんかわいい、それから、松重さんが、手を息であっためてあげるとこ、泣いちまっただ。朝ドラ見て泣くようになる年になっちまったんだなー。


夜中に泣いて歩いてる猫の声に耳をふさぎたくなる。それははるちゃんのかわりじゃないのとか、考えるひともいるかもしれないが、はるの性格的にありえないし、現状、その猫の面倒を見ることは不可能。うちじゃ飼えないからダメ!!の強い拒絶のメッセージを送る。なんにもできない。でも、責任まっとうできないのに、中途半端には手をだすことは絶対に出来ない。


やっぱり美容院にだけ行って帰ってこよう。武相荘に行くなら、「出たついで」ではなくて、ゆったりと行こう。まあ、きょうものすごく寒いのもあるけど^^;。行くからには、やっぱりフレンチおべんとも頼みたいな。今回は誰かと連れ立って行くつもりはないのだが、おべんと、おひとりさまでも受け付けてくれるんじゃろか。昨年4月に行った時、突然の雷雨で竜神さんが天にお帰りになったんだっけ。間一髪で、駅に着いた途端だったから、着物濡れなくてすんだんだよね。そういえば、これ以来、あとは10月の萬斎さんの狂言で一度着ただけで、あとまったく着物も着ていないような。
たんちゃんはおくすりのおかげで鼻炎は大丈夫そう。元気も、ねこじゃらしで遊ぶほどだいぶ元気になってきたし。でも、やはりちょっと出たくないのは、へんな疲れが残っていて、体調いまいちなのと、「はるちゃんがいない」ことを除いてなにもかももとどおりになるのが、こわいのかもしれない。


お医者さん任せだけではなくて、ねこの腎不全のことを、もっときちんといろんなこと調べてればよかった。
行ってしまったあと、あんなお留守番用の厚いシーツや、お水が届いても、もう遅くて、人間ですら腎臓の病気になってしまったら、透析を受けなければならないのだから、そして、ねこのそんな透析治療などあるわけはなく、助からないことはわかっていても、せめてもうすこし、つらいめを少しでも軽減できる方法をみつけることができたのに。
ホルモン治療もたしかに「元気」にはなった。でも、「気持ち悪い」がさらに出てしまった。これもわらにもすがる治療だったんだけど、いま後悔してる。でも、しなかったら、もしもしていたら元気になったのかもしれないという後悔をしていたに決まってる。これもエゴだ。
ただ、ほこほこのことを教えてもらって、それから、やっぱりあの前日の至福のはるちゃんのお別れを思い出して、うん、わたしとはるちゃんとの16年半を思ったら、はるちゃんは、ぜんぶ背負って、行ってくれるつもりだったんだから、、介護も治療もダメダメで、寝返りうたせるときも、うまくできなくて、はるちゃんは、もぉー、おかあさんはなにやってもダメなんだから〜って、しかたないなーと思いこそすれ、怒ったりしてるわけがないんだよね。
はるちゃんは、あんなことやこんなこと、全部話聞かされて、全部知ってるんだもんね。


ほこほこ。はるちゃんは行ってしまったあとも、ころんたを幸せにしてくれたんだね。父があぶなかったときのおばあちゃんも、そうか、わたしのカラダをすりぬけて、父のベッドに向かったんだ。それから、良くなったんだから。
そうか、そうだったんだ。


あしたは、昨年からの予定だと、M子と鎌倉に行く予定だったが、それはなしに。
でも、美容院には行ってこよう。出なければ。でも、お寺がたくさんある鎌倉には行きたくない。
はるちゃんと、たんを置いて、どこにも行きたくない、のだが、あたまのどこかでは、もとどおりにならなくちゃって、思う。
昨年の春以来、けっきょく行っていない武相荘がふと浮かぶ。武相荘なら行かれるかもしれない。あそびでもなんでも、「なにか」をしていないおかあさんを、はるちゃんは、きらいかもしんない。


まわり、はるちゃんの写真だらけ。パネルにしてもらったからなんだけど、生身でないのがどんどん、わかってくるのでつらい。かたづけてしまって、それから時々眺めようかな。等身大のおなじサイズのはるちゃんがここにいるのが、かなりつらい。


たんに、はるが使っていたペット用ゆたんぽ2つとカピバラさんゆたんぽを当てて、会社に行くのだが、もちろんはるにでも、病気になるまでは、こんなことはしてなかった。
昼間、寒ければはるちゃんは「はるちゃんの毛布」にもぐっていたし、たんは移動しながらあったかいところで寝ていて、帰ってきてから部屋があったまって、夜、おかあさんが寝てしまってから、寒くなってきたら、はるちゃんは、下に降りてきて、寝てるおかあさんのあたまたたいて、ふとんに入れなさい、と命令して、冷え切った体をもぐりこませてきた。それからふたりでがっちり抱き合って寝た。
たんは押入れで寝るか、あしもとで寝るかで、むろん、さむいのきらいでも、夜寝るとき、部屋に暖房なんかしてないし。
うーん。すこし甘やかしすぎというか、鼻炎のことは別として、虚弱体質になってしまうのでわないかと、こんどはそっちがしんぱい。
ゆうべは、たんが夜中に来て、一緒に寝たのだが、途中、気温が上がってきて暑くなり、たんも暑かったらしく、いつもはるが寝てるのと反対側のむきで、それまで寄り添って寝ていたのだが、朝起きたら、おたがい、背を向けて寝ていた。


わたしが購入したH4Oペットは、良く読んだら、べつにペット用の水ではなくて、人間用の健康水を、単にペットの飲みきりサイズに小分けして販売されていたものだった。ただ、はるがくるしんで行ってしまった当日、これを飲んでねこの腎不全がよくなった、というのをネットで見つけて、間に合えばと、注文したもの。いまはたんが飲んでくれればいいと思ったが、自分でも飲んでも良いわけか。あの日に行くとは思わなかった。すでに間に合わないなら、ネットやってる時間、はるのそばにいてあげればよかった。
お留守番用のペットシーツもOちゃんにあげたのを、彼女が少しづつ持っていくというので、開封したのを初めて見せてもらったが、確かに市販のものより、吸水部がぶ厚い。もっともっと早く、見つけるべきだった。もう、こんな後悔しても遅いんだけど。


会社で全然関係ない話をしてるときはいいけどね・・・。
ものすごくひさしぶりに、かつどん食べて元気だそうとしていたが、とんかつやさんと、はこそばとどっちするか、一瞬考えたのだが、時間がきょうのおひるはなかったので、すぐに出てくる、はこそばにはいり、なんか、値段変らないまま、たくあんとオミソシルがおまけにつくようになった代わりに味が、かなり落ちていた。ううう。こんなべしゃべしゃなふにゃらけたかつどんではなかったのにぃ。ううう、まずいと悲しいのだ。
やたらチョコレートを食べている。まあ、ぜんざいなら独り占めだし、仕事中に食べられないけど、チョコなら、みんなに分けながら、仕事中に堂々と食べられるからね。甘いものはやはり落ち着くのかな。でも、まだ落ち着かないので止まらないや。
風邪がめぐりめぐって?さいごにひいた人がおなかにくる風邪でやすんでいたのだが、出社してきて、まだ菌も、活き活きと部屋に生息してる。きょう再びあたまと目がいたいわ、咳はでるわ。もおかんべんしてえ。


ふぬけがつづいてるけど、まだいいんだよねー。どこに行く気もしない。あ、しごとはいかなくちゃ。


ひとつの歌の終わりに。
きのうAちゃんがはるのために作ってくれた、お花やいろんなパーツがぎっしりつまったアレンジメントにぽかぽか。それから、子供のころ飼っていた鳥とか小動物が死んでしまったので、それ以来トラウマでペットが飼えないというおぢさんが作ってくれたはるのパネルが、プチ美術館みたいでうれしい。
梅が咲き霜が去ったら春風と。
土に返してあげなくちゃ。土に早く返してあげたほうが、輪廻転生が早いらしい。はるちゃんは、なにに生まれ変わるのかな。それとも、ころんたが遠い星に行くまで、待っていてくれるのかな。
せめて今宵は。
たんに気を遣って、たんがベッドで寝てしまったので、はるの骨壷をお膝に乗せてパソコン。つい生きてる時みたいに、抱きしめて撫でてとんとんしてしまう。ほんとうにいいこだったから。
ここ読んで気味がわるいと思ってるひといるかもしんないね。でも、いいの。
YouTubeのジェネシスのMusical Boxを観る。テレビで放映されたとき、はるちゃんと一緒に観たねー。


たんちゃんの調子が、落ち着いていることがなにしろ一安心。ふと気づいたけど、あちこちにつめとぎを置いてあるのだが、それはそれぞれのもちものらしく、むろん、はるはたんの爪とぎを使わなかったが、はるのものをなんでも横取りしていたたんなのに、たんも、はるの爪とぎだけはぜったいに使わない。
はるがそのなかで行ってしまったキャリーバックと一緒に、はるが使っていた爪とぎは、撤収しておいてあるが、もちろん、まだ棄てる気はない。やはり3月3日に土に返してあげたほうが良いと思うので、この日を過ぎたらこういうものは、残ったたんのためにも、ちゃんと整理しようと思うが、いまは、まだ。
たんはおしゃれなので、いつも毛づくろいにげんこなめなめが欠かせないのだが、はるの介護以来かまっていなかったので、様子もみていなかった。いままた、けずくろいもしていたので、やれやれ。病院の先生からかなりきびしく、たんのチェックを言われているのだった。


お正月すぎから歩けなくなってしまい、それから寝たきりになって、風邪のおかげで、7日まではいっしょにいることができたけど、それから、垂れ流しで、なのに一日仕事で家をあけて、途中歌舞伎のチケットわたしで、半日以上家をあけて、つききりで介護できなかったことを思い出すと、はるちゃんごめんねで、かわいそうで、行き帰りの電車バスのなかで、やっぱり、まだ涙がでてくる。でも、今日みたいに寒い日に、寝たきりで12時間も動けないのに、ペットシートに垂れ流しのまま、おふとんに寝てるはるちゃんが、まだ居たら、どれほどくるしいか。だから、はるちゃんはぜんぶ持って行ってくれたんだってば。 それを言いに朝、来てくれたのにね。まだわかってなかったなかったから、きてくれたんだね。


きょう1月23日には、お地蔵さんの日だ。だから、朝はるが来たのかな。でも、それは何百分の一秒くらいで、それも、おかあさんに甘えにきたんじゃなくて、な、なんかあのはるのきっ、とした目で裁かれてるみたいな、「なにやってるのおかあさんは〜」って、叱咤みたいなふんいきを感じた。
ネット見てて、夢のなかで会いにきてくれたきてくれたとか、そうそう、お涼さまの体験談にも、窓から入ってきて、おふとんのなかに入ってきてくれて、なかで尻尾さわったら、鍵のかたちにまがっていた、まちがいなくあのコだ!って、確信したという作品を思い出して、ほんとにほんとに、こんなひとたちが、うらやましくて、いいないいなって、今日も思ったんだけど、やっぱりはるちゃんは、生きてる間、前日に、片手を腕に乗せてくれて、じっと見つめてくれて、あんなにおかあさんを幸福にしてくれた「おわかれ」をしてくれたので、行ってしまったあと、言い残したことはもうないんだから、そんなふうに、来る必要もないんだね。


へんなの。ふたたびぽっかり穴があいたみたい。遠い星にいるのはわかっていても、「そばにいない」寂しさを実感するようになったのかもしれない。きのうたんは一緒に寝にこなかった。いま、じぶんのあったかいベッドでげんこ舐めているので、安心したのかな。おくすりが完全に効いて、体調もよくなったんだな。
う、めそめそしてたらはるが、よこにきた。



おさしみやら白子ぽんずやら手羽先やら。焼きオニギリおいしかった。
白子はてんぷらも頼んだら、おまけにブロッコリーのてんぷらもくれて、サラダもおいしかったなー。あさりは鬼!あさりのにんにくバターでスープおいしい。ねぎとろまきに、焼き鬼ぎりの巨大なことで、2こで一人前でオミソシルつきだったんだけ、2人前にしてよかったね。でも、お魚のたぶん生だしが品よくでているオミソシルをこれもサービスで4人分つけてくれてうれしかった。
4人でにゃんこわんこの話して3時間で、すこし元気になった。たっは元気。おくすりもさぼらないで飲んでいるし。いまはたんがたよりだからね。


電車バスのなかが、あぶない。 このあいだから、はるちゃんの写真をプリントアウトしておいでと、言ってたおぢさんに、はるの写真いっぱい渡したら、いろんな色の紙使ってなんまいもパネルを作ってくれた(;_:)。Aちゃんは、おうちで、はるちゃんにとブリザードフラワーのアレンジメントを作ってきてくれた(;_:)。赤いバラを中心に木の芽やくだものや、白いねこだったからとねこのしっぽみたいなふさふさを、たくさん入れてくれて、可愛い。はるちゃんを直接知らないひとたちが、はるちゃんにやさしい。


たんの様子次第で、きょうの会社のひとたちとの食事会をどうしようかと思っていたが、おくすりが効いたかきのうは早い時間からずっと一緒に寝ていたからか、それともお水かペンダントか、たんは大丈夫!はやく気づいていればもっとはるにたくさんしてあげたかったこと、できなかったことを、いまたんにしてあげて、これが相乗効果で良くなるならいいな。


ながくペットと付き合っているひとたちは、経験的にペットに守られていることを知ってるんだなーと思った。はるちゃん膝のうえでずっところんたになんかわからない未来を見つめて、じぶんがもっていこうと決意したんだな・・・。


しらす、かつをぶし、トリニクの水煮スープ、チャオのかつをぶしいり、かりかりをお供え。食べに帰ってきてくれるかな。ほんの一瞬だけ来たような気もするけど、うーん、はるちゃん、なんかもう、関心ないみたいな気もする。あとはもう、生きてる者の自己満足かな。はるちゃんの、まっしろでさくさくふわふわなのに、触るとひんやりとした毛の感触を思い出す。冬のパソコンははるちゃんが膝にいるのがあたりまえだったのだが。あしもとで、ねこベッドでたんがはるちゃんが亡くなる2日前に買ったペット用ブランケットをかけて寝てる。でも、はるが元気なころとちがって、なんだかちがうなー。こんな寝方をしていたかな・・・。


悲しい事は悲しいのだから、それは封じ込めない。でも、あしたから、きちんとまた、現実も見ていこう。


いっぱいいろいろ。はるちゃんのことで、痛みを知ってるひとたちが、どれほど人に優しく出来るのか、知ることができた。はるちゃんからの贈り物だと思う。


きのうの、カラダがあったかくなって、はるちゃんはもうここにいないとはっきりわかって、あとは新月日記に書いたけど、ぜんぶぜんぶ、はるちゃんの台本どおりで、はるちゃんがみんな持って行ってくれたんだ。だから「はるちゃんが許してくれた」なんていうのは、はるちゃんに失礼なんだ。あの「お別れ」は、はるちゃんは、安心していい、と言ってくれていたんだ。風邪をひかされたのは、全然ちがう理由だったんだ。外に行ってなにかわるいことに遭わない様にしてくれたんだ。そうか、そうだったんだ。
きょうは初七日なので、あとで、いろいろ買ってきて、お供えをしよう。しらすは絶対に欠かせないね。あのさいごに見せてくれた「ちょうだい」のポーズが、忘れられない。
でも初七日前に、いろいろころんたに教えてくれたんだね。しかし・・・今日はずっと前からおやすみにしていたんだけど、ちゃんと初七日がおやすみになるようにして、これも台本どおりだねー。はるちゃん。
いないことはまだ悲しむけど、まだ泣くけど、もう嘆いていてはいけないんだ。はるちゃん、ありがとう。
ふぬけになるのは、今日の初七日までにするね。はるちゃん。orionにまで、はるちゃんへおつかれさま書いてもらって良かったね。
はるちゃんのおかげで、素晴らしい人たちとの出会いがあって、またさらにそれを再認識できたよ。まったく、すごいねこだね、はるちゃんは。


はるちゃんに、ファンの方からまたお悔やみをもらってうれしい。痛みを知ってる方はみな、ほんとうにやさしい。また涙が出てしまった。


かまちんは、近寄りがたい雰囲気だったけど、HAL(ギターの関係で、やはりHALバージョンで演奏されたそう)の曲を聴いてうれしそうに去っていかれたそうな。やっぱり、ハニフラで話題騒然だったそうな。どんな演奏だったのかは、演奏者かなり納得いくものだったらしくレポート待ちだけど、崩壊してるので、レポートはもちっと先かな。
しかし、作品のちからはすごいな。30年ほとんど耳に触れる機会がないまま歳月を経た作品が、いまになってこうして、ファンの耳に触れ、作者の目の前でファンによって演奏される日が来るんだから。


今日は一日寝る。とにかく寝る。たんはおくすりが効いて、鼻炎はすこしおちついたみたい。一緒に寝たり、たん、たんと言って、昨日病院にも連れて行ったので、そういう意味での元気は多少もどってきたみたい。先日から、ずっとつらい泣き声をあげながら、うちの周りを夜中から明け方にかけて歩き回っているねこがいる。辛いけど、いまのわたしには、いま残ったたんのことでせいいっぱいで、責任がとれないので、ぐっとこらえてやりすごす。ごめん、うちでは無理です(>_<)。よそに行って〜。


あー、新月日記にも書いたけど、ほんとにもう、はるちゃんここにはいない!これって寂しい感情ではなくて、なんだか体がぽかぽかして、すごくうれしいきもち。なにこれ、はるちゃん???


たんは、いまは薬が効いていて、つまり、飲んだふりしなくてちゃんと飲んだらしいので、安定。力強いたんにくすり飲ませるのは大変だけど、がんばる。きょうのROSEさんのライブは残念だったけど、あした、そういえば、真にほんとに「やすみ」だなあ。はるちゃんの写真整理しよう。


いっつもはるが居たところはこのパソコンの台で、ここははるちゃんのお食事テーブルでもあって、トレーにごはんとお水。ごはんいれは、たんとあんまり区別はなくて、みんな100円均一のキティちゃんとかプーさんとかブラスティックのおわんで、はる用のトレーは海が見えるベランダににゃんこが寝そべってる絵が描いてある。ちがうのは、ここにお花があって、白い覆いの骨壷があることで、でも、つい撫でてしまうな、骨壷を。はるちゃんはもう、ここにはいなくて、遠い星にいることを認識しなくちゃいけないんだけど。葬儀屋さんがくれが「形見袋」の意味がわかった。骨壷埋めてしまったあとに、ちいさな骨が入ったキーホルダーと袋と指輪みたいな数珠が手元に残るんだね。まだまだ、喪中なんだよね。だから、まだ、うじうじしていていいんだよね。とくべつなねこ、だったもん。


とにかく、まだ、21日の、はるちゃんの初七日が終わるまでは、ライブなどとんでもなくて、なんにもしてはいけないのだった。はるもたんも、ちょっと上向くと、いいかげんに糸のきれた凧になるおかあさんに、かなり怒ってるのかも。
そういえば、会社で、いぬねこ飼ってるFちゃんAちゃんOちゃんといろいろ話しを聞いてもらってたのだが、忘年会は、本来は、Fちゃんのストレスを解消する会のはずが、酔っ払ったAちゃんが、えんえん一人で自分の話をしてしまい、肝心のFちゃんは「いいの」と言ってなにも発散せずじまいだったのだが、ふだん、じぶんから何かやろうとか主張しないFちゃんが、珍しく、「新年会とは言わないけど、みんなでごはん食べましょう。でもころちゃんが元気になってから。でも来週やりたい」と言ってると、二人から聞く。来週って、指定してきた日は数日後じゃん。
どうやら、辛抱強いFちゃんもついにストレス限界に来ているらしく、言ってしまったらおしまい、でも、もういわないと耐えられない、飽和状態にきているのは想像にかたくないと3人で話す。
まあ、原因が何かは知ってるし、女性同士の仕事のペアで、悪い人ではないけれど「合わない」のは、かなりつらいと思うし、では、わたしたちは、その人のわるぐちを言わずしていかにFちゃんのストレスを解消するか、を3人で考えつつ、ころんたさんが元気になってからにする?と聞かれて、わたしは、まだ到底宴会などやる気は起こらないけど、そういえば途中はるちゃんにもらったおやすみで「煉瓦亭」の牡蠣フライ以来おいしいものも食べてないし、またおいしいおさかな食べることが元気になると思うと話して、Fちゃんの指定した日に、「食事会」の名目で集まることにした。
で、この日は初七日明けだから、大丈夫と思ったので、つまり、初七日あけたらで、それに、会社のFちゃんのために集まるのだからはるちゃんも、許してくれるという事らしい。


なんどもおんなじこと思い出して、泣いてるけど、いまはたんを見なくちゃ。はるちゃんが、わたしのところに来てくれるんじゃないかなとか思っていたけど、全然、そんなけはいすらない。よく考えたら、もうはるちゃんは、たくさんの新月関連のわんこにゃんこのせんぱいたちと一緒に遠い星にいるのだった。
「本当のおかあさん」とは会えるのかな。会えなくても、おかあさんねこミーちゃんにかわいがってもらっているし、寝相が悪くて落っこちてるドジねこせんぱいもいるし、ちがう星での暮らしがあるのだった。
それに、はるちゃんは、病気の姿より、1ヶ月前までの美しい姿の方を思い出してほしいよね。はるみたいに綺麗なコはほかにいないもんね。いつもそう言っていたもんね。


はるが亡くなった日に注文して、あとから届いたどうぶつの病気が治るペンダントを、じぶんでしていたのだが(たしかに肩凝りとかだいぶ楽になったような?)たんにしてあげる。あと、おなじ日に注文したH4Oも今日届くので、たんに飲ませてあげよう。はるが膀胱炎になった段階で、もっと真剣にいろいろお医者さんと並行していろんな方法を試すチャンスは、あったのに。悔やんでも悔やみきれないことがたくさんある。

垂れ流しで、シーツの色があの真っ白できれいなはるの毛をへんな色に染めてしまっているのがとれないくやしさや、おむつしてるはるを残して仕事に行かなければならなかった日、おむつやめて、あの真っ白な毛をぜんぶ刈られてしまい、床ずれが治らないままの痛々しい姿や、どんどんやせ細っていくのに、一緒に居てあげられなくて、まる一日仕事で、なかなか早く帰れなくて、おしっこにまみれていたはるの姿を思い出して、みんなは、ころんたさん介護やってたよと言ってくれるけど、全然、なにもしてあげられなかった。はるちゃん、つらかったと思う。わたしはただ、点滴に毎日行っていただけだもん。
でも、先生は、さりげなく飼い主の仕事の状況聞いて、夜は拭いたりドライヤーかけたり、きれいにしてあげるのは病院でやりますからね、と言ってくれて、無理をするようなことは強いなかった。ただ、毎日点滴に来る事だけは、飼い主としての義務として、暗黙のうちに課していたかな。待合室でも、しぜんにいぬねこのおとうさん、おかあさんが「毎日点滴」って言ってるしね。
前日に、最期のおわかれに、じーーーっとおかあさんを見つめていたはるちゃんは、勝手なおもいこみだけど、許してくれてるみたいだった。病気になってから、はるちゃんと過ごして、あれほど至福の時はなかった。で、それが最後だった。翌日はるちゃんはくるしんでいた。でも待っていてくれた。先生は最後を一緒にすごせたことを、あらためて、良かったですと言ってくれた。でも、くるしいはるちゃんがかわいそうだった。


正直BIBLE BLACK、かなり良いそうなので、ワンマンでもあるし、楽しみにしていたのだが。そのために、昨年から、明日休みにしていたんだもんね。でも、ROSEさんにお詫びメール出して、かえってたんをねぎらってもらってしまった(;_:)。うん、ライブはまたあるもんね。月兎も年末でやっと初めて行かれたんだし、水鏡もそういえば2006年4月以来行かれてないし、なかなかうまくはいかないのだ。「夕掛け」はMUSEAではもう発売になっているけど、国内発売を待つ。


主治医の先生にいろいろやさしいことばをかけられて、うるうるきそうになる。残ったひとりは、ひとりいなくなると、仲良しでなくても「競争相手」がいなくなって元気がなくなったり、飼い主の気持ちを敏感に感じ取ってしまい、元気がなくなる場合があるそうだ。
たんははるちゃんを苛めていたので、はるが行ったあと、それを責めるようなことを言ってしまったかもしんない。

たんを病院に連れて行く前に、かなりたんの鼻炎がひどくなり、くるしそうだった。このごろ、得意のねこサッカーもやらないし、かなり元気がないとは思っていたが、先生に診てもらったら、ねこカリシウィルス感染症の可能性もあるので、かなり鼓動が早く、呼吸の乱れ等ちゃんと様子を見るように、もしこれに感染して、いると、肺炎になる可能性もあるので、ようすをみて、レントゲンを撮るとのこと。火曜日までぼくは出勤ですから、万が一すこし早くなったら、すぐ来てくださいと、かなり真顔で言われる。えっ。
いまは、たんがたよりなので、ちょっと元気がないからお礼がてら病院に行くつもりが、ふたたび、ぼこっと心に穴があいたみたいになる。体重は5.5キロだった。6.2キロあると思っていたが、それは昨年の数値ですでにその体重になっていたとこのこと。
あそびの予定入れすぎて、はるちゃん行ってしまったんじゃないかと思い始めてきたし、とにかくおかあさんライブには行かないからとたんに言って戻ってくると、なぜかすこし元気になったみたいなたん??やっと自分に関心がもどってきたからか?
とりあえず、はるの初七日までは派手なことしてはいかん、というのがわかった。


お礼を兼ねて、たんを病院に連れて行かなければ。ROSEさんのライブにもなんとか行かれるかな。むりに元気ぶろうとしてるかな。まだ、張ってる気がゆるむのがこわいのかな。


あけがた、たんが泣きながら来て、はるの場所と反対側のおふとんにはいってきた。はるちゃんが「いいよ」って言ってくれたんだね。しかし、6.2キロの体をぐいぐいおしつけてきて、朝になって、また、ころんたは枕の端におしやられ、たんがふとんと枕のどまんなかに寝てるってどおいうわけ。前とおなじ、だ。


ふぬけというのは、なにもしていない、ということで、ただ、こうしてだらだら日記を書いてる。ただ、なにもしていない、ということは日記さえ書かないのだろうから、なにかしてるふぬけなのかな。なに言ってるんだ。うんと悪くなるまえに、もっと早く気づいて、いろいろ調べて、もっと、いろんなことしてあげることができたのにな。はるちゃんに、なんにもしてあげられなかったな。
なのに、はるちゃんのおかげで、いろんな人に優しくしてもらってる。だから、はるちゃんに、ずっと面倒をみてもらってる。真夏除いていっしょにずっと寝ていて、特に真冬ははるちゃんと、がっちり抱き合って16年過ごしてきたので、いま、すごくへんだ。
寝たきりになってたはるちゃんとも、向きははんたいだったけど、腕まくらはもうできなかったけど、一緒に寝ていたんだから。でも、見送った人はみんな同じ思いをして、それ乗り越えてきてるんだよね。でも、はるちゃんがいない。へんなの。


きもちはすごく、あしたROSEさんのライブに行きたいな、ワンマンだしなー。でも、病院にお礼にも、昼間行こうとおもっているのだが、たんちゃんが、やはり元気がなくて、得意のねこサッカーもやろうとしないし、鼻炎が復活してる。診察もしてもらわねば。正直、じぶんの体調も、へんな疲れ方してる。あしたきめよう。
もう、はるちゃんの骨壷抱いてうちのなか、あちこち移動するのはやめた。はるちゃん、もともと抱っこはきらいなねこだったし。でも、パソコンやるときの、お膝のうえはすきだったから、まだそれはしてもいいよね。いまは寒くて冷たいから土には埋めたくないけど、はるちゃん、四十九日がおひなまつりの日で、すこしあたたかくなっているだろうから、土に帰るのが自然かなと、思うようになってきた。


迷惑書き込みおいたわしや。時々まとめて50以上くらいつぶしたおぼえはあるがさらに増えてるのか。でも、もしかしたら、なかにはmeridianaさんみたいな人のカキコも、あったのかなー・・・と考えると汗が。
電蓄サイトの時、中国の新月ファンの方から、たどたどしい日本語の書きこみとメールをいただいたことがあった。ちょうど、サイトやすみ過渡期の時で、きちんと応対できなかったのが、悔やまれる。後悔する事はいっぱいだね・・・。


ものすごく寒い。そのうえ、きょうは仕事がめちゃくちゃ忙しかった。帰りも遅くなってしまった。ひとつ仕事を仕上げることができたけど。これを見越して、はるちゃんは、行ったんだよね。
はるちゃんが行ってしまったあとからの、この寒くて仕事いそがしい日々、あのくるしい状態のはるちゃんがいたら、ころんたもくるしくて仕方なかったから。
でも、忙しいあいだはいいけど、ふとした瞬間に、なみだが止まらない。でも、いまとことん泣いておかないと、ペットロス症候群になるよって、Y子ちゃんが言ってた。はるちゃんが行ってしまう前の日に、片手だけおかあさんの腕に乗せて、喉をなでてるあいだ、あおむけになったまま、ずっと「おかあさんここにいるよ」って言ってるわたしの目をじっとじっと見ていたはるちゃん。実質あれが「お別れ」だったんだなと、あらためて 思う。その晩からくるしみだしたんだから。介護全然、充分にできなかった。そればかりずっと思ってる。


「はるちゃんに」メッセージをもらったのは嬉しかった。残ったおむつやシーツを見るとせつない。シーツは室内外のわんこを飼ってる人にあげることにした。おむつは、探し中。紙がはがれるみたいに、元気になるわけないけど、最初のサイトから見てくれてる人たちのメッセージ見て、はるのおかげで、いろんな人に出会えて、それが予想もしない世界に展開したんだから、はるちゃんはロックなねこで、だから、元気がだいすきなんだよね。ちょっとづつ、元気になっていかなければ。


昨日、お骨になってから、家のなか持ち歩いていたけど、今日も膝に乗せたりしたけど、やっぱり、もうそしたら、はるちゃん疲れちゃうかも。いつまで面倒みるの、おかあさん、て。うーん。はるちゃんのことがどんどん悲しいと、みんながどんどん優しくて、それは、はるちゃんが、みんなに、おかあさんのことよろしくお願いしますって、言ってくれてるから、やっぱりはるちゃんが、おかあさんの面倒みてるってことなのかな。


若い友人で、でも古いネットともだちの、はるへのオマージュがうれしかった。というか、ふしぎすぎる偶然は必然の、わたしに代わっていろんなかたちの「はる」に再会してくれていた。思えば、本当に、あらゆるネットでの出会いは、はるちゃんがはじまりだったから、まったく、ほんとに、タダモノではないはるちゃんだね。


たんは、ただ寒いだけなのかな。ごはんは食べてるから大丈夫かな。まだ、たんが、たよりだからね。


きょうは、もう、花束に最初からなってるお花を買って、病院からもらったお花は全部きのうはるちゃんと一緒に焼いてもらったけど、籠とオアシスを残してあったので、花束を短く切って、アレンジメントして、はるちゃんの骨壷に備える。
白のストックにはるちゃんにぴったりのピンクのガーベラにカーネーション、ひとつは花の名前がわからない紫のふちどりの花。たらの水煮とかんづめにお水。パソコン打ってるあいだは、前とおなじように、お膝に乗ってもらってる。でもいつものはるちゃんの定位置に骨壷置いて、あんまり動かさないほうがいいのかな。四十九日がなんと女の子のおまつり3月3日のひなまつりだということに気づいてびっくり。さすがはるちゃんだなあ・・・。
それまでに、この日に土に返してほしいか、このまま、お骨のままころんたと居たいか、はるちゃんに聞いてみる。


きょうはものすごく寒くて、早く帰ることも出来なくて、もしも、まだはるちゃんが寝たきりだったらと思うと、せつなくてやりきれなくなった。寒い部屋で冷めてくゆたんぽと、垂れ流しのまま、ひとりで置いていかなければならなかったから、やっぱり、15日のはるちゃんの鮮やかな幕引きは、先も見越したシナリオどおりだったにちがいない。
美意識の高いはるちゃんが、病院に着く直前にくるしんだけど息ひきとって、おうちだったらそのままおかあさんに拭いてもらえるけど、おかあさん不器用だから、ぜんぜんきれいにならないで、こんなのいや、になるはずが、ずっと、おやすみの時でも、その時間に来てくれて、はるを診てくれたお兄さん先生に最期確認してもらって、お世話になった優しいお姉さんたちに綺麗にしてもらって、みんなにお見送りまでしてもらったんだもんね。お花まで届けてもらって、ひなたぼっこのやくそくも果たした。やっぱり、すごいね、はるちゃんは。


会社で、ひさしぶりに会ったAちゃんに、ねこちゃん最期が見事だよ!と言ってもらって、うれしかった。
ひとつだけ、みんなの話のなかで、じぶんに知識がなかったからだけど、「ちょうだい」のポーズしたとき、しらすをあげなかったこと・・・すごく後悔してる。こういうときは多少の塩分のリスクがあっても、ほしいものをあげたほうがいいそうだ。ここで、はるちゃんが食欲なくしたのかもしれない・・・。


はるちゃん、17日はおやすみだからそれまでがんばってね、いっしょにひなたぼっこしようね、は元気で生きてねという意味だったけど、はるちゃんはちがうやりかたで、やくそく守った。きのうちゃんとひなたぼっこして、旅立っていったもんね。きょうだったら雲っててあまりにさみしいお葬式だし、まだがんばっていても、こんな寒いのに、くるしいのがながいと寒いのきらいなねこはやだよね。

最期の日、くるしんでいるはるの残して会社に行った。ほんとうにやすみたかった。でも、これはとにかくこれからわたしの立場が悪くならないように配慮してくれた部署のひとたちに対して申し訳ないし、とにかく、少しでも早く帰らせてもらえるのだからと、わたしだけのエゴだった。ひとりで何時間も苦しんでいたのを想像すると、いまも後悔してる。 でも、もし、あそこで、やすんでしまい、はるを連れて病院に行っていたら。そこで、延命されて、さらに、けっきょくくるしみが長引くことになったかもしれない 。
出掛けに、さっきまで吐いてくるしんでいたはるが、目をつぶって眠りについたようにしていた。これは行けと言ってるんだと、勝手に解釈した。いまでもどっちが正しかったのかわからない。水を飲ませてしまったために、それで衰弱して一気に死へ向かわせてしまったのだと思う。わたしが、その日のはるの死を決めてしまったのかもしれない。
でも、それもはるちゃんは自分の幕引きのシナリオだったのかもしれないと、これははるちゃんからの贈り物だと、勝手な解釈でいようと思う。たんが夕べ泣きながらお母さんのふとんまで来たけど、一緒に寝ないで、また泣きながら二階に行った。はるちゃんがいたのかな。たんの元気がないのが、今度は心配だ。


骨壷はちょうど膝に乗るので乗せて撫でてあげるのにちょうどいいサイズだ。でも、こんどはたんが元気ない。いじけてるのかもしんない。なにか異変で元気がないのだろうか。めそめそできない。


どんどん、悔いが濃縮されていく。はるちゃんごめんね。同時に、人の優しさがどんどんわかる。それから、現実も見なければならない。会社で来期、資格試験に受からねばならないので、その勉強も始めなければならない。


病院で、柩のなかのはるちゃんに敷いてくれたタオルが新品だということに気づく。湯たんぽのタオルも借りたままなので、返しにいくのとお礼にも行かなくちゃ。たんを連れて。
16年間右腕のところで寝てたはるちゃんがいなくなってしまったので、今朝まで柩があったけど、今夜からなんだかバランスがとれないな。たぶん、たんが来るね。はるちゃんが寝たきりになるまで、川の字で寝ていたんだから。このばあい、まんなかの棒がいちばんながい川だけどね。


『光るさざなみ』で、泣く。きょうはお葬式だから、とにかく、泣いていいんだ。
やっぱり、介護が、じゅうぶんできなかったせつなさがどんどんくる。
それから、歩けなくなるちょっと前に、パソコンの前でてんてんしてって、ディスプレイを隠してしまうはるちゃんをむりにどけて、おかあさんのパソコンの邪魔しないでって、むりに膝に乗せてしまったら、はるちゃん、もういいって、下にいっちゃった。
なんとか、トイレに自力で行こうとして、前足だけトイレにふちにかけて、敷いたシーツにおもらししてしまったはるの無念の後姿がまだ目に焼きついている。それから、最期の断末魔にちかいあのはるちゃんであってはるちゃんでなくなっていたくるしそうな顔。
はるちゃんの毛布はおかあさんだけの毛布になっちゃった。まだ、はるちゃんに無理やり飲ませてくるしめてしまったミルクのにおいがかすかにする。もともと、ミルクなんか、はるちゃん好きじゃなかったのに。


もうあるじのいないはるちゃんの首輪



はるが亡くなった翌日届いた長時間お留守番用ペットシーツ、それに、床ずれ防止マットをあける。はるが寝たきりになってから、すぐ、こういうものを見つけて使ってあげればよかった。
あと、あの亡くなる日、くるしんでるはるを見て、わらをつかむ思いでネットで見つけて注文した、つけると動物の病気がよくなるというイフペンダントが今日届いた。数日するとやはり亡くなる日に注文したペット用のH4Oの水が届くはず。
はるちゃんは、病院に毎日通い始めて16日目で亡くなったのだが、すでにその前から、体調くずしたのが、10月だったんだから、たっぷり時間はあって、その間、いろいろ調べれば、腎不全は完治率0とはいえ、もうすこし、せめて楽にできる方法をためしてみることはできたのに後悔ばっかり。
まあわらにもすがる思いで買ったペンダントは,壷や五重塔じゃないので・・・。人間もつかっていいそうなので(どうぶつだもんね)、自分でとりあえず使ってみるとして、H4Oはたんちゃんに飲ませよう。


しかし、はるちゃんを火葬してもらうのに、お寺や霊園直結で、読経などをされたくなかったので、炉つきの車で立会いのもと火葬してもらえる葬儀屋さんをネットでみつけ、電話対応と、料金設定も良心的だったので、そこに依頼した。
しかし、来た人がなんとなくまぬけな人で、まず、道路側に炉を向けて車止めるわ、ゆりかごみたいなベッドでお迎えに来てくれるというキャッチなのに、結局病院からの柩からじかにはるちゃんを取り出して、直接、炉にはるちゃんを入れることになり、ここで、誰か通りかかるのではないかとなんだか、いらいらした。

流れがネットとちがう、そのひつぎにおさめる行程がないが、と質問すると、どうも本来は、うちからその車までの移動にそのベッドを使うはずが、それをきちんと説明できないでことをすすめてしまったらしい。
なんかなっとく行かず、こういうときは、悲しみながらも、人間の葬儀と同じで、悲しみと事務的なことが同時に頭に浮かび、その籠をみせてくれと言うと、みせてくれたが、あやまるわけでなく、それに、いまさらはるちゃんをまた炉からそこへもどすのもおかしいし、な、なんかだいじょうぶかなと、かなりの不安がよぎる。

しかし、これ以上いちゃもんつけるのは、はるの旅だちによくないと思い直し、お花とごはんやしらすやおさかなの水煮やかつをぶしを並べて、焼香して炉へ。車は当然民家のないどこかさしさわりのないところで作業するそうだ。
業者さんが収骨して、骨壷に入れるかわたしが収骨をするかの選択で、当然じぶんで拾いたいと伝える。
かっきり1時間。すかす、このひと、また道路側に炉を向けて止めてしまい、向きかえるようにさりげなく言ったが、えー、という感じで、もうこの際だれかとおりかかってもいいやと、そこで収骨。
やはり近所のおばさんになにやってんのと言われて汗。あんまりねこに良い感情をもってないのをなんとなく知ってるので、かなりの汗。
ぜったいあやしいよね。そこで骨ひろっているんだもん。

もうどちらかというと、早く終わらせようの気持ちの方がはたらいてしまった。ごめんねはるちゃん。でもこのひとがちとまぬけだっただけで、価格設定も、特に問題ないし、1時間も予定通りですんだので、よしとしよう。
それに拾いきれない細かい骨を、あとはわたしが拾いますと、素手で拾ってくれたのには、好感がもてたな。ただ、近所のひとに見られた道路側での収骨がどうでるか。ただ、この周辺はほとんどの人がペットを飼っていて、広い庭のある人は、そのまま庭に埋めてるので、まあ問題はないだろうと思う。12月にはるとおんなじ病気で亡くなった18歳のにゃんこは、近所の人がうるさいので、病院に連れて行くのもこっそりでなければいけなかったそうで、それもすごくせつなかった。

悪徳業者がいて、焼いてる途中で、さらに法外な料金(数十万!)を請求し、いやなら生焼けのままだすぞと脅かされ、泣く泣くお金を払わされたというひどい事例が最近あったそうだ。
こんな弱みにつけこむなんて、最低の畜生にももとる悪徳さでゆるせない。その被害に遭った人は二重の苦しみだったにちがいない。ものすごく腹がたつ。その業者は地獄へ行け。


12:40から13:40のちょうど1時間だった。収骨しながら、骨が紫色になっていたのところがあるので何かを聞くと、病気で薬を使っていると骨に色がつくとのこと。かわいそうだった。
おどろいたのはうんちがまだ残っていて、うんちは意外に燃えずに残るとのこと。自分でトイレに行かれないので、先生にかなり出してもらっていたのだが、まだ、ごはんを食べられるころのうんちがまだ残っていたのかと、それもかわいそうだった。骨壷と覆いを受け取り、指輪みたいなちいさな数珠と形見袋にちいさな骨を入れてもらい、お金払っておわり。骨壷をこのパソコンのテーブルの棚に飾ってある入相桜の絵の前において、金魚のぐいのみでお水そなえる。
そういえば、はるは、ものもちのたんちゃんと違って、「もちもの」が全然ない。病院でも可愛いといわれたお花の首輪しか唯一見て思い出すというものがないことに気づいた。いま、ふぬけ状態。Metagaiaを聴いてる。それからまた、LIVE1979。じぶんのお葬式の時もかけてもらうもんね。


いま、はるちゃん焼かれてる。LIVE1979をエンドレスで聴きながら、骨になるのを待ってる。


すごい!10時過ぎてから、陽が射してきた!はるのちからはすごいな。はるちゃんを2階につれてきて、たんの横でしばらく、ひなたぼっこ。やくそくまもったね。
あとはお迎えがくるまで、はるちゃんの場所だった、このパソコンのとなりで一緒に過ごす事にした。だいすきなしらすとかチャオのかんづめとか、かつをぶしと、お花を一緒に焼いてもらえる。


きょう、はるちゃんを焼いて骨にしなければならない。こわい。悲しくて悲しくてずっと朝からひつぎ触りながら、8時半すぎまでずっと起きる気力もなかった。しっぽはまだしなやかななのが、かなしい。でも、もうとっくにこれはぬけがらで、はるちゃんは「遠い星」にもう行っていて、いつかわたしが来るのを待ってるのだから、こんな無気力ではだめだ。
14日にはるちゃんと一緒に寝ながら、木曜日にはひなたぼっこをしようとやくそくしたのに、それを果たせずはるちゃんは行ってしまったけど、どうやら、くもっていて、ひなたぼっこができる天気ではないので、もうこのあいだ、いっしょにひなたぼっこしたから、もういいよってなったのかな。あの日、片手だけなんとかわたしの腕にかけて、うでまくら思い出してたはるちゃん。のどをずっと撫でてあげていたら、あたまさかさまのかたちで、じーーーっと、おかあさんの目をみつめていたから、あれがお別れで、おかあさんのことを遠い星に行ってもわすれないように、記憶にきざみつけてくれようとしたのかな。
すごくくるしんだのは最後の一日だったけど、症状進んでからずっときもちわるかったのだから、つらいのはもう何日もつづいていたんだから、もう、あれ以上続いていたら、はるちゃんもおかあさんもつらかったから、あんなに鮮やかな幕引きしたんだ。今日は朝からうちにいるので、歯止めがきかず、悲しくて悲しくてしかたない。お葬式なんだからあたりまえだよね。「おむかえ」があと数時間できてしまうので、しっかりしなくちゃ。


あした、やだな。でも、はるちゃんは遠い星で待ってる。それに、たんちゃんのめんどうみなくちゃ。注文しておいたはるのおするばん用厚手ペットシーツとかとどく。みたくない。いろんなもん注文したので、それがこれからぞくぞくとどくはず。


昨日思い切り泣いてねといわれたけど、きのうは仮通夜で、亡くなってすぐで、あんまり実感がなくてあまり泣けなかった。
明日はるちゃんを火葬してもらうので、今日がお通夜。泣いていいんだ。しっぽさわるとふさふさで、あれっ!て思ったんだけど、ほかはぜんぶかちかち。はるちゃんはもうここにはいないんだな。
酔っ払おう。


16年間、夏場を除いて、ずっと一緒にうでまくらで寝ていて、介護が必要になってからも、ずっとおかあさんの右側にいたのに、ゆうべはへんな感じだった。ひつぎは右側に置いて話しかけたけど、もう、ちがうもんね。16年がぽっかりなくなってしまった。


いよいよ、はるちゃんを骨にしなければならないことを考える。
耐えられないし怖いけど、あんなに美しくて可愛かったはるちゃんが、最期の「くるしい」顔のままくちをあけて薄目でいることは、はるちゃんの美意識が許せないだろうし、そしたら、焼いて骨にしてあげて、美しいはるの姿を思い出したほうが本望だろう。
はくせいだのエンバーミングだの、化学的に、すでにそこで、たましいがいなくなった、いわばいれもの、の姿を永遠にとどめる発想はわたしにはないし、それには、過去の写真があるからそれでいい。


会社の帰りにお花やさんによって、束でひとまとめに売ってる花束はいやだったので、たぶんめいわくにちがいないのだが、にゃんこのお供えにしたいのですというと、いっぽんづつでも良いですよと言ってもらって、かすみ草いっぽんと、はるに似合うピンクのスイートピー3本、黄色いシンビジウム一本を売ってもらった。電車・バスの中はがまんして、バス降りて、暗い道を歩きながら、誰も見ていないと思ったら、ぽろぽろ涙があふれてきて、花束抱えて泣きながら帰途へ着いた。
そしたら、玄関にキレイなフラワーアレンジメントが置いてあって、それが病院からのもので、びっくりした。はるちゃんへのお悔やみメッセージが添えてあった。すぐにはるに見せて、御礼の電話した。
じぶんの中では悔いだらけで、きのう苦しんでいるはるを置いて仕事に行った自分はエゴのかたまりで、でもそれを許してくれたはるちゃんにただただ申し訳ない。あのお水を飲ませなかったら、はるはもう少し生きていられたのではないだろうか。でもくるしいまま、きょうも一日、だったら・・と人間目線で考えていた。
でも、すくなくとも、飼い主のこころのケアまで考えてくれてるこの病院にすべて委ねてよかったね、これだけは悔いはなかったよ、はるちゃん。


今日、夕方ちかくなって、この時間ならはるちゃんずっと垂れ流しでおしりもきもちわるくて、吐きたくてきもちわるくて、かわいそうだと思いながら、あ、もう、あわただしく帰って、おふとんめくって、はるが生きてるかどうかかくにんして、シーツ替えたり拭いたりして、それから点滴へって、行かなくていいんだ、と思ったら気がぬけてしまった。
それから、具合がわるくなりかけた時に、なんでもっといろんなことをしてあげれらなかったのだろう。


きのう先生に、会社の人たちに早く帰らせてもらったので、長い時間最期まで一緒にいられたんですと伝えると、すごくうれしそうだった。
なるべくお預かりとか入院を拒み、最大限だいすきな飼い主と一緒にいることがどうぶつの幸せと考えてる方針がよくわかっていたので、最期を、おかあさんと一緒にたくさんいる時間を作ってくれた上司や同僚に感謝。
きょうおやすみの部署の男性スタッフへのはるちゃん行きました連絡に、般若心経唱えて輪廻転生祈りますって返信が来て恐縮だけど、つまり、いきものぜんぶに平等なお経なんだな。


そのあと、ぶちょうが出社してからはそんなのなにもなかったようにふるまえた。
きょうはぜったいにやすめないし早くも帰れないし、もし、もしも、昨日病院に間に合って、延命できてしまったとしたら、今日一日中、はるちゃんがくるしんでいるのに、こうして、いなければいけないじぶんに、わたしもくるしんでいたにちがいない。
ぶちょうはじめ、そうできない周りを憎んでしまったかもしれない。
はるちゃんは、そんなことまで見越して、さいごまで、おかあさんのめんどう見て、きのう行ったんだ。あらためて、すごすぎるあざやかにきれいに幕引いたはるちゃん。
だって、最期は一緒にいたい、って、ねがいをかなえてくれたんだもんね


14日、早く帰らせてもらって、一緒に寝てるとき、腕まくらして、それから、あの可愛い顔とまっくろい目で、じっとお母さんの顔見ていたのが、それが実際のお別れだったんだな。ちゃんとしてねって。
くるしいはるちゃんを置いて仕事行ってしまったおかあさんを、つらくても、待っててくれて、もう、その目はおかあさんを見るいのちの力はほとんど宿っていなかったけど、病院行く途中までがんばって、撫でさせてくれて、そのまま行って、病院について、いつもお世話になってた先生にすぐ診てもらえていのちの灯がなくなったのを確認してもらって。はるちゃんはがんばりやさんだった。
先生は、心音聞いてはるちゃんをだきあげてくれて、第一声が「助けてあげられなくてすみません」だったけど、そんなこと、思うわけがなく、感謝しかなかった。
それから、きれいにしてもらって、パンジーまで添えてもらって、you are my family foreverって書いてあるケーキ箱みたいなひつぎにいれてもらって、お世話になった先生や、やさしいおねえさんたちにあたまふかぶかさげてもらって見送ってもらって、はるちゃん、完璧だったね。


気を張り詰めて出社したのに、最初に出会った別のとこの上司にねこ大丈夫だった?そうか、元気だして、と、声かけられて、やめてえ。もういきなりだめだった。みんなかなりいぬねこいるので、わたしに話しかけながら泣いちゃう人とか、仕事から帰るまで、まっていてくれたんだよーって、言ってくれたり、じぶんが安楽死選んだつらい体験話すひととか、仕事で看取ることができなかった人とか、痛みを知ってる人たちに囲まれて、油断してると、涙がでてきてこまった。ころんたのうちの子になって、にゃんこ幸せだよって言ってくれる人もいて、はるちゃんそんなふうに思っていてくれたらいいな。見送ってる人がこんなにたくさんいるとは思わなかったから、みんな、つらいことぜんぶひっくるめて、ペットとおつきあいしてるんだなって、思った。


1時過ぎまでお通夜。はるの可愛い写真を眺める。今日も会社にいかなければならない。昨日の状態で、会社をどうしたらいいんだろう、というわたしのエゴもはるちゃん聞いてくれたのかな。できれば1日たりともくるしんでほしくなかったけど、1日くるしんで、介護させてくれて、あざやかな手並みでいったはるちゃん、ありがとう。しかし、年末の17日からのあの風邪はひかされたんだね。はるちゃん具合がわるくなるんだから、どこにもいっちゃだめって。きのうまでゆたんぽしょわしていたのに、きょうはつめたくてかわいそうだけど、氷を抱いてもらって、会社に行く。


20時すぎ、病院に行く車の中で、あたまをなでつづけている最中、吐いて、はるちゃんは行った。わたしが撫でて、それがさいごだったらしい。病院について、バックを開けたら、はるはもう息をしていなくて、ちょうど診察室から出てきた先生がすぐ診てくれた。
バックからだしてもらったとき、尻尾がブラシみたいにふくらんで、はるの瞳孔は開いてて、心肺停止確認。待っている間、吐いて汚れてしまったくちもとや手もぜんぶきれいにしてもらって、ケーキの箱みたいなひつぎに入れてもらい、スミレの花を添えてもらって、はるちゃんは、わたしの手元に戻ってきた。きょうで16日目。はるちゃんは、もう許してくれたんだな。
担当の先生と、それから介護士さんスタッフ全員が一列になって、ふかぶかとして、お見送りをしてくれた。どうぶつへの愛と飼い主へのケアがある病院なので、たぶんもう、あぶないはるを診る時間が、ほかの外来さんが来る時間帯をはずしてくれていたのだろう。
だけど、はるちゃんはすごいな。1にち苦しんだ姿を見せて、おかあさんの手のなかで行って、そのまま病院について、お世話になった先生に確認してもらって、お見送りしてもらったんだから。あまりに鮮やかなはるちゃんの自分の幕引きに、いま、悲しいけど、むしろまだ呆然とさせられる。


なんでなんにもわるいことをしてないはるちゃんが、こんなにくるしまなくちゃいけないのか、よくわかんない。やっぱり、わたしの、なにかマイナスを持っていってくれようとしているのかもしれない。夜、19時すぎに病院に行く事になってる。ただ、苦痛だけはすこしでも除いてほしい。ただ、鼓動をしてる。まだまだ、はるちゃんはがんばってる。「生きる」と言っている。血みたいのをみにいくたび吐いてるのを見るのがつらい。


出掛けにふたたび吐いた。シーツ替えてやる。玄関で30秒、考えた。やすみたい。やすんでしまおうか。でも出来なかった。
これでやすんでしまっては、きのう、とにかくぶちょうがいるあいだはいて、ぶちょうがでかけたら、早く帰っていいからと配慮してくれた上司やまわりの人に迷惑をかけてしまう。
早く帰らせてもらって、もう、家に着くまで、最悪になっているかもしれない、とのことがあたまによぎる。部屋に飛び込んでふとんあけてみると、昨日初めて使ったペット用のゆたんぽいりのすこし高いマットから首をしたにはるがのけぞっていて、血の気がひく。しかし、吐いてくるしんでそのままあたまがもどれなくなったらしい。やはりこの高さがあるのはよくない。
ただ、首が下になったおかげで、吐寫物を飲み込まなくてすんだのもあるが、やはり構造上いまのはるの状態には合わない。タオルでまくらをつくってやり、いつものようにふとんにそのまま寝かせた。吐くものがないので、胃液を吐いているので、すごいにおいだ。
ぬるま湯を飲ませてあげたら、飲み込んだのだが、これが大失敗で、ものすごい量の水と胃液を吐き散らし、くるしんでぐったりしてしまった。もう、うけつけないから、だめなのに!
まっしろだった美人顔が、赤黒くよごれてしまい、可哀想で申し訳なくて、つらい。
そして、「つらくて見ていられない」と、いぬねこを見送ったことのある人たちが、ある選択を選ばざるを得なかったという意味の状態も。
もう、はるの目は、おかあさんを見ようとはしてなくて、ただ、いのちの灯がちいさくともってるだけなのが、わかる。
つい、なんどもはるの様子を見にいってしまうが、もうそれもうざいのかな。でも、やはり、もっとがんばれ、と言ってしまう。
もっと早く、慢性腎不全について調べていれば、ごはん食べられるようになれば、この病気と付き合いながら2年くらい生きたねこもいるというのに。
会社の人におそわった、こんにゃくを10分間煮てタオル3枚でぐるぐるまいて、わるいところにあてておくといいよ、人間にも疲れなんかに効くからやってみたら?ねこちゃんの腎臓がどこにあるのかわかんないけど、というので、なんでもすがる思いでやってみる。こんにゃくは毒を吸い取るのだそうだ。
はるの腎臓の腰のあたりにあててみる。しばらくして見に行くと、効いてるかどうかわかんないけど、あたたかいので、ゆたんぽがわりにはなるようだ。


夜中のどの奥の音が聞こえて、はるちゃんは眠れないみたいだった。朝、もう吐くものがないので、胃液吐いてくるしそうだ。会社に行きたくない。くるしいの見てるのもつらいが、くるしいのを見ていられないのがつらい。


はるとゆびきり?をする。つぎのおやすみの日、ひなたぼっこすること。
あの「ちょうだいのポーズ」の時、大好きな「しらす」をあげなかったことが、ほんとにほんとに悔やまれる。
ただ、もう、泣いていては、はるちゃんに、ちゃんとしてあげることができないので、しっかりしなくちゃ!


でもつらい。やっぱりぐちってしまった。でもつらい。わたしは、この年になって、初めてだから、いきものがつらくてくるしいのを見るの。いのちの灯が消えそうになるの、まのあたりにするの。でも、わたしははじめてだけど、人間ふくめて「いきもの」がつらいの、ずっと見てきたんだね。


ねこをなんにか見送ったねこ先輩のメールにかなりすくわれる。そうか、はるちゃんは、わたしのこと、全部知ってるから、みんなもっていこうとしてるんだね。


車に乗ったとたん、はるちゃんがくるしみだした。とにかく吐きたいらしく、先日先生に、もし吐いたら、頭をしたにして、吐いたものを肺に誤飲しないようにと、教えてもらっていたので、慌てて、はるのからだを支えて、下向きにし、血みたいな液体を吐かせた。病院にとびこんで、きのう声かけてくれた女の子がすぐ先生に連絡して診てくれた。
心音聞きながら下向きにしたかどうか聞かれたので、そう答えると、肺に入ってないので、大丈夫といわれる。ホルモン剤の件は、もう、あとは、吐きたいくるしさだけをなんとかおさえてくださいとお願いする。30分すれば吐き気はおさまるいつものおくすりを点滴に入れてもらう。
はるの状態が悪化してきて、ずっと同じ先生なのは、やはり細かい症状の変化を知ってる先生が末期の患者を診る方針なんだと思う。
さりげなく、飼い主の状況を聞いてくれて、仕事行ってる日は、はるのシート替えが10数時間もできないことなどを考慮してくれてる。朝、わたしがあわただしくやるのとちがって、蒸しタオルで拭いてもらい、ドライヤーで乾かしてもらい、くしで整えてもらって、消毒してもらう。
病気知らずのコだったので、最後はとろとろ、老衰で静かに灰みたいになるのかなと勝手に考えていたのだが、こんなかわいそうなことになるなんて。


このあいだの、ホルモン治療は一時的に元気になったけど、あのとき、ずっと歯軋りしてシーツに噛み付いたりして、いまから思えば、もの凄く気持ちがわるくて、くるしかったんだ。気づいてやらず、先生に気持ちがわるそうだったと言えば、2本目の注射ま打たなくてしんだのに。48時間きもちわるかったんだ。ものすごく後悔してる。でもホルモン治療に賭けてしまった部分もあって、そのためにくるしい思いをしたのだと思うとかわいそうなことをした。帰宅してすぐにはるちゃんを見る。はるちゃんきびしい。
体調がわたしもわるく、いっしょに寝てしまう。でも、時々撫でてあげたり、あたまをうでに押し付けたり、前足が、かたっぽだけ、腕にかかってきた時はうれしかった。毎晩腕枕で寝ていたことを思い出したのかもしれない。床ずれのため、反対側むきなので、腕まくらできないけど、名前呼んで撫でていると、こちらをずっと見てる。その時だけは、まだ光がつよく宿ってる。
仔猫のころみたいな体の軽さだ。これから、予約時間病院に行く。ただただ、あとはもう、気持ちが悪いのを取り除いてもらえすればいいと思っている。昨日は休診時間だったけど、今日は他の患者さんがたくさんいるので、もう泣くものか。そういえば、昨日休診時間でも、ほかの患者さんが何人かわんこにゃんこ連れていたけど、前から見るひとたちで、言葉は交わさないけど、はると同じく重症なんだろう。
獣医さんいっしょうけんめいだ。
それから、いま、人間のお医者さんが不足して、救急車でたらいまわしになって亡くなる方たちがいる。父母の入院中、お医者さんや看護士さんにすごくお世話になったけど、お医者さんになり手がすくなかったりしないように、激職の看護士さんがもっと働きやすいように、いのちにかかわるひとたちに、たくさんお給料あげて、環境整えなくちゃおかしい。


会社に行ったら、セーネンがもうひとつのタイプ「高熱が出て何度もトイレに通う風邪」をひいていた。冗談じゃない、いままたそんなもんにうつってるヒマはないわい。

今日はぶちょうだけやすみで、全員総動員でちがう作業やってるので、きょうは、最低限の業務だけやって帰っちゃえ帰っちゃえといわれて、午前中であがらせてもらう。あしたも、ぶちょうが15時には姿を消す予定なので、そしたら、帰ってあげてくださいと言ってもらう。
ドンキホーテで、レンジちんすると10時間もつという、はるちゃんに買ってあげたのよりちいさな湯たんぽを、たんちゃん用に買う。これならたんのベッドにサイズがあう。
そういえば、おしいれだのパソコンのテーブルだの、およそ人間の場所がぜんぶはるちゃんの場所で、ペット用ベッドとか、きまったものを使うのを好まないはるちゃんと反対に、たんは自分用のベッドとかマットとかペットの犬ちゃんとか、持ち物が多い。
14時帰宅。さっそくたんちゃんにあげる。しかし、固いせいか、カピバラさんより気にいらないらしい。カピバラさんのフクロは、人間用のレンジでちんゆたんぽを入れて、昼間は、電気シーツの電源を切らねばならないため、はるちゃんの保温用に使う事にしたので、たんちゃんからまたとりあげ。ふたたびいじけるたん。


電車バス、とにかく泣かないよう気をつけないと。


真夜中になって、部屋が冷え切り、さいしょ病気のはる用に買ったけど、すぐさめてしまいあまり用をなさないので、たんちゃんにあげた「カピバラさんゆたんぽ」がさめてしまうとたんが、泣きながら降りてくる。さむいからおふとんにいれて、と言ってるのだが。たんはたんでかわいそう。


一気に状態がよくない。ずっとのどのおくでころころ言ってる音がして、はるちゃんは眠れないらしい。わたしもまんじりともできず。連動して体調わるい。今日はとにかく、早く帰ってこよう。明日あさってはぜったいにやすめないし、早くも帰れない。なんとか木曜日まで、もってほしい・・・。いや、まだ、まだ。せめてとにかくこの目で見届けたい。でも、まだおしっこで濡れたところ拭いてドライヤーで乾かしてもらってるときは、頭をもちあげてこちらを見たりと、目の力だけはほんとうにすごい。まだいのちがきちんと宿ってる目だ


はるちゃん、ずっと病気しらずだったのは、ダメなおかあさんを守らなくちゃって思っていたんだろーな。それで、10月からのおかあさんのぴりぴりオーラを浴びちゃって、もう疲れてしまったんだね。はるちゃんを守ってるつもりが、守られていたんだね。
はるちゃんの名前ばかり呼んでるので、たんをついはると呼んでしまい、たんのいじけぶりがまたかわいそう。点滴は、今日で14日目。三ヶ月だったという人もいるし、四日で死んでしまったという人もいるし、でも、ほかの人との比較はわかんないや。16年も一緒に寝起きしてたんだから。
いま、床ずれではんたいむきにしか寝れないのがかわいそう。冬はずっとおかあさんの腕まくらで寝てたのにね。
祖父母や叔父ほか親類はいっぱいいて、お葬式には、ほんとにたくさん出てるけど、目の前で、いのちの灯火が消えていきそうになるのを見るのが、この年になって初めての体験で、それももっとも身近ないのちなので、かなりつらい。


いろいろな種類の湯たんぽ買って、今日も、レンジでチンして10時間もつというペット用のベッド買ってみたが、うちに帰ってきたら、固い。これでははるちゃんの床ずれにつかえないじゃん、とたんちゃんにあげちゃおかと思ったが、この寒さで暖がとれないのでは、仕事中にはるちゃん具合わるくなっちゃう。このベッドにふかふかフリースをしいてあげれば、だいじょうぶかも。あーもうほんとに会社やめたい。でも、こうやって、まだ毎日点滴に行かれる時間のよゆうがあるんだから、できるかぎりのことをやろう。じぶんに、何かの才能があって、ずっとうちに居てそんな仕事ができるなら、ずっと一緒にいられるのかな。でも、そんなだったら、きっと仕事できなくて、ダメになっていたろうね。


そういえば、やっぱりくさっていたんだろうな・・・。


orionの、わるい書き込み退治は、ころんたへの「あめ」でもあったんだけど、ほんとに、このままいくと、そして、さらに新月がもっとメジャーになって、いろんな国のひとの書きこみがあったら、語学だめなころんたが、はんたいに足をひっぱることになってしまうことをやりかねないので、これでちょうど良い潮かもしんない。


はるの状態わるい。病院ですこしのあいだ待ってるときに、介護士のわかい女の子が、はるちゃんがんばってますね、と撫でてくれて、おかあさんも体調気をつけてくださいと言われたとたん、もおダメで、涙とハナミズとまらずで、先生が治療中もそのありさまだった。
もう何が起こってもおかしくない状態で、とにかくあとはくるしいのをとりのぞく対症療法。ホルモン治療も中止になってほっとしたかも。その時が「いつ」なのかわからないけど、一緒にいてあげたいな。はるちゃんには、がんばらなくてもいいけど、おかあさんがお仕事行ってるあいだはがんばってねと、心で声かける。ただ、目の力だけはまだ、強いので、と先生が言ってた。涙とハナミズで顔がしょっぱい。人前で泣き続けるなんて。はるちゃんのことだからいいのか。
今日の体重2.1キロ。


朝から、きもちわるいのがおさまったらしく、はるはすこし寝ていたらしい。
おしっこで濡れた方を濡れタオルでふいてあげて、ドライヤーで乾かすときもちいいらしく、顔をあげてこちらを見る。目にはやはり強い力が光っているので、まだ、まだ、本ニャンががんばってるんだから、おかあさんがめそめそしちゃだめ。
ニオイがすごいが、このニオイも薄れているような気がする。毒が全部おしっこに流れているうちは、まだよいが、おしっこがくさくなくるなると、それだけ毒が体内にとどまり、くるしむことになってしまう。とにかく、点滴は一日たりともやすめない。あしたから会社行きたくない。おかあさん、会社やめちゃおうか?できないね・・・。


きのうミルク飲ませたあと、はるの調子がわるい。もう、なにもあげないほうがいいのかも。腎不全が進むとあまり眠れなくなるらしく、はるは薄目をずっとあけたままくるしそうで、眠っていならしい。もうホルモン剤投与はやめてもらったほうがいいのかもしれない。体温もかなり低い。病院ではなく、大好きな「はるちゃんの毛布」にくるまれて行かせてあげたい。きょうも一日はるのそばにいよう。とにかく、何も手につかない。昨日は着物小物をふろしきにくるんでおいてある棚からそれをどけて、介護用品並べた。電池で7秒おきにペットの消臭剤が部屋に香るたまごっちみたいなのをセットして、青いりんごの香りが部屋にただよう。お天気でないのが、うらめしい。ひなたぼっこさせてあげたかった。


MetagaiaのシグナルからHOMEへいきついて、それからWATERHARPへの流れ。ちからもらう。


新月復活のおかげで、じぶんの中に新月へ、音楽への火がふたたびついたというファンがうれしい。新月復活、その波状効果って、ぜったい、メンバーが想像してる以上(想定範囲内?)にすごいよね。じぶんたちも終わったとおもっていたものが、甦る力与えるんだから。とにかくやらかしてしまったので、新月日記ではなくてこっちにこそこそ書いたりして。わーん、じぶんの書きこみ削除されたら傷つく。自分でお詫びできない語学力がなさけない(>_<)!


ネットで「お留守番用」ペットシーツをみつけて即注文してみる。ドーナツ枕は商品化されてるけど、犬用で、もうすこし、サイズさがしてみよう。
仕事で留守中はやはりこわくて、カーペットの電源を切ってしまうので、ゆたんぽをうまく使う方法を考えねば。直接さわってしまうと低温やけどになるし、かといってすぐ冷めてしまうと却って冷えてしまう。
粉ミルクではなくて、市販のねこ用ミルクをあたためて、すこしスポイトで口の端に入れてみる。とにかく、吐いてしまうかどうかがポイントなのだが、しばらく見てると、今日の吐きどめがきいたのか、大丈夫そう。数滴いれる。また、あとで入れてみる。ごはんのにおいを嗅ぐとやはりきもちわるそう。


病院に行く。休診時間の予約なので、すぐ診てもらえるが、きょう、やはりはるの状態は悪化しているよう。きもちがわるいので、飲み薬はやめる。吐き気止めの種類が変る。腎不全は腎不全でしっかりあるので、この症状はやはり出てくるのだ。きもちわるいのがとまれば、もうすこしお水やミルクが飲めるのだが。ホルモン剤がきくと元気にはなるが、きもちわるいのが出てしまう。お尻があちこち痛くてかわいそうだ。毎日うちに居れば、どんどんシートを替えられるのに・・・。仕事の日は、とにかくでかける直前までシートを替えて、なるべく早く帰ってくることにするしか方法はない。いま1時間おきくらいに替えてちょうどいいのに、これが毎日12時間もそのままになってしまうんだから・・・。今日の体重2.15キロ。


1時間ほど眠る。なにかをやるということにはならず、はるちゃんの様子を見ては、ネットやmixiやってるという時間のつかいかたになってしまった。orion見ると落ち込むので、しばらく見るのやめよかな。なに無責任なこと言ってるんだ。しかし落ち込んでるヒマはない。


ねむりたい。ねむろう。


はるちゃんが元気になるまで、当分いっさいライブもおでかけもできないけど、まあ幸い?いまの状態なら新月はライブはなさそうなので、それは安心していいね。


ねこの介護ですらこんななんだから、人間の、親の介護ってどれほどたいへんなんだろうと思う。とりあえず、入退院や手術しつつ、がたがたながら、まだいまは、両親ともじぶんたちのことができる元気があって健在なのは、幸せなことなのだと感謝する。


今朝ははるちゃんの状態がよくない。きもちわるそうにして、ぐったりしている。今日休みでよかった。。病院にいくことじたい、そして、待っていることじたいが、はるちゃんに負担がかかるので、外来がくる時間には、確約できないので、電話してから来てくださいということなのだが、きょうは休診時間の15時に予約してもらった。残念ながら天気悪い。からりと晴れていたら、また、たんちゃんとチェンジでひなたぼっこをさせたかった。じぶんの体調回復のためにも、はるの様子をみるためにも、きょうは病院行く時間まで、はると一緒に寝ていよう。1日寝てるなんて、年末18日の完全に体がうごかなかったはるが入院中の1日以来かも。この日ははるの面会にすら行かれなかったっけ。あ、病院行くんだから、一日寝てることはできないのか。でも、はるちゃんは病院を一日たりともやすめない。ここ数日とうってかわって、くるしそうなはるの様子をみてるとやっぱり泣きたくなる。


はるちゃんの、歯軋りやかみつきは、やはり気持ちがわるいからみたいだ。夕べはわき腹に噛みつかれ、そのあと吐きたいしぐさをしていた。きのう一度吐いたあと、吐きそうになったときもちあげてしまって、はけなかったので、まだ残っているのかも。夜時々生きてるのか、さわってみる。ごりんごりん。きのう病院で体重量ったら2,2キロだった。4.2キロあったのにね。


orionどつぼのおちこみ。じぶんが借りてる掲示板はメールでも同じ書きこみ内容が送られてくるので、仮にまちがえて削除しても復元可能だから、かなり安心して削除してるのだが、orionは慎重にしなくちゃっていつも思ってるのに・・・。もともとまぬけなんだから、こんな状態の時、慎重にしなくちゃいけないところには、手をだしてはいけない!却って迷惑をかけてしまう。いまは、とにかく、はるちゃんにだけ集中しよう。


あしたは、病院いくまで、はるちゃんと一緒に寝ていていいんだよね。


そうだ、たいせつなことを忘れていた!ねこ先輩のおうちの、にゃんこのコンビが「ニャン力」を送ってくれたおかげで、8日の新月の晩から、Metagaia聴きながらはるちゃん復活してきたんだ。 そして、今もMetagaia聴いてる。
ねこにはふしぎな力がある。たんが20日間行方不明になって、がりんがりんになったけど、自力で生還してわたしの手元にもどってきた時も、ふしぎな力を感じたけど、はるちゃんも、もちろん年齢に不足はないのだろうが、いま、まだ、その時、ではなさそうなので、まだねこのふしぎな力、それから、新月のちからや音楽のちから、生命力を信じよう。地球の鼓動の音がどくどくと。まだ、行くのはいまじゃない。それから、ねこ先輩のアドバイスね。
昨日気晴らしをさせてもらったので、ころんたもかなり元気。はるちゃんの強い目力を思い出すと、もう、電車のなかで気づくと泣いてる、なんてのはなくなった。
とにかく、お水から、ごはん、そして床ずれをなんとかせねば。


たんちゃんがいじけまくり。病院に行ってるあいだ、おかあさんのお部屋にいたかったのか、いつも2階にいるくせに、はる用のクッションに寝ていたのにはびっくりした。かわいそうでかわいい。たんが行方不明だったり、昨年夏、尿毒症で死に掛けたときは、たんのことしかかんがえてなかったぞ。


病院に行ってうちにかえってくると21時ちかい。とにかくはるちゃんの状態はよくないので、先生は「はるちゃんを待たせたくない」ので、予約なのだ。しかし毎回、まだ遅い時間でも患者がいるので、みんながんばってるんだなと思う。床ずれがついに反対側にもできてしまい、まだ完治してない方を下にするわけにいかず、なんとかならないのか、とにかく考えなくちゃ。でも、思いついていたら、とっくに商品化されているような気もする。


体を横たえながら、点滴の間、あたまを動かしておかあさんの姿をさがして、目があうと、こちらの目を見据えるはるちゃん。
8日の昼間の段階で、仕事から帰ったら死んでるんじゃないかと思ったくらいで、今後くるしむケースがあったら、安楽死も視野にというときから比べて信じられない元気さだ。
先生たちが、智恵をしぼりだして、もしかしたらの可能性の病気だったとしたら、その薬が効いたことになる。
てごたえがありそうなので、ここで、ごはんを食べられれば、が、すこし焦ってしまった。
ただ、シーツに噛み付いたり、歯軋りについては先生も自分がたちあったことがないので、わからないとのこと。きもちわるいときは気持ち悪いしぐさなので、べつの意思表示なのだろうか。



会社行きたくないし、行ったらすぐに帰りたい(;_:)。
帰ってきて、ふとんめくると、きりっとした顔にお鼻がピンク。ぬるい水に、ミルクに、病人用かんづめをレンジでチンして、においを強くしてもっていくと、くんくんと反応が!つい焦って先にお水をのませるつもりが、ごはんを口にすこしおしこんでしまい、そうすると、すこし食べた!ので、なんくちかもういやだっていってるのに、もうひとくちたべさせ、お水あげて、しばらく見ていたらだいじょうぶそうだったので、ちょっと目を離したら、その間に吐いていた!
焦りすぎてしまった(>_<)。病院でそれをつたえたが、気分はわるくなさそうとのことで、また、吐いた時、横向きのままだと吐いたものを吸い込んでしまうので、そういうときは頭をさかさにするようにとのことだった。あしたあさって連休をとったので、昼間様子を見て、お水のめそうなら、投薬開始してもらうことになる。


我が家のシンボルはるちゃんが突然病気になったことはもちろん悪い事なのだが、昨年秋の新月の変化といい、すべて未知のことがわたしの周辺でおこりだしんだな。そして、はるちゃんも、単に腎不全ならば、上向きになればごはんたべだして点滴うけていけば、まだまだ2年くらい生きられる。悪ければ、このあいだ、安楽死のことを言われたように、かぎりなくわるくなっていくわけだが、先生が首をかしげている部分、納得いかない部分が、まったく未知のケースだそうで、はるの顔つきはどんどん以前のままのきつい美人顔に戻ってるし、顔だけみてると病人には思えない。
いままで2人だった担当の先生が、いま一人になってやすみの日も自分がみると絞られてきたのも、初の症例、わるくいえばサンプルだが、かなり徹底的に取り組まれていることがわかる。お水が飲めればおくすりが飲める(飲み薬しかないそうだ)のだ、数滴のむと気持ち悪そうなので、まだこわい。夜またそれを話してみる。
ドーナツざぶとんはアイディアはよかったと思うが、結局おしっこが布にしみて逆流してしまうので、もとのもくあみ。反対側むかせるときだけ、使う事にした。朝起きて、濡れタオルで拭いて、ドライヤーかける。ねこのおしっこなので、ものすごいニオイが部屋にたちこめる。でも、きもちよさそうだ。はやくじぶんの足でおトイレにいかないかな?


あ、そうか。5時間半無駄みたいな気がしたけど、気晴らしになったんだから、年末チケット取りにいかれずも、きばらしのために、仕組まれた?ことだったんだね。はるちゃんありがとね。


夜、病院はやすみなのに、急患のひとやお迎えの人で病院はやっぱり混んでいた。
はるの目力はすごくて、先生がびっくりしていた。おとといがほとんど瀕死だったので、もしかしたら、くすりが効いたのかもしれない、という可能性がある。
あたまもよく動き、病院でレンジでチンごはんをすこし鼻先にもってきてもらったら、まえはただ、いやいやだったのに、すこし、くんくん、としていた。食べるのはいや!だったけど。
いまやってる治療に加速つけるには、飲み薬しかないそうで、水を飲めれば、飲めるのだが、やはりうちに帰ってきて、お水を数滴あげたが、たちまち、きもちわるい、サインがでた。うーん。焦りたいがあせれない。ここではいたりしてしまったら、お水さえ「いやなもの」になってしまう。
床ずれクッションは、こんどは、ハンカチを丸めてドーナツに作ってみたりしたが、どうもいまいち。こちらにおしっこがかかってしまい、吸ってしまうと、ペットーシーツに吸うべきおしっこがそこにとまってしまう。いずれにしろ、反対側も床ずれがはじまっているので、いろいろ考える。
きょうは14時まで家をあけることになってしまったが、そのあと、はるの様子をいろいろ見ることができてよかった。
しかし、たんがいじけまくり。じぶんが邪険にされてじゃまにされてるといういじけぶり。いろいろむずかしいのだった。


今日、着物の人をたくさん見た。素敵だった。はるちゃんが、ごはんをじぶんで食べられて、自分で歩けるようになって、「おでかけしていいよ」って言ってくれるようになったら、ころんたもいくらでも、着てでかけるさ。タオルとブルゾンを買って、煉瓦亭でごはん食べられたので、これだけで、ころんたはかなりの気晴らしになった。


とにかく、きょうも病院はやすみでも、予約をとって先生が診てくれるので、点滴はいちにちたりとも休めない。治そうとしてくれている病院があって、はるちゃんが治ろうとがんばってるんだから、しっかりしなくちゃ。


たんが、いつも陽あたりの良い2階の部屋をとってしまうので、たんを閉じ込め、はるちゃんにひなたぼっこをさせる。
床ずれがかわいそうなので、なにか方法はないかと考えていたが、ものすごくいいことを思いつく。着物の半襟や胴裏の端切れがあったので、これにワタをつめて、ドーナツ型のはるちゃん専用の床ずれプチクッションをMETAGAIA聴きながらちくちく。しかし、高さがうまくいかず、だいたいもともと雑巾も縫えない人間が、いきなりこんな高等技術ができるわけないのだが、とにかく、痛そう・・だけで手をこまねいているわけにはいかないのだ。しかし、数針ぬうと、はるがすぐに頭をもちあげて、おかあさんをよぶ(声がでないがにゃーと言ってる)ので、そのたびあたまや喉を撫でてやるので、遅々としてすすまず。
しかし、シーツかみつきは、どうやら、遊んでるのではなくて、なにか悔しいらしい。陽が翳ってきたので、ふたたびふとんに戻してやると、電気敷きシーツにかみついたまま、ぎーっと離さない。あぶねー、コード噛んだら漏電して焼き猫になってしまうではないか。 おなかが空いているのかと思ったが、ごはんを指先にちびっとだけつけて口に入れてみたが、たちまち気持ち悪くなってしまうらしい。あわてて、やめる。寝たきりになって、 自由にできないのが、悔しいのかもしれない。


はるちゃんは、鼓動はややはやいものの、反応はわるくない。夕べ、やけに活発で、自分で180度も動いて、ふとんの奥深く潜っていたので、いつかと同じく、重さで、すこし酸欠ぎみになったかもしれない。でもよかった。


出掛けにはるを撫でたり呼んだりしていたら、鼓動は早いものの、いつもの目力はもどり、 頭を動かしたり、声だせないけど何か言ってるので、やや安心して出かける。歌舞伎座10時半到着、発券機でチケット受け取り、友人にチケット渡して、Uターン。ううう、花の咲いたような新春大歌舞伎。きちえもんさんさよーなら。
人間用のタオルを使いきってしまったので、三越に行ってタオル買う。いままで、温泉でもらったタオル(かならず持ってかえる)とかガス屋さんだの電気屋さんだのこんなのぞうきんにしかつかえないじゃんといいつつ、とってあったが、いま、はるちゃん用に大量に必要なので、とってあってよかった。
すばやくタオルを選び、ふとみやると催し物会場でコート類大バーゲンのちらしが!年末おばかなわたしはコートやブルゾンを殆ど捨ててしまい、丈の短い皮ジャンとロングコートだけで震えていたのだが、やっぱりいくらなんでも無茶なので、デザインその他関係なく、選択肢はただひとつ、「やすい」値段のみで1枚ブルゾン購入。5分かからず。それから、外へ出て、いつものように木村屋に向かい、たまにはデパ地下でスイーツ買いたいなとおもいつつ、鬼と殺意2と野菜入りクロワッサンを購入し、帰途につこうと思いながらも、朝からろくに食べていないので、空腹に耐え切れず、やっぱりおひるなんか食べてから帰ろうと、ふとみやると、煉瓦亭の前に行列が!時間は11時13分。あと2分で開店じゃん。
これは神様のおみちびきかも。タンシチューかオムライスかメンチカツか牡蠣フライか迷ったが、やっぱり冬季限定牡蠣フライにライスにコンソメスープ頼む。うううおいしい。
思い起こせば年末から風邪もひいたせいで、ハナもつまりろくに味もわかんないままろくなものを食べていなかったが、ソースとタルタルソースで交互に味わいつつ、あっという間に完食。
久しぶりで美味しいものを食べた〜。あ、フラッシュバックで、海水のゼリー味がおくちに甦ってきたりして。あータジンで煮込んだおにく〜。やぎさんのチーズ。赤ワイン〜。ううっ。松屋やプランタンの食材売り場にも、行きたかったが、とにかく帰る。銀座の滞在時間1時間15分。


励ましメールありがと。ファイト!


一転。朝起きたら、はるちゃんの鼓動ははやく、ぜんぜん元気がない。きのう寝しなにはあんなに元気だったのに。
一進一退なのか、きのうのホルモン病注射投与の副作用なのか腎不全の進行なのかわからない。年末もだけど、ものすごく喜ばされると突き落とされる。昨日の状態だと、歌舞伎見てもだいじょうぶなのかな、なんてすこし欲だしたが、はるちゃんは、おかあさんが、糸の切れた凧なのをよく知ってるので、おかあさんはあたしがちょっと良くなるとこれなんだから!と怒ったにちがいない。
とにかく歌舞伎座まで行って、ちけっとおねえさまに渡してとんぼ帰りしてこよう。まったく、暮れにチケットさえ入手してれば時間のむだしなくてすんだのに。反省すれど後悔せずが信条だが、後悔ばかりがこのごろずっとつづく。後悔するということは、とりかえしがつかない、ということだ(;_:)。


年末、なんどか銀座行っていたんだから、チケット引き換え機でチケット入手しておけば、おねえさまに郵送して、あしたの歌舞伎は、そりゃー13,000円もったいないけど、キャンセルできたのに、と思うが、とにかく出かけねば。おねえさまには申し訳ないが、午前中に帰ってこよう。明日は病院はやすみなのだが、おやすみの先生が時間指定で18:30ではるの点滴はしてもらえる(;_:)。床ずれに着物の半襟が絹でお肌に負担がかからないので、これで床ずれ防止のドーナツ作ってみるか。はるちゃんも、先生も頑張ってる。


おいしいものいいな。あまいうににんじんたべたいな。でもいま、人をうらやむより、ころんた、連日料理すらできず、「うちにあるもの」をとりあえず口にいれてるけど、いまは、とにかく、はるちゃんがごはんを食べられるかどうかだ。お水数滴、ミルク一滴だけはるの口に入れる。はるはのむしぐさはしたが、先生も、こわいので、無理に飲ませたり食べさせたりしないようにとのことだった。


1週間に一度の点滴が数日に一度になり、それが毎日になって今日で10日目。
仕事いきがけにはるちゃん見たら、じぶんの前足でじぶん腕枕してかわいい。目ちからがきょうはしっかりして、上半身のうごきがかっぱつだ。きのうのくすりがきいたのと、たまっていたうんちを出してもらったのと、やっぱりMETAGAIA効果かな?
多少気分があかるくなったが、とにかく、ほんとに会社行きたくない。熱はないが、風邪は抜けず。まあ一日たりとも体やすめてないので、あたりまえか。
うちに帰って、まずおふとんめくってはるちゃんの生存確認してほっとする。
昨日、ほとんど体温低いまま、ぐったりしたはるが最終20時過ぎまでまたされてしまったせいか、担当の先生は公休日なのに、今日19時にはるの診察のためにだけ来てくれると、はると待ち合わせ、をしてくれた(;_:)。それだけはるがあぶないということなんだけど、とにかく17時になったら、会社とびだすことにして、時間通り病院に行く。
はるが、先生が目を離しているときに、じぶんで頭をもちあげてぶるぶるやっているのを見て、先生てっきり断末魔のけいれんとかんちがいして、あせっていたが、はるちゃんは元気。

絶望はおろか者の結論で、昨日もはるのスタッフミーティングのなかで、絞りだされた結論が、ある病気ではないか、ということで、この病気のための注射の投与をどうするか、と聞かれ、「賭けます」と答える。腎臓に負担がある薬剤だが、いま毎日点滴にきているので、こちらの病気だとしたら(ここが賭け)この薬がきけば食欲もでてくるとのこと。

はるちゃんは今日は元気で、下半身は動かないが、上半身だけで、ふとんのなかで動き回り、シーツにかみついたりして遊んでる。
おかあさんあきらめないけんね。


ほんのすこしだけ、きもちわるそうだが、吐きたい、というほどではなさそうで、薬がきいているのかな。床ずれがかわいそうで、濡れティッシュでドーナツ状のわっか作って、直接あたらないようにしてみる。でも、本当に毛をそってもらってよかった。おしっこがぜんぶ毛に吸収されて地肌にいってしまうので、爛れてしまうところだった。 ちょっと目力がもどってる。きのうはたんに、朝前菜がわりにいつもかんづめはんぶんあげて、あとはかりかりおいてくるんだけど、それをすっかり忘れていて、夜、たんちゃんははらぺこでいじけていた。
はるちゃんに、しらすを食べさせてあげなかったことが、ほんとうに悔やまれる。そういえば、暮れにもうしらすだめって、言ったら、若いころよくやっていた、お座りして、胸の前で、前足をかたっぽだけ折ってこっちを見る「おやつちょうだいのポーズ」をしていたので、びっくりしたっけ。いつもくれていただいすきなしらすをもらえないので、何年もやっていないこのポーズを思い出したにちがいない。


待つこと1時間以上。受付の女の子が途中でもうひとつ点滴ゆたんぽを入れてくれる。はるの体温はすこしさがってる。目に見えて状態がよくないのがわかる。覚悟はもうしてるけど、先生から、状況はきびしいこと、それからくるしみをとりのぞく「最後の手段」についても視野に入れる話しをきく。
それはそれとして、できるかぎり最後まで一緒にいたい旨、こちらから言うより先に、先生が言ってくれた。「その決断」をしないよう、おかあさんの腕のなかでいくんだよと、はるちゃんにも言い聞かせる。
点滴と、吐きどめの薬を打ってもらう。
ドライブ(って病院の行きかえりしかないけど)が大好きなはるは、ぐったりしていても、自動車がうごくと、布製バックの中で、「外見たい」の気持ちがすこし元気になるらしいうごきをする。うちに帰って、METAGAIAじゃなくちゃだめで、このいのちのちからをはるちゃんにあげる。


天気予報にだまされた。ぽかぽか陽気だったいうから、ゆたんぽいれないで、会社に行ってしまったではないか!
仕事中にはぜったいはるちゃんのこと考えまいと思うけど、そんなのむちゃ。とにかく早くかえりたい。お昼休みに、つい昨年末はるとおなじく腎不全でそれも手遅れでお医者さんに行くのが遅れて4日で死んでしまった人の話にひとごとでなかった。それも18歳だって。気づいたときには黄疸がでていたそうで、もっと早くお医者さんにつれていけば、と悔やんでいた。それはわたしもおんなじ(;_:)。
Hちゃんのお友達は痛くてくるしくて、決断するしかないからと、家族とお医者さんで話して決まった時、そのにゃんこは、涙を流したそうだ。一生忘れる事ができないって。でも、痛い、くるしい、から解放してあげたかったって。
うちに帰るまでの時間がながい。電車のなかでじわじわ涙がでてきてこまる。まだしっかりしなくちゃいけないのに。ふとんめくってはるちゃんがいるので、ほっとするが、気分も良くなさそうで、床ずれが血が出ていてかわいそうだ。病院で点滴用のバックにお水を詰めたものをレンジでチンして移動中の湯たんぽにしなさいともらったので、それをタオルにくるんで病院へ。


うーん、10日の歌舞伎。チケット取ってあるし、てか、年末チケット取りにいく時間がなかったため、当日でないとチケット入手できないので、わたしが行かないと、おねえさまにチケットがないわけで、気分は乗らないし、はるちゃんのそばにいたいのだが、歌舞伎には行く。
夜銀座で新年会だねと言っていたのだが、もちろん朝から夜まで家を空けられないので、ごめんねメールしたら、おねえさまも、半年寝たきりのわんこのおむつ替えを、仕事しながら毎日していたから、よくわかるとのことだった。みんな、元気でかわいいところをもらったおかえしを、ちゃんとしてるんだよね。


唐突にいまごろ思い出したが、あの鴫立亭の「おやつ」もうとっくにくさってるんだろーな。さすがに。じぶんのぶんは、はるちゃんの介護しつつも暮れのうちに、みんなくっちまっただ。


床ずれしてる方の向きが、はるちゃんが好きな向きなわけで、いまそっちを表にすると、おかあさんにそっぽ向く形で寝るのが、はるちゃんふみゃん。でもこっちのとこずれが治るまでは、はんたいむきだね。塗り薬が冷たいので、ちょっといやそうだけど、痛そうでかわいそう。確かに、毛を剃ってもらったので、直接あったかいタオルで皮膚をきれいにできる。はやくもうすこし元気になって、無理にでもごはん食べられるようにならないと。昨日、暮れにすこしよろこんでた、イタリア製のかんずめ買ってきたし。


はやびけして帰る。もう水をすこし飲ませても吐いてしまう。おむつも逆流して、濡れて床ずれがすごく痛そうで、さわると声だす元気もないのに、とても痛いらしく、いやいやの態度をする。見てるだけでつらい。
病院に行くと、腎不全が悪化し、毒が体にまわりはじめると気持ちが悪くてはいてしまうので、無理にあげないこととの指導。下半身剃ってもらい、まるはだかになってしまったが、拭ける、床ずれがはっきりわかり直接塗り薬が塗れる、消毒が出来るだけまし。
先輩に会う。わんこ二人とも具合悪いが、きょうは13歳のお母さんわんこの方連れていた。お互い正月どころでなく、という話をあらためてする。
夜もすごい患者で溢れてる。こうして、連れてきてもらえるコたちは、幸せな一握りなんだよね。それに、全然知らないおかあさんおとうさん同士で話ししてるだけで、程度の差、相手がうらやましかったり、こちらの方がまだ長生きしてるだけましなのか、とか、お互い励みになっているところがかなりある。
はるちゃん、腎臓数値がしんぱいで、「しらす」を食べたいって言ってたのに、あげなかったのに、もう食べられなくなっちゃうのがわかっていれば、あの時、あげていればよかった。
後悔だらけ。


朝は思った以上になんなくクリア。おむつ替えが慣れてかなりスムーズに行ったためだ。しかし、ペットシーツをあてても、かなり逆流して、やはり下半身がずぶぬれで床ずれになりかけそうで、痛々しい。これにドライヤーをあてて乾かすので、ものすごいニオイがたちこめる。部屋を冷やすわけにいかないので、これがものすごい。はるをふとんにふたたび入れて、ねかしつけてから、窓をあけて換気。ゆうべ吐いてしまったので、もう、今朝はごはんはやめて、水とミルクだけ。水をなんくちかと、ミルクもふたくちで、いやいや。
このまま帰るまで、ずっとひとりにしておくのがかわいそうだが、お仕事行って、病院代をかせがないといけないけんね。きのうのおかあさんも、どうぶつ病院代のために、ちかくのコンビニでパート始めましたって言ってた。
夜なるべく早く帰ってきて、はるちゃんを病院に連れて行かねば。なにも食べてないので、点滴いのち。はるちゃんには、いままでどれほどお世話になったか。
しかし、暮れにじぶんで立って歩いてみせてくれた、あの時点でごはんを食べ始めるかどうかが、分かれ目だった。その良いほうに向かうにはどんなきっかけが必要だったのか、わたしにはわからない。わかったとしても、もうどうしようもない。
いまできることをしていくしかない。


夜、お水とごはんとミルクのいやいやタイム。しかし、もうだめだ。吐いてしまう。
あの、以前のまんまの顔で、よほどこれがくるしいのか「おかあさんなんかきらいだ!」と、はるちゃんから生まれてはじめて猫パンチをされた。病人とは思えない力だ。それがハナの穴に入り血が出た(;_:)。はなぢ。
こうやって寝たきりになる少し前、パソコンうとうとするわたしの前に、はるちゃんが「てんてんして」って言ってきたのに、おかあさんいま忙しいんだから、って、ディスプレイからどけてしまった。それが、最後だった。
どっちが大事だったんだろ。後悔する事がすごくいっぱい。
明日から、時間的にあんまり新月・ころ日記書けなくなるかもしんないけど、ねこいっぴきより、更新しろよ、なんて言う新●月ファンがいるわけないので、マイペースでいこ。 おむつ替えてドライヤーで乾かした


お医者さんにも言われた「目力」だけははるちゃんはすごい。顔だけ見てると、相変わらずのきりりとした美人でとうていおむつしてる病人には見えない。


お医者さんでのスタッフミーティングで、再度レントゲンを確認したところ、やや足の骨が薄くなっているとのことで、今日はカルシウム剤を投与、そして、抗生物質注射してもらった。きょうもいろいろ何種類ものごはんがきたが、においをかいで、全部そっぽ。診察台の上ですでにはるは寝たきり。おしっこがおむつからやはり漏れて逆流して下半身をぬらしてしまうので、おむつしてから、ペットシーツを折りたたんではさみ、なるべく体に行かないよう工夫するやり方を教えてもらう。
年末から毎日の病院通い。やすみだったから出来ていたが、明日から、会社からいったんうちに帰ってきて、そこから夜病院へ通うことになる。どこまで出来るか。時間との戦いだ。行かれる限り、行ってあげないと、たちまち脱水になってしまう。
今日は先日一緒だった同じ16歳のねこのおかあさんに会い、ほぼ同じ状態だった子が、年末からごはんを食べだして、元気になってきたと聞いてうらやましかった。 元旦にあった、はるそっくりのオス7歳のおかあさんも、だいぶ元気になってきたと聞いた。はるちゃんもがんばれ。
限りある身の、力ためさん。
最終兵器、世の中で一番好きな「しらす」を買ってきて、「はるちゃん、しらすだよ」と言ってみる。「しらす」の言葉に反応したが、くんくんくんにおいを嗅いで、食いついてくれるかと思ったが、ふん、とそっぽをむかれた(;_:)。


ううっ。ねぼうした。まだ風邪気が抜けてないのとやはりやすみ気分なので、6時半になってしまった。 もたもたしていて、40分かかるなー。だいたいこのくそ寒いのに朝からシャワーなんか浴びたら、また風邪がぶりかえすので、「捨てていいへんな服」にまず着替えて、おしっこまみれのはるちゃんの体を拭いたり、おしめ替えたり、ごはんをあげてから、着替えて会社に行く事にしよう。
はるちゃん用のゆたんぽ、体拭くあたたかいタオルと乾いたタオルを用意しつつ、お湯を沸かしてミルク作って、ごはんをシリンジに入れて、それを持ってはるちゃんのところに行って、おもらし防止にペットシーツを敷きつつ、抱っこして替えてあげる。 とにかく、朝時間がないんだから手順を頭に叩き込んで、時間短縮をはからないと。 おおよそペット飼ってて、おなじことしてるひとは、みんな会社行きたくないと思うだろうな。

朝、ふたたび失敗をし、ごはんを無理に食べさせすぎて、はるちゃんの頭が痙攣みたいになって、それから吐いてしまった。お医者さんも、少量でもいいから、吐くほどむりにたくさんたべさせるなと言ってたのに(>_<)。かわいそうだった。
きれい好きなねこが、それも真っ白できれいなはるちゃんの下半身がおしっこで濡れて、おしめの色がうつって青っぽくなってるのが、本当にかわいそうだ。
美人の誉れ高いはるちゃんには、屈辱的だと思う。会社に行ったら、12時間ちかく、そのままか。
これから、また病院に行く。


ねこ介護先輩のメールはほんとに励みになる(;_:)。体験談にまさるアドバイスはないよね。


ここ数日、サイトのアクセス数がやたら多いと思ったら、8日が新月なのか。間違って、アクセスしてくる人多いんだよね、新月の前後は。でも、それで、新●月に興味持って聴いてくれる人がいたらいいな。


鼻がきくようになってから、「じぶんがかなりねこのおしっこくさい」ことが判明!!
こ、この意味でも、おむつにしてよかったのかもしれない。通常のパターンは、朝起きる、即着替え、ねこトイレ清掃、洗濯開始、洗顔お化粧、その間はるたんは、それぞれ別テーブル?で朝食待ち、ころんたお湯沸かしたり、朝ごはんのしたくしつつ、ちびっとメールチェックや日記更新・・・なんてスケジュールだったが、これを一新しなければ。
まずはるのおしめ、ごはん、からの開始に、出勤前にシャワー浴びなきゃ。
明日、タイムスケジュールの実験じゃっ。


おふとん、そっとめくってみたら、はるちゃんが、いた、いた。かわいいなー(=^ェ^=)。はるちゃんの毛がふたたびふわふわになってる。
つい昨日までみたいに、干物の寝たきり老人みたいにびよーんと伸びてるんじゃなくて、脱水症状が緩和されたので、おもらししちゃうおしりまわりは仕方ないけど、もともとのはるちゃんの「手で顔を覆うかわいいポーズ」で、寝てる。
やっぱり、いままで、くるしかったんだね。
玄関でおしっこだしたりするころ、すぐお医者さんに連れて行けば、膀胱炎悪化しないで、すんだのかもしれないとそれが悔やまれる。
ここから、いままで一度も病気しなかったはるちゃんが病気になってしまった(;_:)。
しかし、あらためて「風邪はひかされた」んだなって、思う。きのう・きょうと仕事行ってしまって、点滴行かれなかったら、もとのもくあみだったんだから。


今年から朝日新聞になり(ころんたのしんぶんの選択は、内容のポリシーではなく、勧誘員のおぢさんの誠意によって変ったりする)、今年の博・美術展がすでにいろいろ出てうれしい。横山大観、法隆寺展、フェルメール、モリスは絶対チェックやね。
はるちゃんの介護は介護で別として、それはどれだけ行かれるかわかんないけど、また今年も、良いものをいっぱい見るぞ。着物も着るぞ。ライブも行くぞ。
まずは10日の歌舞伎、20日のROSEさんのBibleBlack、それから水鏡のレコ初(いつ?)。昼間でかけるときは夜でかけない。夜でかけるときはひるまはやすみの日、ってきめて、お世話&点滴をしてから、どちらかにしていこう。


昨日死にかけた割には今日のはるちゃんはすこし毛づやがよく、すこし元気だ。目力もある。病院に行くと、やはり集中治療の点滴が脱水症状に効いているとのこと。レントゲン・血液検査でも、数値はわるくない。ただ、歩けない原因を、スタッフミーティングをしていて、いまだに腑に落ちない点があるが、ステロイド剤をつかうと、また腎不全の数値があがってしまうので、現在の対症療法で行くとのこと。点滴いのちになってしまった。
垂れ流しだと可哀想なので、ペット用のおむつのほうが良いとこのことでおむつ買ってくる。しかし、生まれてこのかた、人間用のおむつですら代えたことがないのに、さらにしっぽ穴のあるおむつをどうしたら良いのかしばらく悩むがなんとかいやがらずにやってくれた。
代えてるあいだに、はるちゃんは膝の上できもちよくなったのか、眠ってしまった。かわいい。
点滴が効いたおかげで、夕べから、はるちゃんがすこし楽そうなのがやれやれ。 あとはごはんと水分をいかに摂らせるかだが、先生がごはんをちかづけても、そっぽを向くので、鼻がきいていないらしい。
朝、ごはんをたべさせ、お尻を清潔にして、きれいにして、の時間を、はかったら、やはり全部で30分かかった。これを、いかに出勤前に、すみやかに行うかだ。
明日、朝いつもどおりに起きて実験してみよう。
風邪はまだぬけないが、だいぶ鼻がぬけてきたら、やはり部屋はねこのおしっこくさい。出勤の時はコロンかぶっていくか。世間的にはねこのおしっこくさい女と香水くさい女と、許容される範囲がひろいのはどっちかな。どっちもどっちという気もする。
しかし、やはり、年末から2度も風邪ひかされたのは、はるちゃんのそばにいるようにとの、天の配剤だったのかも。
体調もどってきたので、やっと気分も上向いてきた。
じっさい、仕事がはじまってからの、タイムスケジュールの組みかたをうまくやらねば。


年明けから、はるちゃんの介護日記になってる。16年間ずっと一緒だから、ころんたの、はるちゃんへの「依存度」はものすごく高いからね。昨日はもうだめだと病院から帰ってきてからもずっと涙がとまらなかったけど、ゆうべ、となりに寝かせて、ぐったりしながらも呼吸もふつうにもどり、安心して寝ているはるちゃんを見ていたら、よし、17歳の誕生日は迎えよう、と思う。
うちでべったりと一緒にいたいけど、仕事には行かなくちゃいけないし、出かけることもあるだろう。じぶんの生活時間に、はるちゃんの介護、を じょうずに組み込んでいくことを考える。
16年間、なにひとつ、手間かけさせなかったはるちゃんに、は、ずっと「お世話」をかけていたのだった。だから、いまが恩返しの時なんだね。16年間病気しなかったこと自体が「奇跡」とお医者さんで言われたすごいはるちゃんなんだから。


風邪を早く治そうと、22時くらいにはもうふとんにはるちゃんといっしょに入ったのだが、やはりまったく寝付けず。でも2時半くらいには眠れたと思う。時々触ると生きていたので、あんしん。夕べの段階では、もう長くないなら、痛い点滴ももうやめちゃて、このまま・・・などと思っていたのだが、絶望は愚か者の結論。生き物が、最後の最後まで生きようとしないわけがない、それをわたしが決めてはいけない。
朝、ふとんから抜けようとしたら、はるが声を出して、行っちゃいや、みたいに、泣いた。もともとのライフスタイルを思い出したのかな。5時半におかあさんが起きると、はるちゃんは一足先に2階にあがって、縄張り兼ごはん場所のパソコン台のところに行って、待機が日課だったからね。
今年17歳のはるちゃん、無理やり頑張らせるのはいやだけど、本ニャンががんばるかぎり、一緒にがんばろう。


夜、様子を見に行ったら、いつものように、うっかり厚いふとんをかけてしまっていて、呼吸困難になってしまったらしく、ふとんをはいだら、はるの鼓動がめちゃくちゃ早まり舌を出してしまっていた!とんでもないことをしてしまったと、後悔で動転する。この時点で、もうだめかと思った。
しかし、すこし落ち着いたので、すこしミルクと水を飲ませようと、何を思ったか、起すのが可哀想だと思い、寝たまま飲ませてしまったため、ちょくごにくるしそうに吐いてしまった。バカなわたし。いつも、ちゃんと背中をわたしのおなかにつけて、嚥下できるようにしてから飲ませたり食べさせたりしていたのに、くるしくさせて余計な体力を使わせてしまった。
もう這い回る力もなさそうだったので、いつもいままでしていた腕枕の位置に移動してあげてシーツをお尻のしただけに敷いて、「はるちゃんの毛布」に顔と体がつけるようにしてあげた。そしたら、いつもそうしてたことを思い出したのか、きもちよさそうだった。それからおかあさんの手のひらにしばらく顔を乗せて、うでまくらならぬ、てのひらまくらで、安心したらしかった。
強引に明日まで休む事にしてよかった。


仕事始まったら朝晩しかあげられないのだから、ごはんやりのスケジュールをきちんとしなければ。あたたかくなるらしいのが、助かる。昨日からはるちゃんの鼓動がかなり早い。


汗を3度かいてパジャマ替えてまだ頭痛目痛はあるが熱はとれたらしい。はるちゃん2日は診察台からじぶんのバスケットにむけて「帰るんだ」とジャンプし失敗して転落。2日にわたしがダウンでごはんをあげられらなかったこともあるのか、目に見えて弱っている。
今朝はごはんを吐いてしまった。
ちょうど、わたしがお医者さんにつれてきた時から、腎不全が始まっていたのではないかとの、今日の診断だった。お医者さんのはなしを聞く。いくつかの選択肢があったが、やはり、もう、このまま時々点滴をうけて、負担のない自然の方法を選択した。先生も、うなづいて、もしもはるちゃんが、自分のねこなら、自分もそうします、と言った。人間でいえば80歳。80歳のおばあちゃんに、原因わかんないから検査のため全身麻酔して調べてみる、という方法を人間にすらやらないだろう。お水とミルクとペーストのごはんを少量強制給餌していく。ごはんを食べさせる時、体をうごかすとつらそうに泣くのがかわいそうだ
一緒にずっと寝てるけど、もうはるちゃんは腕枕はしない。「はるちゃんの毛布」の上にペットシーツを敷き詰め、おしっこ垂れ流してきもちわるくなるとはるちゃんはすこしづつ匍匐前身して移動するのがわかる。ハナがつまっててわかんないけど、ふとんはおしっこくさいかも。
強制給餌でタオルがたくさん汚れるし、おしりふくのにタオルがたくさん必要で、ずっと大量の洗濯物と、毎日ふとん干しができるので、この晴天で良かった。
じぶんの体が思うように動かなかったので、充分はるちゃんの介護できなかったのが悔やまれる。7日まで集中点滴。会社は無理やり7日までやすむことにした。はるちゃんには、いままでずっとお世話になりっぱしだったんだから。早くじぶんの風邪を治さねば。


ねこの介護先輩からのメールにただただ、涙。


ぶり返しの風邪はきつい、きのう2日が最悪で完全ダウン。どうぶつ病院にだけは這うようにして行ったが、急患がはいり、予約の10時が結局11時になってしまい、待ってるあいだ倒れそうだったが、危篤の猫の名を必死で呼ぶおかあさんの声を聞きなが他人事ではなくて、もらい泣きしてしまった。「もうだめだから一緒にいてあげて!」っておばあちゃんにおかあさんが、言ってるのに、おばあちゃんは、多分現実逃避なんだろう「わたしはいいよー」って、おばあちゃんは、照れたみたいな笑いを浮かべていた。今日先生に聞いたら、やはりだめだったそう・・・。
点滴おわって、うちに戻り、そのまま、のまずくわずで寝込む。体まったく動かないためはるちゃんにも強制給餌もミルクもあげられず、はるちゃんじしんも20時間以上のまずくわずにさせてしまった(;_:)。きょう病院に行ったらやはり体重減ってた。かおつきも、きのうと比べてだいぶ弱っているといわれた。はるはもう、ぐんにゃりしたまま、おしっこ垂れ流しで、きもちわるくなると匍匐前身ですこし移動する、という状態。年末、うちに帰ったら自分で立って歩いてごはんも食べていて、わたしを喜ばせてくれたけど、こんなになっちゃうなんて。下半身がおしっこで汚れしまうのが、痛々しい。寝たきり老人になってしまった。
今日病院から、もどり、ミルクとごはんをなんとかすこしたべさせ、そのままころんたダウン。夜おきあがってすこしからだが動くようになったので、こうしてパソコンを打てるのだが、みんなの元気の良いメールや掲示板のへんじまでかけず。再び逝きます。


ううっ。すかす、かつてこんなヒサンな元旦を迎えた年があったであろうか。
そういえば、昨日の大晦日も、いつものように元気なら、どうぶつ病院の合間に掃除くらいする時間はあったはずなのだが、いまいち気力がなかったのは、風邪ぶりかえしのせいかも。そのうえ夜更かしして、『殺意への船出PART2』モードで、新年明けたからねー。
はるの介護があるので、じぶんが再び寝込むわけにいかない。それに会社ももうそんなに休めないし。4日から仕事なので、養生せねば。ねこの介護で、じぶんが肺炎になってしまったねこ先輩の話も聞いたし、そうなっては共倒れになってしまう。しかし、本当にうちにいて寝ていたのは18日一番風邪最悪の日だけだったので、それから体やすめる日が今日まで一日もなかったしねー。まあたてつづけの忘年会・ライブも行ったし。
実家にも行かず。着物も着なかった正月もひさしぶりかも。あ、駅伝の応援もできない。
はるちゃんにはふたたび、ねこミルクと、かんずめ無理やり何口か食べさせる。自力でごはんをたべてくれないと(>_<)。


どうぶつ病院に元旦からいて、ほかのおかあさんと「元旦て感じしませんね」と言い合う。先輩からもメールが来て、わんこは暮れから寝たきりで、まったく普段のお正月とちがうと言ってた。とにかく7日間点滴に通いとおさねば。完全に風邪ぶりかえし。悪化。はると一緒に寝よう。


とにかく、仔猫用のミルクをスポイトでまず飲ませる。むりに飲まされるのはいやだけど、味はわるくないらしい。それから病院の高栄養のペーストかんづめを無理に食べさせる。とにかく、栄養をつけることが先決。自力でなんとかかんづめを食べてもらわねば。風邪ぶり返しで、ものすごい咳と咳き込むたびの頭痛腹筋痛・・・元旦からもとどおりかい。でも、どうぶつ病院に点滴いかなくちゃ、点滴。窓なんか汚れたまんまでいいわい。 きのう病院でうんちをかき出してもらった。かなりたまっていてかわいそうだったが、とりあえず、それは安心。この休みの3が日でなんとか進展しないと。会社が始まると12時間はうちをあけることになるので、いまが勝負だ。朝、もっと早く起きないと、はるちゃんのお世話して仕事いかれないので、リズムくずさないために、きょうもいつもどおり5時半に起きる。会社はじまったら5時起きにしよう。


はるちゃんは、病院ではごはん食べたというのに、どうしてうちに帰ってくると食べないのか?現在いつもたんと一緒にいるこのパソコンのあるリビングから離して、病室に隔離なんだけど、ほとんどものも置いてなくてたのしくないのかもしれない。元旦から点滴はるちゃん。でも、筋力さえつければ、ほかに悪いところはないんだから、もとの元気で美しいはるちゃんに戻ってもらおう。すかす、風邪ぶりかえしてるんですけど。


てなわけで、28年目の新月書けた。12月はじめくらいは、もう書けないんじゃないかと思ったけど、まだまだ、たったの5年目、9年目だ。


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