ころんたの日記

※転載の際は出典の明記をお願いいたします

日記

2005年1月の日記



素晴らしいお料理をいただく。自然にいつも食べているような気がする食材が、こうも違うのだろうか。かと言って、大げさな演出も、見たこともない不思議なもの、などなく、見知ってる、名前を知っている食材なのだ。すこし、たってから、自分が感動していることに気づく。それから、店主の方に、お話を聞かせていただき、さらにまた感動する。
嬉しかったのは、これはお召しですね、と着物を褒めていただいたこと。それからさりげなく、半襟に目を留めてアンティーク着物と刺繍半襟との組み合わせ、わたしの道行きの羽裏にまで目を留めていただいたこと(何度も着てる道行きだが、羽裏まで褒めてくださったのは2人目(^^))、わたしのお気に入りの草履の花柄の鼻緒までかわいいと言っていただいたこと。
お話がお料理にさらに素晴らしい思い出を加えていただき、また、食べたい、という至福の余韻が本当に数日たってじわじわと漂ってきた。
芸術がいかに人を幸せにするかを実感した日。
それから、「表現」についてつくづく考えた日。


わーん。↓つづきを書こうと思ったのにタイムアウト。2日連続朝からおでかけしてしまったので、時間がなくなって、今日は2月の2日なのに、ファイルの張替えもしてない〜。 新月日記に書いたことと違うじゃん。いや、別に、何かが変るわけではなく、単に「読みに来た人に、意味不明の文は書かない」という事を守るだけのことなのだ。まんま、まんまで行く。


「モーターサイクルダイアリーズ」。本当に見てよかった、という映画だった。ラストシーンが胸に迫る。パンフレットも買ってしまった。ゲバラは生きていたら76歳。わたしの父より少し上なだけだ。一気に歴史が身近に感じる。共に旅した親友のシワだらけのラストが本当に格好良い。


映画の時間まで、銀座の和装小物店のはしごをする。わたしは今回購入目的はないが、羽織紐と風呂敷を買いたい友人はまず、津田やさんで、可愛い羽織紐をGET。くのやさんで、風呂敷展をやっていたので、それを見に行く。どれも美しい。一枚、一枚このボリュームでは派手だが包むとアクセント程度の色みになる、だから年配の方にさしあげるときはすこーし派手目にしてさしあげるのが良いとは確かに女心をくすぐる。 袱紗について、かけ袱紗が正式で、いま、の金封袱紗は略式だということをお店の方に教えてもらい勉強になる。お互い、正式な作法を知ってこそ成り立つことで、今では関西地方の旧家ではいくつか残る習慣だそうだ。友人は風呂敷もGET。


友人の意見は、はなから聞かず「お昼は銀座の煉瓦亭!」と決めつけ煉瓦亭へ行く。ドアの前に立った途端、ドアを開けてくれる、アンティークなレジ。わたしは当然牡蠣フライにごはん、コンソメ、友人はポークカツレツにごはんにポタージュ。運ばれてきた牡蠣の数とボリュームにたじろぐが、ぷりぷり、そしてジューシーな牡蠣を添えられてきたタルタルソースと、ソースとで交互にいただき、あっと言う間にお腹におさまる。うんまい(^〜^)!!



着物は、夜はちゃんとした美味しいものをいただくが、はて、どうしようと、考えた挙句、わたしにも遠縁にあたる方から、叔母がいただいた黒の御召(おめし)に決める。この方は非常に小柄で細い人で、幅はいいのだが(この着物を着たかったら絶対これ以上太れない)、丈が足らず、まったくおはしょりが出ない対丈で着なければならないのだ。 しかし、とにかく、黒の中に、赤と白のラインが飛び柄で入っているものすごくかっこいい柄なのだ。 これに、1月8日の新年会で締めた帯をする。黒の帯締めに、ぼかしの帯揚げ。母の総しぼりの道行コートにするつもりが、出してみたら、秋か冬という色合い。結局何度も着ている自分で買った道行にする。 着物だけ質の良いアンティークで、ほかはすべて自分で買ったもの。白地の縮緬に押さえた色合いの花の刺繍の半襟にする。やはり、裾線決まらず、苦労する。でも、叔母が出してくれた時、一目で気に入った着物だけあって、自分でも似合うと思う。これに、花の柄の鼻緒の黒の草履。


明日もお出かけ。待ち合わせが夜なので、東博に行こうと思ったが、月曜日のため、休館で、映画を見ることにする。若き日のチェ・ゲバラの自伝物語、「モーターサイクルダイアリーズ」を見ると行ったら友人も見たいというので翌日もまた一緒に遊ぶことにする。当然、一人でも着物を着るが、友人とつれだって着物はまた嬉しい。


「相模人形芝居」は素晴らしかった。まず、説明コーナーがあったこと。人形の説明、裸の人形と着衣の人形の動きを、詳しくステージ上で見せてくれ、3人の黒子がどうやって人形を動かすのか、がわかり、芝居への興味が増す。そして、さらに、実際に人形を触らせていただき、こまかな動きや、衣裳の質感を体験できた。しかし人形とは思えぬこの動き。 おなじみ「菅原伝授」は、涙をさそう。良かった。いい体験だった。友人に感謝! 舞台終わって、お見送りしてくれた友人の仲間の方が2人の着物姿を褒めてくれる。着物を着て、褒められるのが一番嬉しい。もちろん、お芝居が素晴らしかったことを伝える。


バスに乗っていたら、揺られてゲロ吐きそうになる。友人結局1時間以上遅刻することになり、時間調整に意味なく電車にのったり結局平塚2往復したりして、歩き回っているうちに、アルコールがなんとなく抜けてくる。友人の着物はやはり自分が一番落ち着く、という更紗もようの紬でやはり、好きな着物は似合ってて素敵。


決まった。ピンクラメのたびっくすに、叔母の白大島風ウールの着物、叔母か母かどちらかわからない縮緬の帯、うそつき襦袢にピンクの花の刺繍半襟。母が作ってくれた道中着。しかし、うっぷ。


気が抜けて、ゆうべ飲みすぎて家庭内二日酔い。うっぷ。てか、さすがに出かけるのが嫌だなあ。家でのんびりしたい〜。平塚の用事は芝居を見たら夕方にしよう。それでいいやもお。う〜気持ちわる。今晩は、明日のために酒抜こう。


人形芝居の前に平塚へ用事で出かけるので、やはり朝から出かけねば。着物選んでないよお。先週着た小紋着るのはやっぱりやだ。ピンクのラメ入りたびっくすを履く為にウールの着物にウールの道中着はどうだ??しかし、町の施設に行くだけならともかく、平塚行くために電車に乗るし、駅ビルでごはんも食べるしとすると、ちょっとウールはな〜。でも、たびっくす履きたい。着物着たいんだかたびっくすだけのために着物を着たいのかわからん。目的は友人演じる国指定無形文化財「相模人形芝居」を見るんだってば。来月の五座は仕事で行かれない事が判明したし。でも、何着よう?明日選んでる時間はあんまりないぞ〜。しかし、最近着物にはまってる友人たちが当然すべて新品の着物なので、わたしはことさらに、彼女たちと会うときは、叔母や母やみ知らぬ親戚筋から受け継いだアンティーク着物を着て行こうとする傾向あり。ここで「ころんたはいいな〜」と言われるのが、ふふんと優越感なのだった。場所と目的考えると紬、ウールだなやっぱり。って、悩んでる時が一番楽しい。


酔っ払いが中途半端に断片的に記録を残すと混乱の元である。思えば小学生の頃、メモを取り、絶対に忘れ物をしないころんたさんは偉いと先生にクラスみんなの前で褒められた事はあるが、つまりこの部分だけ残ってて、酔っ払いながらメモしたらしいが、そのために悩みを増やす。自分で書いたメモ読んでも暗号である。ここに、記憶と一致する部分が残ってるためにさらに謎。そういや以前、会社辞めていった若いコが「ころんたさんは記録好きだから」と、送別会の御礼にスクラップブックをプレゼントしてくれた。ちょっと違うんで、嬉しいけど使ってないけど。


つ、疲れた。忙しかった。救いは1年も前にわたしが苦労して作ったのに、デビュー?前にお蔵入りになっていた資料が日の目を見そうだということ。別にわたしに褒美はないが、達成感ありか。なかなか、今見ても完成度高いと自負ありで、みなに褒められる。ま、これで、いっか。


ぜーぜー。今日働けば明日からかなり強引な3連休なのだ。掲示板レスはもうちょっと待ってね。


通勤の朝、目の前に座ってた女の子が、チョコレート食べながらジュースを飲んでるのを見て夕べの酒が残ってるころんた吐きそうになる。朝飯を食わんかい、朝メシをっ。しかし、どう見ても10代。お化粧気のない顔に吹き出物を引掻いた跡、生気のない目、服や小物を白で統一してるけど、すべてが薄汚い。どうしちゃったんだろう?チョコにジュースの朝ごはんは、バランスを欠いてる。チョコレートダイエットか?そうじゃないような気がする。若い女の子が薄汚いのはあまりにも痛々しい。まあ、夕べの酒が残ってるぢぢいのころんたはもっとひどいか。


うう(;_:)。寝返りをうちたくてちょっと動きたくても、右腕をはるちゃんにがっちり腕ひしぎのワザをかけられている。でも動くと、はるちゃんはふとんから出て行ってしまい、その間うとうとしてると、またはるちゃんに頭を殴られて、起こされる、というパターン。寝不足でお肌が。


会社の人がもってきたR−25に、美容整形の歴史が載っていて、これは第一世界大戦が塹壕戦のため、頭と体は守られるが、顔だけはむき身のため、攻撃されてつぶされた顔を直すために、美容整形の技術が進んだそうな。へ〜。


すごい日記だ。着物と野グソの話が一緒に載ってる。もちろん野グソの話はここを読みに来た人へのイヤガラセである。なんでせっかく来たにイヤガラセをされなければならないのか、みんなわからないだろう。もちろん、ただの八つ当たりに決まってる。八つ当たりに意味なんかないわい。気の毒なのは、たまたま着物で検索して読んでしまった人だが、運が悪かったと思ってください。え〜くそ。


熟睡しかけると誰かに頭を殴られる。はるちゃんがフトンから出てまた入るとき、自分で入れるくせに、わたしを殴ってフトンをもちあげろというのだ(;_:)。冬は寝不足。


たんちゃんは、顔だけ見るとかわいい子猫だが、子猫の顔にでっかいフットボールの体がついてる。


部署の男の子が高校生の時、はからずも、野グソをしてしまった青春のほろにがい思い出を語ってくれる。 ころんたは野グソからなぜか野菊の墓を連想し、それからとり・みきの「タミさんは野菊のような人だ」と、シュワちゃんが描かれた漫画を思い浮かべてしまった。なんで、ころんたはこう頭の中身がマンガなのだろうか。


通勤の行き帰りに鳥が地面から空へ向かって飛び立つのを見る。会社に行って、地上へ向けて滑空する鳥を見る。いいなあ、鳥は、と思うが、以前ビートたけしが「鳥は飛んでいる時が一番苦しいんだ」と言っていたの思い出す。


早く寝る。まったく、弱っていたのは気力だったのか体力だったのか。体力の方だったかもしれない。元気だっ。ぐずめそしていてる場合じゃない。思うに・・やだったのは、「新月」を軽く扱われた事だったに違いない。わたしには、one of theme じゃないもん。泣いてる場合じゃなくて、怒ればいいのだった。ころんたったら。というわけで、元気だ。


と、いいつつやっぱり・・・どっ。


マルセル・デュシャン「ロートレアモン伯爵 マルドロールの歌より 解剖台の上でのミシンと蝙蝠傘の偶然の出会いのように美しい」 ・・・まんまやんけ

新月聞きまくり。「殺意」「鬼」「タケシ」「雨上がり」「科学」「島」、とにかく、ぜんぶぜんぶ。よおおおしっ!わたし、元通りだっ!!ころんたがころんたになったわい!!


15年くらい愛用のグラス これで日本酒やワインをちびちび飲むのがお気に入りだったのに、ついにヒビがっ

午後過ぎに帰宅したので、レポート書きたかったがエネルギー不足。やはり、これは朝から一日使える日に一気に書かないとダメかも。いや、すこしづつやればいいんだけど・・・。自分で書くエネルギーがないので、昨年初頭、いまから1年前のメール座談会のファイルが埋もれてるのを発見して、読んでいたら楽しくなる。自分の恥もさらしてて、こ、これはかなり恥ずかしい。ううう。しかし、自分のところは、恥ずかしいが、ここでは花本さんから、まったく語られていないライブアルバム発売(この後にライブの音源が発見されたため)や、SNOW関連のCD再発が先行した事が、わずかこの1年の活発な新月の動きを証明していて、興味深い。ますます元気になる。 さらに高津さんからすごく嬉しい原稿が届く。ものすごく元気になる。よぉーし!よしっ!


世界一可愛い猫 はるちゃんの寝姿

友人から日曜日の「相模人形芝居」のチケット届く。演目は『鎌倉三代記 三浦別れの段』『菅原伝授手習鑑 寺子屋の段』だそうだ。わたしは前者の話を全く知らないので楽しみ。後者はお馴染みなのでこれも楽しみ。一緒に行く友人から「もちろん着物」のメールにもちろんの返事。来月は年に一回ある相模五座が一同に介するので、いままで声かけてもらっていたのに、行かれなかったので、今から休みを入れておくことにする。そだっ、お出かけが増えれば、それだけ着物を着られるのだ。どんどん元気になってくる。よしっ。


バスの窓から見ると、外は空気びんびんに冷えてるのに、明るい日差しに、ちらほら見える梅が輝いて見えて、春を錯覚させる。ロウバイの花弁が透けてる。景色はこんなに綺麗なのに、朝から、先日あった嫌な事をしきりに思い出し、バスの中でも家に帰っても、ぼろぼろ涙が出る。以前「人間性善説を信じてるバカ」と笑われて罵倒されたことを思い出す。それほどのことではない筈なのに、まったく、弱い。愚痴メールを出しちゃった。すみません。ダメダメなんだなあ、わたしは。甘ったれんな!と自分にカツ入れないといけないが、その手も空振り。


会社の人の猫が行方不明になったと、やはり1ヶ月行方不明だった自分ちの猫を見つけた人から聞いて心配。去年の5月にたんが行方不明になったとき、この人をはじめ、ほんとにいろんな人からアドバイスもらって励ましてもらった。うちのたんは20日で自力生還したけど、あれは春だった。
雪の日にいなくなったらしい。人事ではなくて、気持ちが痛いほどわかる。
すでにいろいろその人がアドバイスしたそうで、あのおまじまいも教えてあげたと聞いて思い出した。そうだわたしもやった! 猫が居なくなったときこれをやれば必ず猫が帰ってくるという、昔からの、猫好きにはかなり有名なおまじないで、本当に効くのだ。
在原行平の「立ち別れ いなばの山の峰に生ふる まつとしきかば 今かへりこむ」 の下の句を紙に書いて、猫の食器を伏せて、下の句を置いておくのである。
先日も新聞の投書で、これで帰ってきたと何通かあったくらいで、ほんとに効く! なんで効くのかわかんない。歌の意味を猫が理解するとは思えないが、「待ってると聞いたなら、すぐ帰りましょう」という歌にこめた思いが猫に通じるのかな。
わたしもやったことと、あの時、同じ経験したみんなが言ってくれた「絶対あきらめちゃだめ!」を伝える。
みゃー太、早く帰らないとお母さんの目が溶けちゃう!


へっこむ、へっこむ。うっかりミスでみんなにとんでもない迷惑をかけるところだった。おみくじでも、すべて絶好調だが、それをいかに維持するか、天狗になったらオシマイ、という意味のことが書いてあった。今日の占いは「落とし穴あり」だって。難は逃れたが、気をつけなければ。公私共に、最近こういうのが多い。何もしなければいいのか?そういうわけにはいかない。


最近、上司が読んだという本を話題に出してきて、話をしてるうち、それはずいぶん前にわたしが読んだ本だとわかった。創刊で買って、読書カードを一気に書いて送って、新聞の、その増刷宣伝にわたしの一文が載ったっけ。明るい本ではないので、書かないけど、そのことも思い出した。いや、ほとんどの人がいい人なの。基本的にいい人の中に「邪悪な人」が潜んでいる、という事だ。この単語だけぽんと書いてしまうと語弊があるが、「邪悪」は悪人ではない。


有名なかなり大きな神社だ。当然ながらおみくじは大吉。今年は大吉に決まっているのだ。 しかし数年前、大改築をして、綺麗になったし、ご利益信じてるけど、これは神様とはべつに、気に入らないことがある。
以前は、猫たちがいっぱいいた。
でも、ここが綺麗になったとたん、犬猫禁止、のお触れが出てて、猫がいっぴきもいなかった。
「あっちの、お店の女の子が、交通事故に遭ったその猫を自分のお金で病院に連れて行って、それからみんなで面倒見てるんです。毎年必ずここに居るんですよ」と教えてくれた、丸々太ってとろとろ、毎年毎年同じ場所に屋台を出すという、それを教えてくれた、おばちゃんの屋台の脇に居た、みんなが見てにこにこして、みんなが撫でていた老猫はどこに行ったのだろう。
猫好きな人はそれを見てはにこにこ、猫が好きな人だけでなくみんながにこにこしてたのは、猫、にだけなごんでいたのではなくて、それに優しい、それを許して、それを守ろうとしていた人の優しさがそこにあるから、にこにこしていたのに。
何年か前か、初詣にしか行かないので、わかんないけど、猫が一斉にいなくなってて、先の看板があった。
今年、わたしが大吉をひいたおみくじの横、「ソマリア沖地震」の募金箱があった。 もちろん人命との次元は違うしはかりにかけようなどとは思わない。 でも、少なくともその時、猫を全部避妊して、一代限りで終わらせて面倒みるとか、そんな募金箱もあったら、入れる人は入れると思う。わたしも入れる。
もちろん、そんな責任を神社が負いたくないし、そんな管理まで出来ないし、またそれで捨てる人もでてしまうとか、問題がさらに広がったりしてしまったりして、違う話になってしまうのだろうけど、綺麗な建物に、生きてるけど、いらない捨てられたもんはそぐわないという理由で「いっせいにいなくなった猫」の事を考えるのは、辛い、と思いながら、募金箱に小銭を入れた。ごめんなさい(謝っているのは被害者の方たちと猫たちに)。


20代の頃の着物 手毬の繻子帯
初詣に行くので、ちょっとこっぱずかしいが、20代の頃の着物と、自分で2度目に買った繻子の手毬の柄の名古屋帯にする。この帯は、決していいもの、ではないのだが、やはり一目見て可愛いので気に入ったもの。出来上がって取りに行ったら、この帯を気に入ってて、後でもう一度くる、と言ってたお客さんが、すぐわたしが買ってしまったので残念がっていた、というのを聞いた。こういう付加価値がつくのは、その人には気の毒だが、うれしかったりして。着物は当時としてはかなり地味だったので、まだいけるもんね。来週の友人の人形芝居に着てしまおう。


しゃんしゃんしたわい。12時から6時半まで、たぶんはるたんに起こされていたのかもしれないが、爆睡。やっぱ熟睡が必要なのね。今日はちょびっとだけ出かけるが、着物着ようっと。着物着たい病。し、しかしいい加減ケータイ機種変更せねば。電池がすぐ切れる。


「水鏡」が参加するイベント会場「赤坂L@N」に行くため、かなり余裕をもって駅に着いたが、やっぱり地図持っていたのも関わらず(だって読めないんだもん。じゃあ意味ないじゃん。)わけわからず、駅前で途方にくれる。そこへ少女たちが、道を聞いてきて、このイベントを企画したバンドのファンで、聞けば同じライブハウス求めていたのだった。結局その子たちが道を調べてくれて、連れて行ってもらう。感謝。着物でいるから落ち着いた地元民に見えたらしい。帰りもおばあちゃんに道を聞かれるし。
一人だったら絶対辿りつけなかったかも。阿南さんの姿が入り口に見えて嬉しくなって駆け寄ってしまふ。一人で迷っていたら泣いていたかも(ほんとかー)。ううう、年寄りがご面倒をおかけしました。
セッティング中の待ち時間、アニメ「頭山」がスクリーンに映し出されてて楽しい。
30分という限られた時間の中で「短い曲を選んで」、とMCにあったが、厚い曲がきっちり押さえられてて嬉しかった。しかし、今日水鏡見て思ったけど、全然音とは関係ない話だけど、ライブ見てると、ベースの人はみな演奏してる時すごく楽しそうだ。いやそんなに見てないのだが、思い出した限り、わたしの大好きなジョン・ウェットンは、そりゃー楽しいそうに演奏してたし、和製ジャック・ブルース佐藤研二さんはいっつも白手袋でベースを弾きながらにこにこしていた。新月の鈴木さんが演奏中にこにこしてたかどうかは覚えていないが、明るい鈴木さんのおかげでレコーディング中なごんだ、とあるので、ベースの人ってみんなあっかるいのかな〜。
ライブは行った甲斐があった。水鏡だけ聞いて、帰りのロマンスカーのチケットを買ってあったので、早々に会場を出る。電車の中で寝てしまう。なんだってこんなに疲れてるんだろう。何もしてないのに。言いたくないけど、年か〜?明日は自分ひとりで勝手に祝う1周年。しゃんしゃんしなくっちゃ。


ちりめんの指輪 写真で見ると不気味だ
ロマンスカーの中で寝てしまう。
半端に時間があったので、お気に入りだったプランタン銀座に行くが、バーゲン中でものすごい人。別館は以前はお洒落なキッチン用品や和服、和モノをたくさん売ってたのに、改装後は小さな店が地下におしこめられていた。お店の人と話してお互いさびしいねとなった。柄足袋と、ちりめんの指輪を買ってしまう。お店の人が指輪をしていけというので、して行ったが、ちょっとわたしには大きかったが、なんか嬉しい。


はっぱ柄の紬に猫帯 どちらも自分で買ったもの もっとも着易い自分で買った名もない紬
さすが今週はハードで、昨日仕事仕上げて、ぐったり。ちょうどロマンスカーが来て乗ってから、電車の中で寝てしまう。どんよりと疲れとれず。日記も書く気もせず。新月日記が全く更新されないのも、時間がなかったのと、パワー不足と、どーも、新月日記になんか書くのが最近こわくなってしまったのもある(^^;。
今日も出勤しようかと思ったが、変更どおり休んでよかった。最近朝起きられない。わたしとしたことが。今日もせっかくの休みで、水鏡が参加するライブは夕方なんだから、昼間は東博に行って「唐招堤寺展」を見てから行こうと思ったのに、寝坊と体調イマイチででかけるのがぎりぎりになってしまう。
着物も選んでなくて、初めて自分で買った紬をひっぱりだす。色は先日「甕覗きの色」と書いてしまったが、見たら全然違って、薄紫に近い色だった。この着物だけはなぜか一度だけで絶対着られるのだ。これに猫帯。そういえば、着物着る時必ずラジカセでCD流しながら着るんだけど、このラジカセには「新月」しか入ってないや。
キッチンのおもちゃみたいなCDコンポの横にはいろいろCDラックに並べてあるんだけど、着物着るときだけは「新月」。



明日はお地蔵さん。1月と8月の23日は、益田鈍翁さんの別荘内の山の下から縁日がお寺までずらっと出てて、縁日の屋台を見ながら、いろんなものを買ってもらうのが楽しみだったっけ。お寺の脇には地獄図絵があって、悪い事をするとこうなるぞ〜って絵。血の池地獄だの、剣の山だのだが、コドモ心に、怖がったふりしながら、面白がって見てた。久しくもう何年も何年も、お地蔵さんの縁日には行ってないけど、去年のこの日はお地蔵さんのお引き合わせで、生涯忘れられない特別のお地蔵さんの日、だった。 前哨戦はいっぱいあったけど、ほんとにすごい年の真の幕開けだった1年前のこの日だった。


寒い。駅からバスを降りると満天の星と輝く月。バス停から家までびんびんと清潔な空気に凍らされながら空を見上げ、見上げ(転ばんように)、あたまのてっぺんに、天空を感じながら、コドモの頃は屋根に登ってよく眺めていた星の数よりずいぶん減ったみたいな星を眺めて歩くと、星はわたしについて動き、常に天空はわたしを中心に動いているんだなと思うと、なんだかうれしくなってきた。単純。また明日がある。


電車に乗ったら頭の中にやっぱり「新月」が流れる。わたしはMDとかCDを外出ついでに聞きながら、という習慣がないので、頭に流れるのは文字通り、頭の中に流れる、なのだが、なんだか泣きたくなる。いろんな事から降りたくなる。
 いや、降りないけど。


店は感じよくて、まあまあ料理はまあまあ。予約した時よほどコースを頼んでしまおうかと思ったが、やな予感がしたのでやめておいてよかった。やっぱり、そうじゃないかと思ったおねえさまがドタキャン。アラカルトをチョイス。おとおしはコンソメ味の茶碗蒸し風、鴨と牛たたきと白身魚のカルパッチョ、サーモンのサラダに魚貝のサラダにモッツァレラチーズのオーブン焼きにポテトとにんにくとアンチョビ焼き、トマトとあさりのパスタに牡蛎のグラタン。まあ、自分で作れるかな〜。でもそれなりに美味しかった。後はビールに最近好きになった赤ワイン。あたりさわりのない話をして、早々に解散。それなりに、みんな楽しかったみたいで良かった(ってなんでわたしが仕切っているのだろう)。


いつも寝るときから右側にはるがフトンにもぐってきて、ずっと腕枕で朝まで一緒に寝てるのだが、このごろ、寒いせいなのか朝気づくと、たんが左側の枕のところで知らない間に、寝てる。両側に猫。これが結構幸せで、またついうとうとして寝過ごしてしまうのもある。しかし、いつも不思議なのは、なんで世界一可愛い猫が2人そろってうちに居るのだろう?


しかし朝起きられないなんて、わたしとしたことが。ちょっと疲れてるかも。とにかく明日明後日何がなんでも頑張らねば(@_@)。でも、ラッキーな事がひとつ。休み変更命令?が出て土曜日休めることになった。「和心」というイベントに出演する水鏡のライブに、フレックスでどたばた行く予定だったのだが、休みになったので余裕で行かれることになる。なにせ方向音痴なので、初めていくライブハウスだからちょっと心配だったし〜。「和」への徹底したこだわりのあるバンドなので、新曲楽しみ。


仕事忙しい。あと2日でとにかく仕上げばならない仕事が2つ。正直明日おねえさまたちとの新年会ちょっときつい。おねえさまたちは短時間短期間勤務のおねえさまたちだが、わたしは明後日花形満してなにがなんでも朝一で出社せねばならん。たぶん、仕事の話にはならないと思う。おねえさまたちのバックボーンの話を聞くのは楽しみ。それぞれの、わたしの知らない世界を聞くのは楽しい。でも、とにかくなるべく早く帰って来なければ。そういいつつも、呼ばれているくせに、お店勝手にうちの連中が開拓したというイタリアンに変更してしまう。予約に直接行ってみたら、こじんまりとそれでいて感じの良い、いかにも美味しいそうな家庭的な店だった。期待できそう。店に直接集合ね、と連絡する。でもなんでころんたが仕切ってんの(^^;。


自作弁当を誓いながらこのところ朝起きられず。お昼絶対節制しようと思うと思っていたのに、ついみんなとお昼に行ってしまい、「お刺身定食煮物、お味噌汁、おしんこつき」を頼んで完食してしまう。なんでこう意志が弱いのだ。


お稽古用にととってあった、染め直しもきかない小紋のひとつと、帯締めを着付け教室用に菊ちゃんにもらってもらう。呉服屋さん(勝手に縁を切ったつもりの)からの通知でこういう着物を引き取ってくれて、反物の中から選んで廉価で着物を作るサービスもあるらしいが、そんなのいつ出来るかわかんないし、それまでたんすの肥やしになるなら、今使ってもらった方がいいだろう。持っていないから、という理由で、江戸小紋や色無地をお稽古に(@_@)使っているという。幸い気に入ってもらって良かった。わたしがお稽古に使っているのも、もう外へはちょっと着てでかけられないけど、色も柄も裾回しの色も気に入ってるもの。昔の人はとことん、最後は雑巾にするまで使い倒したんだよね。食べ物ではないけれど、衣の中でも生き物の命をもらったものだから、最後、本当に土に帰るまで、使わねば。


泥酔日記だったからなあ・・・・。フィッシャーさん違いだ〜。花本さんの先生のフィッシャーさんは、マシューさんだった。DMが来ていたのはモットザフープルのフィッシャーさんだった。失礼しましたっ。


お昼新規開拓した美味しいイタリアンの店があったと教えてもらったが、負けるもんか。お昼は自作弁当だっ。社服が危ういのだっ。ごはんにシャケに、白菜韮にんじん万能なめこなるものの中華風いためもの、韮と水菜入りたまごやき、ごぼうとにんじんのキンピラ、プチトマト、以上!でもデザートにチョコにみかん。自分のキャビネに備蓄してあるココア、レモネード等よくないかも。


今日はジェネシス。「Nursery Cryme」「Sellig England by The Pound」。
本当は「幻惑のブロードウェイ」をじっくり聞きたかったのだが、これは、アナログでしか持っておらず、プレイヤーはあるのだが、そうなるとここでひたすら鑑賞のみに集中せねばならず、断念。この2枚組みアルバムを当初聞いたときは、やはり長さについて行かれずカッタルイと感じて、何度か試みたものの、敬遠していた。この辺やはり、「この壮大な物語」を、歌詞カードに頼らざるおえず、英語がよくわかんないので理解しきれず歌詞をじっくり読めないと言うのが、真に曲の良さを理解できない致命的な欠陥かもしれない。なのに、ジェネシスは大好き。
お、ここでまた、新月日記と矛盾する事を自分で言ってるなあ。歌詞を理解するかしないかって、曲をより深く知るためには不可欠な筈だから、わたしはジェネシスにそれをしなかったって事か。いんちきか?
と言いつつもお酔っ払いなので、次、もちろん「太陽と戦慄PartU」。最高!!あ、この間の新年会でジョン・ウェットンのライブ行った自慢したような。U・K時代のジョンも見てるんだもんね、ふふん。見ろ、今の年寄りはリッチな時代を過ごしているのだ。 ベースも、深いあったかい厚みのある歌声も、お人柄も大好き。「Exiles」は本当に演歌。「太陽と戦慄PartU」は圧巻、最高!!いや、やはり、ここでは絶対デビット・クロスのこのヴァイオリンは不可欠!津田さんがセッションしたライブ、行きたかった〜、無理しても、行けば良かった。
締めはやっぱり新月。「科学の夜」。セレナーデ時代+新月。BOXのおおまかな4つの内容が10月のニュースに発表されていて、セレナーデ時代の音がBOXで聞けるのが嬉しい。これ新月日記に書くべきか。「回帰」。


今日は1ヶ月前からパソコンのサウンドがぶっ壊れているのでそのメーカーのメールに従って修理しようと思っていたのだが、ばたばたしてるうち夕方になってしまい、配線がどーちゃらという内容に頭がんがんして、逃避してビール飲んでしまったのでやめる。
ばたばたといっても、野暮用はすませつつも、例のごとく、もし時間的に着ることが出来るのなら、絶対これ着よう!という叔母経由で遠縁からもらったサイズが合わないお召しに合わせて長襦袢の袖を短く縫いつけてみたりとか、友人の人形芝居に着るのには、やはり紬か柔らかものか、とか来月の着付け仲間の新年会には何を着るか、とか、出したり、眺めたり、しているうちに、時間がまたなくなってしまったのである。
まだ、練習にさえ着ていない叔母の紬が2枚あるのを発見。そだっ、今年の目標のもうひとつに、今年中に持ってる着物全部着よう!を加えよう。帯や羽織の組み合わせ考えるとかなりすごいかも。母からもらった帯なんか、締めていないのが、ほとんど。だって、着物の数より帯の数が圧倒的に多いんだもん。
母からもらった紅梅の色無地の反物仕立てたいし、雨コートの反物も仕立てたい。もっと働かねば(^^;。叔母からもらった大島の白生地の反物は、そりゃー染めれば出来るけど、値段が恐ろしくてうかつには聞けないわい。今日、20代の時に母が作ってくれた総柄の小紋着てみる。ぎりぎり、ちょっとこっぱずしいけどまだ着られるので、無理やり今月着てしまおう。せめて、今日はウールででも過ごしたかったが、現実ばたばた、出来ず(^^ゞ。
でも、いま、着物着たい病。


モーガン・フィッシャーさんのライブが20日にあるとDM来てるけど行かれず(;_:)。うううう、その日は会社のおねえさまたちの送別会兼新年会があり、また、これが、最近、このおねえさまたちの対人関係を知ってしまったので、殆ど気が進まない会なのだが、これは断れず。ヘンな気使って酒殺して飲むのやだなあ。モーガン・フッシャーさんに行った方が100倍有意義なのだが、いたしかたない。なんと言ってもあの、プロコル・ハルムの、、それも、花本さんが尊敬するモーガン・フィッシャーさんだよ・・。うううううう無念。行きたいなあ・・・・。行った人、感想書いてね・・・。


大山曜さんのブログ、年初からプログレレビューが始まってて楽しみ。大山さんだからやっぱ最初はマイク・オールドフィールドなのね。「宮殿」「狂気」「危機」ときたので次はいよいよ?。


昨日、通勤の帰りに見た恰幅のいい鬚をたくわえてたただものではないおじいちゃま、かっこよかった。お茶の先生かも。昨日帰りに結構和服の方を見たので、初釜だったのかな。大島をゆったり、大振りの羽織に、玉の連なった羽織紐でゆったりゆうゆうと駅の階段を降りてこられる姿は迫力あったなあ。お茶習いたい。母に習いに行くという手もあるのだが、ケンカ必定なので絶対しない。


通知が来ていた卒業した着付け教室「日本和装」の、横浜のホテルでの新年パーティは、その日出勤なので残念ながら行かれず。くやし〜。着付け仲間の新年会は2月に鎌倉になった。みんなで着物を着て鎌倉に集合することになる。鎌倉久しぶり。鎌倉在住の2人がコーディネイトしてくれるらしいのでお任せ。2月はヒマなので(^^;、いつでもおっけの返事する。何着ようかな。予定に入ってなかったら、「宝戒寺」へ行きたいな。水仙や椿が咲いているかも。


書き直す文が浮かばず。忙しかったので、なんかまとまって考えられなかった。今日は、正直全然いい日ではなかった。
でも、一日中、「殺意U」が頭の中を流れる。救いのメロトロン。ふふ。メロトロン。


豚肉のにんにくとしょうが炒めショウユ風味、白菜と鶏肉とたまねぎとにんじんとじゃがいものうま煮、にらと水菜入りいりたまご、シャケの塩焼き、さつまいも、千枚漬け、プチトマト、小松菜のおひたし、のりたまふりかけ、しかしこの写真じゃわからん。
別件でちょっとおちぎみ。これも別件でわたしのためでないがグループの人がたまたま見つけた文を読み上げてくれた。「アインシュタインより なぜあなたは自分を責めるのですか。その時がくれば、他人がちゃんとあなたを責めてくれるのに」。う〜ん。一瞬プラス思考になりかけるが、いや、な、なんか全然救いにならん。怖いのは、自分を責める要因がすでにそこに存在していることすら知らず、他人から突然自分を責められること。


通勤途中の乗換駅で、和服姿のわたしよりは若い女性が列に並んでいたので、例の如くついついストーカーのごとく後ろに並んでしまう。この悪天候でこの寒さ、そして朝早いのに、着物姿、いいなあ。臙脂色の二部式のレインコートにわたしと同じグレーのショール、ちらっと見えた襟から小花の総柄の小紋風ウールの着物とわかり、暖かそうで可愛いかった。わかる。どんなにひどい天気でも、着物絶対着たいんだけどハネとか考えて、でもポリよりはウール、とか迷ってウールにしたのではないかな。髪をちゃんとアップにしてアクセサリー飾っていたので、天気晴れなら、絹着たかったのに違いない。わたしは髪を自分でまとめたりする能がなくてよくわからずいつもザンバラなので、マネしたいなあ。いいなあ。そういえば、以前持っていた雨の時に使う草履の透明なビニールカバー、なんだかださっ、と思って捨ててしまったので(^^;、今度、雨が降ったらどうしよう。でも、昔の人は当然ビニールなんかするわけないし。あ、でも、そういえばおねえさまに褄皮つきのゲタをいただいたっけ。ゲタって履いた事ないから、雨の日却ってこわいかも・・などと考えていたら会社に着いた。


明日は雪かあ。出勤なので、とにかく行くしかないのだが、小田急とまらないといいなあ。お昼外出るのはイヤだから、絶対おべんと作っていこう。今日は、おべんと久々に作って、トリニクとまいたけを赤ワインで煮込んだものと車海老のバター焼きと、さつまいものの煮たのと、小松菜煮たのと、ピーマンの塩コショウ炒めと、プチトマトだったのだ。しまった、写真撮っておけばよかった!!


会社で最近着付けを始めた菊ちゃんと着物の話で盛り上がる。ちょっと先輩づらで、情報教えてあげる。着物の話は楽しい。


昨日の「新月日記」あと1行、あと1行何かが足りない。その何かを考えようと思ってたのに、わたしは長い間すこしづつ大切に貯めていっぱいになりかけていた岩清水の器をあやうく自分で蹴飛ばして粉々にするところだった。
あやうし。ちょっと前のわたしなら、サイト閉じてお詫びをとかカンチガイもはなはだしい見当違いなひとりよがりでわめくところだが、もう一番大切もののひとつに軽々しくそんな事はこれから絶対に言わない。
しかし、あと1行。あと1行。なんとなくわかってるのだが、どう書いたらいいかよくわかんない。今晩考えよう。


落ち込もうと思ったが落ち込んでいるヒマはなかった。仕事途中でほっぽって定時であがる。会社から家までの時間の長かったこと。



ウェッジウッドのイングリッシュブレックファストのミルクティー 新月の事書いたりするときはこのカップで紅茶やココア飲む
ひさしぶりに、着物着るときのBGMではなくて、新月をじっくり聞く。オリジナルは今日は聞かず、「赤い目の鏡」「科学の夜」「新月live1979」を交代で、何度も聞く。テイク違いの曲を聞けるのが楽しい。同じライブでも音が違って楽しい。何度も聞く。聞いて新月日記を書く。本来の自分 みたいな時間。今年がさらに素晴らしくなる実感をじわじわと感じる時間。
至福の時。


ヨーコ・オノ展のおみやげYESのマグカップ 飲み干すとYESの文字が底に見える
うううう。お宝箱、というかお宝袋、いざと言うとき持って逃げる?ようにお宝をひとまとめにしてあったのだけど、そこから最大のお宝がうちのものの少しおみやげにもって里帰りしてしまった。うううう、お色直して早く帰ってきてね(;_:)。


東大みやげ?「大学力しるこ」うまっ。中に入ってる桜の花の塩漬けがうれしい。「豆源」で買ったチーズ豆うまっ。かた豆はどこでもおんなじ感じ。揚げたての揚げせんべいも買いたかったのだが、油ひかえようとガマン。でも買えばよかった。あーあ、間食してるよ、ころんた。このごろ、社服のスカートがきついきつい。


ついつい、着物の写真を撮りなおしたり、うそつきに衣文抜きつけたり、最近凝ってる刺繍半襟を半襦袢2枚に付け直したり、着物出したり入れたりで、結局着物さわりまくりでまた時間なくなる。今日こそやろうと思っていたパーティのレポート出来ず。もう、なんだか新月待っていればいい状態なので、安心してしまってるのもあるけど、レポートは新月ではないけど、あの場での新月情報もあったのだから、早くあげねばならないのだけど・・・。


はるの後ろあたま プランタンで買ったお姫様の首飾り
会社で「ひろしと京子ちゃんが30歳になってしまった」と誰か言って、知らなかったやつがショックを受けていた。なんだかわからないという人、ど根性カエルのひろしが「俺も30歳になったから」とかナマ言っちゃって、梅さんや町田先生の前で京子ちゃんと結婚宣言してやんの。ころんた何がショックってあーた、ピョン吉はそのまんまだよ。か、かわいそうにピョン吉20年以上もそのままなのか。でもそれを言ったら誰か「でもピョン吉はシャツについた時点で死んでるんだから・・」ってふざけんなよっ。 しかし・・・、アニメの主人公が年とるなあーーーーっ!
ん?花形見 鶴倫と花形見 鶴父子はどうなったんだろう???


やっと連休中の出来事ひとくぎりついた感じ。
さすがにこちらのサイトでは、性質上はオープンに出来ない部分もあるのだが、検閲してほしいというので(ころんた何者?)検閲した朝倉さんの日記、一箇所だけ訂正願った時のやりとりで、ほーんとにあがり症なのね〜。別に急がなくてもよかったんだけどな〜。でも苛めてごめんね〜楽しんでたわけじゃないのよ〜。いや苛めてないわよっ。ほんとよ〜。いや、他の人にとっては、はどうでもいいことなんだが、わたしだけのこだわりの部分なんだもんで。おや、ぷぷ、一個記号忘れてやんの。あーころんたって我ながら、底意地悪〜。
グラッパ飲んだ人は記憶が飛んでいたらしい。ころんた3杯くらいしか飲まず(でも本当に美味しかったなあ。ワインを作ったあとの葡萄で作った蒸留酒。しかしアルコール度数はウォッカ並み。)そりゃー酔っ払っていたが、記憶は鮮明だった。ただ、翌日一日ぼーーーーーーっとしていたのは、寝不足ではなくて、グラッパにまだ酔っていたのかもしれん。


先日おみやげにもらったソフトのしイカの揚げたのうまっ。またこれにビールうまっ。


源氏物語第三十九帖 夕霧 
白地の縮緬に花の刺繍の半襟
正月からの流れと、この3連休のうち2日着物を着る機会があったおかげで、かなりもたつくものの、柔らかものの、裾線とか袋帯の締め方が多少わかったような気がする。1月は新春なので、やはり柔らかものの光沢がしっくりくるので、ウールより、休みの日家に居るときもどうでもいい小紋(もう染め直しも利かず、かといって単なる布にされてしまうのはまだイヤだというレベルの叔母の2枚の総柄の小紋)を着て、ポリエステルの半幅ではなくて、ちゃんとお太鼓結んですごそうかなとも思う。
ちょっと最近困ったことが。いつもなら休みの時間は出来る限り新月に割く時間を、最近は着物をサワリまくってつい、時間が終わってしまうこと。いかんいかん。


源氏物語第三十八帖 鈴虫 源氏物語第四十六帖 椎本
それぞれの図柄が「源氏物語」の各巻を表している。香道で、それぞれの香袋にこの図柄がついていて、香を聞き分けた人が源氏物語の巻名で答えるという優雅な江戸時代に流行った遊びだそうな。わたしの着物はこの源氏香に花が描かれてる意匠で、展示会に行って会場に入った途端、この着物と「目が合った」?。社長さんは茶色の色違いが売りたかったらしく、こちらをすすめて茶色なら値引きすると言ったが、会場一周しても、もおこの着物しか目に入らなかった。柄も、色も、着ると着物がするっと着物の方から来てくれる感覚も、すべて気に入っている。すべて気に入っている着物を着て、見たことも想像したこともないおいしいものをいただく。至福。プロが提供する、豪華絢爛、ではなくて、食べて欲しくて、のメッセージのすごさ。楽しいことって、あっという間におわってしまうけど、幸せって、こんな単語しかいえないけど、そういう時って多くを語る必要はないのだろうと思う。


一目ぼれして買った源氏香の小紋 裾回しの薄紫色も気に入っている 母の袋帯を合わせることにした
美味しいイタリアンとワイン(^〜^)。
自分で買った中で一番お気に入りの「源氏香」の飛び柄の、瑠璃色の縮緬の小紋を着て気合を入れて行った甲斐があった美味しさだった。
幸せ〜。半襟は白の縮緬の刺繍半襟。帯は母の金を基調とした袋帯ですごく結びやすい。母が自慢していただけあった。帯締めは縁起のよい、房が何色かに分かれていいるもの。この帯締めもすごく締めやすく気に入っている。着物では、わたしが普段絶対に使わない色を使う。帯揚げは黒味がかった濃赤。赤という色が自分の身につけるのには大嫌いなのだが、着物だと不思議に使うことになる。写真ではわかんないけど、ちっちゃなシボが可愛い。
先日のエトロのミニバックに、これも別の濃い青(アドニスブルーとでも言うのか)と、濃いグレーがかった茶色のリバーシブルのエトロの布製のサブバック。
着物に腕時計をするのがキライなので、コート着ない時期には帯にはさむ懐中時計便利だったが、コートを着てしまうと、時間がわかんなくなってしまうので、そこいらへんのアクセサリーショップで買ったおもちゃみたいな、バックにぶら下げる時計を買ったのだが、紬やカジュアル小紋ならいいのだが、やっぱ着物との格が合わないので、困る。どっかに売ってないかな。


絹、絹、絹。
休みだから、絹、着物に触れる贅沢。絹をとことん触るのはとことん、気持ち良い。
これは、新月をゆっくり聞ける事くらい贅沢だ。絹をうっとり触りながら、新月を聞きながら、不思議な事に、ここに、官能は存在せず、知識欲が頭をもたげる。
いや、つまりはこれが官能か。何かに近づくときめき。達成はないまま。


朝のテレビで、奈良の事件を取り上げてる。理屈なんかいらないや。反省もしないという犯人はとっとと極刑にしてしまえばいい。許せない。 コドモの頃、近所の同級生と2人、泣いて走って家まで帰った事は本当に長い間、夢にまで出てきた恐ろしい体験だった。あの公園には2度と近づくことはなかった。 もちろん、今だったらあんなヤツぼこぼこにしてぶっ殺すが、無力なコドモだったし、あの時腕をぎゅっとつかまれた感触と恐怖は今も忘れない。それを振り切って、全速力で泣いて家に戻った。翌日会った友達とはこの話は一切しなかったと思う。奈良の女の子は、どんなに怖くて苦しかったろう。事件て、内容によってハムラビ法典を摘用すべきだ。 その男の顔が夢でアップで出てきて、うなされた夜が何度もある。そして、もし、あの時一人だったら・・また、あのつかまれた手を振り切れなかったら、と思うと恐怖を勝手に追体験してしまい、この幼児体験以来、どうもこれがトラウマとなってて、全然関係ないし内容も違うしダブルミーイングも承知なのだが、「パパ」の歌詞が大嫌いなのも、そのせいかもしれない。あの曲だけはBOXに入らないといいな・・・。新月だから、綺麗なものしか求めていないから、やなんだよね。新月にしてみたら、全く、無関係の言いがかりをわたしにつけられてるわけでかなり迷惑であろう。道普通に歩いていていきなりわたしに因縁つけられて胸倉つかまれたようなもんだ(^^;。 その割りに職場での男どものシモネタ?にそれを大笑いできるのは、それが男性側からの「とほほ」な情けない欲望の話だからかも。まあ、わたしもこの年だしな〜。


昨日着た着物をとっととしまい、明日着るための着物だす。昨日とは同じ小紋でも、うってかわって着物の格をあげなければ。自分で買った中で一番のお気に入りの小紋にする。昨年、歌舞伎座から「ととや」で着た時は、あまり着物の格がよくわかっておらず、間違ってはいないけど、下の高橋翠延の名古屋帯をしめていったが、明日は母の袋帯を締めることにする。


二日酔いではないが、寝不足。7時半まで寝てしまったが、お肌に悪いわ。先日と同じウールと半幅帯。家用にたびっくすを買ったのに、もったいなくておろせず、先日のバーゲンで買った結局白足袋はいてる。なんなんだ。


酒飲んだら帰りは座らないようにしてるのに、つい座ってしまって一駅寝過ごした。当然のぼり電車はもうとっくになし。タクシー代がとほほだった。寝たのは2時近く。


さんざんくっちまってから、みんなの手作りご馳走の写真を取り忘れていたことに気づく。 しかし、すごいっ。すごすぎるっ。
左の写真は阿南さんのちくわの磯辺揚げ、大吉はチーズ入り、小吉は海苔入り、とすごく凝ってる。くっちまって跡形もないけど、豚肉で海苔や紫蘇を巻いたのおいしかった。ハムとプチトマトを楊枝でとめてある心遣い。上に写ってるのはころんたが買ってた隠し玉「カルビーのかっぱえびせんとガーナチョコ」(はっきりいってはずした)。
神山さんの油揚げの中にねぎが入ってお味噌が塗ってあるものはおいしくてみなくっちまった。
柳川さんのブルーチーズ?とアーモンドのチーズうまっ。
ゲスト差し入れのイカの揚げたのが、なんともやわらかくて香りがよかった(帰る時に店長さんがおみやげにわけてくれた)。あとはかまぼこちーずういんなさらみのオードブル、具たくさんおでんに、ビールがぶがぶ。専門的な音楽のことはちんぷんかんぷんだが、もんのすごく楽しいっ。
店内プログレが流れ、新月が流れる。
ゲスト差し入れのイタリアの蒸留酒「グラッパ」は、アルコール度42度だが、すんごく美味しいっ。味見だけのつもりがついつい飲んでしまい、かなりきく。チーズが進む。
楽しいことはあっという間に終わってしまった。楽しかった〜。
かなり泥酔。あだまがぐらぐらした。
この店は是非もう一度来たい。多くのボキャブラリーをもたないころんたの基準は 「好きか嫌いか」「可愛いか可愛くないか」である。


「水鏡」メンバープラススペシャルゲストの新年会の場所「喫茶プログレ」へ向かうため高円寺へ。 高円寺は2年くらいまえに酒井泰三さんと佐藤研二さんのライブを見に、「ジロキチ」に来た時以来かも。鈴木ユタカさんと後藤マスヒロさんが出てた「SHOW BOAT」へはよく行ったな〜。
早めに来たので、高円寺商店街見物。地図を忘れたが、「庚申どおり」は覚えているのですぐ行かれるに違いない。

以前、高円寺に住んでいたこのバナーを作ってくれたエイクさんに案内してもらった、エスニックなアクセサリーやさんとか、オーケンに会ったというマニアックな本屋さんにも行きたかったのだが、思い出せず。純情商店街なるところに迷い込む。時間どんどんなくなる。
なにせ昼間歩きすぎて、さすがに疲れた。庚申商店街に辿りつき、凄く素敵なティールームを発見。時間はあと20分あるが、てっとりばやく飲めるアイスティーを頼む。岩塩キャンディーのおかげでまだのどからから。先の客が頼んだベルギーワッフルが焼けるにおいがすごくいい香り。腹へった。 店内いろんな茶葉やジャムを売っていた。紅茶おいしい。昼間の店とはエライ違いだ(しつこい)。時間なくなる。また来てジャム買いたい。

結局迷う(;_:)。激しく遅刻のうえ、店の外までメンバーに迎えに来てもらった。早めに着いてゲストをお出迎えする予定だったのに、自分が迎えられてどうする。
しかし、プログレ名盤のコレクションの数々。素敵な店だっ。



口中に塩を含みながらふらふら、やたらめったら歩き回るが、買い物はまったくせず。 口はしょっぱいが腹へった。 ただ、わたしがどうしても手に入れたかった「たびっくす」を撫松庵で売っているという情報入手したので、松屋へ行く。きゃーものすごい種類のたびっくすがたくさん!迷いに迷って、やっと選んだのが上の薄紫に猫の刺繍があるものと、ピンクにギラギラのラメが入ってて親指に花柄のもの。下に敷いているのは干支の風呂敷。左横のアクセサリーみたいのは小田急で買った袖と袖を留めておく「現代たすき」。
しかし、今日はすごく着物の人が多い。嬉しいけど、つい目が合うとお互い牽制の火花が散るのはなんで?しかし、ひとつ疑問があって、なんでみんな裾線が短いのだろう?わたしがながすぎるのだろうか?
それから新宿へ行き、合流してきた友人のお母様と久しぶりのご挨拶をしてから別れる。小田急の店員さんに着物褒められる。モダン柄の黒小紋に色半襟がとてもよいと言ってもらって、良かった〜。


駅で待ち合わせる。 当時大学出たばっかりのヤツだったが、知らない間に30歳過ぎてやんの。しかし、お互い8年前と変らないノリで嬉しい。変ってない。同志、だった。

お昼はヤツが雑誌で見つけたという東銀座の新しいお店に行った。店のレイアウトはすごく素敵で飾ってある絵もくすぐる。 駄菓子菓子、ソムリエバッジをつけてるおっさんがなーんとなく慇懃無礼。
精神的に今、食欲がないという友人に付き合って、スープとメインと飲み物だけのランチにする。メインは魚なら鱸、肉ならブタの煮込みだというので、二人でスズキにする。
下仁田ネギのポタージュは美味しかった。魚はソースや付け合せの野菜が綺麗に描かれていて、魚の皮もぱりっとして、最初は美味しいと二人で思った。 しかし、しばらくして(早く気づけよ)ものすごくしょっぱい。なんだこれは。
さらに、友人が紅茶頼むのに 「レモンティー」と言ったら「うちはプレーンしかだしてません」とそっけないおっさん。ほぉ。『レモンティーッたらアメリカなんだよ。ミルクティーならイギリスだろ。うちはフランス料理って書いてあるだろーが。うちはおフランスなの。ふ・ら・ん・す。勉強してこいよ。プレーンしかねーよ』ってか(右はころんたの勝手なアテレコである。だいたいフレンチの店がストレートティしか出さんのがホンモノなのかどうかなどは知らん。)。
デザートなしのセットにしたのだが、紅茶だけなら、ころんたもこんなしょっぱいやつの後だし、ミルクと砂糖、あるいはレモンと砂糖いっぱい入れて飲みたかった。
デザートと一緒ならストレートが絶対いいけど、そうじゃないときはころんただってミルクかレモンで紅茶飲むもん。臨機応変にしてほしい。だいたい紅茶もプレーンととかいっちゃって、たいしてうまくなかったわい。しかし、しょっぱい。塩で締めてあった魚にさらに塩振って塩水のソースかけたのか?帰るまであいそもくそもない慇懃無礼なおやぢがさらに腹がたつ。水もってこい、水。店の名前書いたろか。2度と来るかバカヤロー。
店を出てからも、舌への残り方が二人とも永久に溶けない岩塩のキャンディでも口に入れてるかのごとくである。千疋屋でジュースに水を何杯もお代わりするがかわりなし。おそるべし。東銀座のP。おそるべし、食べ物の恨み。
2人当時の仕事の話して、走馬灯のようにいろいろ蘇る。きつかったが、楽しいこと、というか、ヘンな(^^;事がいっぱいあったな〜。またこれからどんどん会おうねと誓いあう。
あーあ、これなら「煉瓦亭」の牡蠣フライにごはんにこっそり頼むゼリー・ド・コンソメぷるるんにすれば100%満足だったのになあ。
と思った途端すかさず友人曰く「Pに行かなければ、Pがまずいのわかんなかったから、ヨカッタよね?」 ごもっとも。



黒地に霰、黒線が入り、花模様の飛び柄、裾回しを紅梅にした。小紋。この小紋に合わせて選んだ淡赤に細かいラメ入りの帯と黒の帯締め、淡い藤色を基調にした綸子の帯揚げ。新しい足袋。全部今日デビュー。道行は鎌倉の一世風靡で買ったやはり色は紅梅。
これに紅梅の半襟。この着物に合わせて、色半襟買おうとしたら、店長さんが「黒小紋なら半襟は白よ」と、売ってくれなかった(^^;。これがこの店のいいところだが、白を合わせたらもともとぼーっとしている顔がさらにぼーっとしてしまう。昨年暮れに白大島に合わせた淡紅梅のちりめんの半襟をあわせてみる。やっぱり、わたしにはこれでいいような気がする。
しかし、これと同じ色を洗い替えにさがしているのだが、みつからない。いちばん好きな色のひとつなので、どこかで見つけたい。どこかで見て、似た色なので買ってしまったが、家で見てみたら、あまり品のない「ピンク」だった。どうでもいい小紋でも着る時に使おう。
和装バックを持っていないので(あまり好きではないので)、エトロのミニバックにエトロの茶とピンクのリバーシブルの布製バックをピンクにして、黒の小紋に刺し色をピンクにする。
家を出てすぐ組長さんに会って、着物褒められる。もう手があがらず帯が結べないから今は着ないが、着ていた頃は15分で着られたそうだ。「今年は出かけるときはなるべく着物で行くつもりなんです。」と決意表明。今も悪戦苦闘してなんだかんだで、1時間かかりました〜と言うと、がんばって!とエール?を貰う。


明日は、今年初の新年会。そして近年にないすごく楽しみな新年会(^^)。着物と帯と帯締め帯揚げは全部昨年自分で買った新しいものなので、新年会なのでデビューさせようっと。小紋はちょっとカジュアルすぎて、出来上がって取りに行ったら「う」と思ったものだが、逆に惜しげなく着てしまえばいい。昨年の「SNOWパーティ」に柄が合うかなと思っていたのだが、着物を着るのをやめたので明日がデビュー。しかし、この着物と帯、全然練習してないので、明日ちゃんと着られるかなあ。み、みんななんか気合入れて作るのかな。朝からでかけてしまうので、何も作れないけど、「隠し玉」を買ってもって行こ。
何年かぶりに会うコとの銀ブラもすごく楽しみ。昼間体力使い切らないようにしないと(^^;。


フレックスで少し早めにあがる。 寒い!寒すぎる!寒いのは大嫌いだっ(新月日記に書いていることとまるでちがうじゃないか)。今日から寒波到来だって。星が、だからものすごく綺麗だ。目に染みるほど、綺麗だ。


カルシウムが足りないのか?会社で今日キれてしまった。わたしは正しい。でもオトナじゃないのか。休み明け返り討ちに合うんだろうな。くそっそぉおおおお。くそくそくそおおおっ。やっぱりダシの煮干は全部食べよう。「ゴンジロオ」を思い出して、明るくなる。可愛すぎる。


朝七草ならぬ四草(縁起悪いか)粥にお餅入れて食べる。七草セット昨日売ってたけど高いんだもん。小松菜・菜花・大根・水菜という出鱈目だが、これで無病息災。


何もなし(オマエはルイ16世か?)。
さすが休み明けだ。毎日仕事いそがしで、パソコンチェックするのが精一杯で何も出来ず。 和田さんRES出来ずすみません。


泥酔中。ビール4本目と先日の「北雪」。明日仕事だからなっ。「どーもこんばんは、新月です」Live1979。今日聞く「殺意」の宇宙旅行は、科学を搭載したロケットではなくて、古代エジプトのファラオが次の世界で太陽に向かって漕ぎ出す「舟」に見える。星をゆっくり、ゆっくり見上げながら、明日につなぐ。ちょっと実感。「新月年」が明けたのを。


箪笥の整理する。やっぱ、着物は決まったけど(数少ないので)、帯決まらず。


誓いを守るという誓いを立てる。うんうん(--)(__)。今年はオトナになるに違いない。


うん、着物と帯、半襟と帯揚げと帯締めはひとつ決まった。


はる たん
3日。かちん色?の絣風ウールに半襟は臙脂色、淡いピンクのポリエステルの半幅帯を文庫に結ぶ。襦袢はだいだい色の絞り風ポリのうそつき襦袢。やっぱり家で着るならうそつきにウールに半幅だ〜。らくちんらくちん。駅伝見てだらだらと過ごす。
いつもと違っていつまでも家にいるし、普段見ないテレビを見てるので、はるちゃんが興奮して泣きどおし。フトンを乾してしまったので、いつも押入れで寝てるのに、自分が寝てるフトンがないと言っていたらしい。押入れにフトンを入れてあげたら、やっと寝た。たんは相変わらずマイペース。
おお四連覇!駅伝のおかげで近年急に愛校心が沸いてきてる。勝手なものだ。駅伝が終わると、お正月が終わる。明日から仕事だと頭が平日モード。お弁当箱も新しいの買ったし、暮れは、お弁当をずっとサボって外食ばかりだったので、明日から、お弁当作るぞ〜。 でも、週末すぐに楽しみが待ってるので、まだお正月気分かな。
久々の銀座で和装小物いろいろ買いたい。暮れに友人が言ってた、ワンポイント猫の足袋が見つかるといいな。
毎晩、大酒の夜更かしの朝寝坊。明日からの5時半起きがつらいぞ(^^;。今日は早く寝よう。


新月日記お年玉2発目「フタまんがーっ」。わはははは!シルヴィアン・ハナの「フランソワ」最高っ!「おおぼけ」は、ころんたのことかと思った。


ころんたが助けた母に嫌われた帯(^^; お太鼓部分 胴部分
昨年、叔母からもらった着物や帯や羽織を小田原に取りに行き、箪笥を明けたら、あずけてある引き出しの上にこの写真の帯が乱暴にくしゃくしゃにされて、入っていた。
確か、自分で買って気に入らない着物がこんな目に合わされていたのを見たことがあるので、このひどい仕打ちはよほど気に入らないのだなと思ったが、なんで気に入らないのかわからない。色も、刺繍も、綺麗だ。それに、軽い。
母に聞くと、店が寸法を間違えてものすごく長い上に、とにかくなにもかもが気に入らないらしい。とにかくこの帯のワルグチがすごくて、つまりは、こんな気に入らない帯を買ってしまった自分が気に入らないのだ。

いらないのなら、なんでくれないのだろう、と、思ったが、母は、自分が良いもの、と思ったものなら下の塩瀬の帯のように「良いものだからあげる」と言ってわたしにくれる。しかしこの帯はダメダメなので、切ってテーブルセンターにする、と言う。のどの奥まで切るならちょーだいと、でかかっていたのだが、どうしても切り刻まねば気がすまないらしく、言い出しかねていたが、やはり、お正月、もう一度見てみて、この帯を助けよう、と思って、ちょうだい、と言ってみた。

しばらく、でもこの帯は・・・と、帯を惜しんでるのではなく、躊躇していたが、本当に締めるきならあげる、と言ってくれた。確かに、異常にテが長い。というか、テを長くとらないと、お太鼓の柄が出ない。
でも、折り返してみれば、なんとか締められる。写真だと、刺繍の細かいところが飛んでしまっているが、特に花の芯の部分など綺麗だ。母は「品のないきんきら」あくまでワルグチ(^^;。でも、綺麗なので1月だし、紬はやめて、今月の友人の人形芝居に、叔母の小紋に合わせて締めてみよう。

それにしても、今は亡き祖母に仕えて数十年、父の兄弟姉妹から実の子でも出来ないとことをよくぞここまでと、本当に祖母は幸せだったと感謝され、わたしには絶対にマネのできない数々の事をこなしてきた母の、そちらは全く受け継ぐ事なくいい加減にぼーーーっとして育ったわたしが、この母の反面の、この好悪の激しさを受け継いでいる、と、たまーにふと感じる瞬間があって、時々、こわいとも、やれやれとも、思う事がある。



母の塩瀬のわらべの帯 胴部分 母の塩瀬のわらべの帯 胴部分

子供の頃から、箱根駅伝は必ず沿道で見る習慣だが、(といっても国道に歩いて2分とかからないくらいなので、そろそろ選手がくるぞ、という時間帯、いっせいに近所の人がわらわらと出てくるので、ここで新年のご挨拶も兼ねる)近年母校が優勝しているので、特にこのごろ気合が入って応援する。ころんたが通学してた頃からすると、ずいぶんと偏差値もあがったらしい(^^;。しかし、冬の箱根を走って登るんだよ。すごいな。母校出ないとしても毎年欠かさずみるのだろうが、感動。
ただ走るのを見るのが、なんでこんなに感動するのかと思うが、人間の力ってすごい。

元旦、2日共に、暮れに着られなかった、叔母の紅型の着物に、あの時合わせようと思った袋帯がなんとなく合わない気がして、母のわらべの柄の塩瀬の黒帯にする。 これは胴の部分が表裏、ちがうわらべで、すごく可愛くて、品のあるもの。母が「とにかく欲しくて買った」帯で、だから、くれた。
駅伝の応援に行くため出たら、前の家のおばさんにばったり会って、着物を褒めてくれた。

わらべというとどーも「パタリロ」の中にあった、パタリロ自分も10歳のくせに、遊んでいた子供たちに向かって「これこれそこのわらべたち」と呼びかけると、子供たちが「ぼくたちはわらびじゃない」というのを思いだしツボにはまる。
高校生くらいのとき、きっとオトナになったら、自分でもちゃんとオトナになるんだろうと思っていたが、その時はいつ来るのだろう?
母の作るごちそーたらふく食って、太って帰ってくる。



自分で買った作家ものの塩瀬の帯。高橋翠延作
例年の如く、午後は小田原へ一晩泊まって明日は箱根駅伝応援。連覇なるか?しかし、あたまいた。お年玉に花本さんの「ふたマンガー」をアップ。ぷぷ。やっぱ「スカンク」が一番おもしろ。ついうんこネタにひかれてしまうのね、わたし。虎がニャオ、になるのがすごく可愛い。あと、サボテン。いや〜、今年の正月はなんかヒマ。いや・・昨年末のパーティのレポートとか、サイト的にはいろいろやることはあるんだけど、だらだらしちゃお。正月だなあ。


左上から津田さん、北山さん、高橋さん、左下からゲストプレイヤー小久保さん、鈴木さん、花本さん
う・う・う。朝だ。新年だ。二日酔いであだまがいだい。7時半まで寝てしまった。胃の壁に酒がへばりついてるぞ。日本酒が利いたなあ。ぞーにを作ろうと思ったら、暮れに買っておいた餅にカビが生えて、新年早々コンビニに走る。
またげろ吐かれてるし(_ _;。なんちゅう新年の明け方だ。あたまいた。うっぷ。な、なんか↓で誓ってるはしから、昨日も酒飲んでそのまま年越し風呂で過ごしておぼれるところだった。め、メール送ってないだろうな。怖いから、確認するのやめよお(違うだろっ)。


79年発売の新月オリジナルアルバム裏ジャケ
年が明ける前から、嬉しい。そして年が明けた!さらにいい年が明けたっ!!おめでとう!



今年は新月年。79年発売の新月オリジナルアルバム
今年の3つのちかい。1.飲んだら書くな(特にメール(^^;)。2.飲んだら床で寝ない。3.飲んだら風呂で寝ない。まもりますっ。ほんとーにまもりますっ。




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