"高津昌之with T-Friends
高津昌之with T-Friends  吉祥寺シルバーエレファント

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2011年11月27日(日)

吉祥寺シルエレ

今回は管理人ころんたは、シルエレに駆けつけることが出来ず涙の欠席でした。
ファンの宵の明星さんがレポートを書いてくれましたので、転載します。

高津さんはネクタイにベスト姿で登場。お楽しみのスウェーデンにゆかりの曲は、高津さんはロクセットのファンだったそうですが、ABBAやイングウェイではなく、60年代のエレキインストバンド、ザ・スプートニクスの代表曲でした。
悪魔のトリルの演奏途中で高津さんのギターの弦が切れるアクシデントがありましたが、曲は最後まで演奏。緊張感があったせいか高津さんの声は憂いを帯びて、切なくいい感じに聞こえます。また、前回のライブよりもさらにコーラス、ハーモニーがすばらしく決まっていて、バンドとしての成長がうかがえました。

会場で一番受けたMCは次のくだり
今回のライブのテーマ?『哀愁』について
飯野さん「哀愁ってなんですか?」
高津さん「君に聞いたのが悪かった(笑)」

ラグナロク、ウンターバウムともに凄かったですよ。
アンコールでの両バンド合同、総勢9人によるクリムゾンの21st Century Schizoid Manのカヴァーは圧巻でした。

セットリスト
  • 抱きしめたい
  • 燃え尽きた心に残るものは
  • 信号
  • 霧のカレリア(ザ・スプートニクスのカヴァー)
  • 19歳
  • 悪魔のトリル
  • 海にとけこんで
また、高津昌之with T-Friendsリーダー高津さん、ギター峰田信行さんから番外編のレポートを頂きましたので掲載しますね。お楽しみください。

2011/11/27(土)
吉祥寺シルバーエレファント ライブレポート
〜リハーサルから本番まで〜

15時少し過ぎに会場に到着、メンバーは皆既に揃っていました。
ラグナロクがリハーサルの最中、勝手が分からず取り合えずメンバー一同着席しリハを鑑賞。
ステージ上では英語が飛び交っているので何を話しているかは判らなかったですが、和やかな雰囲気だったのが印象的でした。

さて我々の番、と準備に取り掛かります。
今回使ったギターはカワイのムーンサルトとリッケンの370/12 ですが、ペーターさんはそのリッケンを指差し
「ロジャーマッギン!」って言ってました。

個人的にシルエレでライブするのはずいぶん久しぶりです。
ギターアンプはローランドのJCを使いました。このアンプはどこのスタジオ及びライブハウスでも大抵常設されていて使い方は慣れています。
いつものようにセッティングすると...音が歪む?
確か以前もJCを使ったと思いましたが別のアンプでしょうか?それ位違う印象です。
軽く弾けばクリーン、強く引くとクランチ 慣れればこちらの方がいいかも。

リハーサルは「Twist and Shout」この曲を歌うと高津さんの声の調子が良くなるそうです。
後は本番で演奏する曲を何曲か(覚えていない)

リハが終わり開場時間まで楽屋前に集まっていました。
ペーターさんがステージ上で何かを探しています。
我々のほうにやって来て「アンプの上に置いてあったスライドバー知らない?あれが無いと演奏が出来ないんだが...」
と困ってたようでした。
おそらくリハーサルの入れ替え時に片付けられてしまったのだと思います。
本番を見たらスライドバーが見つかってたようでした。確かにあれが無いと演奏が成り立たない。
ペーターさんが狼狽するのも納得です。(峰田記)

つぎは高津さんのレポートです。
シルバーエレファントでのライブレポートは宵の君が書いてくれましたので、私どもは番外編を。

まずバンドチェンジ中にウンダーバウムのヨルイェンさんと交わした会話。
彼使用のサックスがあまりに小さく(ミニチュア一歩手前?)見たことのないものだったので言ってみた。
「Very small saxophone!」
「Mmmn, This is YAMAHA」(ニヤリ)
「YAMAHA??!!」

打ち上げはT-Friendsからは私、高津と峰田君のみ参加しました。あと日本側からはバイオリンのヨンナさんのダンス友達4人(みな日本人です)とディスクユニオンから3人。 正直、彼らの言葉(英語)の4分の1も分からなかったのですが、我々がスプートニクスの「霧のカレリア」を演奏したことは大いに受けて、その話題に集中した感もありました。メンバーの一人(9人もいると実のところ誰が誰だか分からない)は「スプートニクスのアルバムは30〜40枚、だからほとんど持ってたけどアメリカで無くして(手放して?)しまって、惜しいことをした」と。

私がRoxetteが好きだと言うと「おお、オレは彼らがブレイクする前に同じスタジオでレコーデイングしていたよ」と答えた(多分)メンバーもいました。ひょっとしたら「彼らがスタジオの機材を壊すまではそこで働いていたよ」かもしれません(笑)。すみません、よく分からなかったのよ、早口で。何度聞き直しても早口で。

あと、「My most favorite band is The Beatles!」と言うと「君はイギリスへ行くべきだ」と。観光に?

ペーターさんは「クリムゾンのロバート・フリップがやはりスプートニクスの『霧のカレリア』をスウェーデン公演のとき弾いたことがあるんだ。ものすごい早弾きで、ダラララララーッと」。そいつは初耳! 「これからもずっとスプートニクスを演奏し続けてください」と言われたので「Yeah,OK」と答えましたが、多分もうやりません。閻魔様、お許しください。

途中でしたが、“21st century schizoid man”の大合唱を終えたところで我々は帰りました。電車がなくなる〜(汗)。

それと当日、日本語ペラペラのペーターの息子さんが来て通訳してくれるからコミュニケーションは一切問題ない、とディスクユニオンから言われていたので安心していたら当人全く現れず(~_~;)
あとでそのことを確認したら、その日は日本人の彼女と一日中過ごしていたそうな。ガッデム!

打ち上げにスウェーデン側はラグナロク、ウンダーバウムメンバー全員の計9人が参加。 ペーターさんは義理堅い人で、日本側出席者全員に、スウェーデン土産として、リキュールのミニチュア瓶(よりちょっと大きめ。50ml)をプレゼントしてくれました。
さすがに一度も見たことのないもので、ラベルには“BASKA DROPPAR”とありました。 ユニオンの人が真顔で「これは危ないですから気をつけて。死にますよ」と言ったのでやや怯みましたが、見ればSPIRITS 40% VOL とあるので大丈夫だろうと半分ほど飲みました(一応これでも普段から50%ウイスキーをストレートで飲んでますので。実は弱いので量は飲めないんですが)。
味は相当に苦いもので、その中に甘さも5%くらいある、といったものでした。
死にはしませんでしたが、帰りに頭が痛くなりました。全部飲んでいたら本当に危なかったのかもしれません。



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