高津昌之with T-Friends 「歌舞伎町LIVE!!」 新宿CrawDaddyClub

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2011年10月29日(土)

地下を降りるとお店の入り口前にいろいろなポスターが

渾身のワンマンライブ熱演はみっちりと素晴らしかったです。全体の印象は前回のライブに比べ数段とかっちりと纏まって隙のない演奏と感じました。高津さんのMCも含めてあたかかくて楽しい、あたたかいライブでした。

メンバーの息もぴったり

普段はローリング・ストーンズトリビュートバンド「ベガーズ」のドラマー鈴木達哉さん。今回はトコロテン奏法?炸裂 ハロウィーンなのでちょっとコスプレ。仮面舞踏会風のベース飯野さん


高津さん峯くんのギターから紡ぎ出される緻密なギターの音色、飯野さんが控え目に抑えて支えるベース、達哉さんの力強いドラミングを二時間ちかくたっぷりと堪能しました。 個人的にはマンドリンのピックを使った「信号」がとても印象に残っています。高津さんの声もすごく良く伸びていて、峯くんとのハモリが歌に奥行きを感じました。随所のしかけが楽しくて、一晩中でもやっていて欲しいライブでした。
もちろん高津さん峯くんと言えば12弦!たっぷりと堪能しました。

高津さんとのツインギターの魅力をとことん味あわせてくれる峯くんの勇姿



ゲスト花本さんは「抱きしめたい」「19歳」「海に溶け込んで」の三曲に参加され、なんと「海に溶け込んで」では、スペシャルゲストに北山さんが参加し、セレナーデ解散後、1984年に行われた福生市民会館でのライブ(アルバム信号のおまけについていたCDに収録されています)以来の高花北競演との事でした。
花本さんは、開演前に、なんと「新曲を当日の今日譜面を渡された」「お店の3段重ねのキーボードを中腰で弾かねばならない」「北山が今日来る事も知らなかった」と、しきりにぼやいていらっしゃいましたが、いざ演奏が始まると、そんなさまざまなリスクなど全く感じる事のない、花本さんの世界。感動で息をとめてしまうような、そんな素晴らしい演奏でした。

中腰でキーボードを叩く巨匠。写真がこれしか撮れずすみません 巨匠使用のキーボード


そして、サプライズゲストに北山さんが参加されました。
ここでも、北山さんが参加される事を花本さんが知らされたのは、ライブ当日。ゲスト演奏者にもサプライズ?北山さんがステージに上がられてから、「ピアノはなしでいきます」とステージ上での直前打ち合わせで、全くその場でのぶっつけ本番だったのですが、まるでそんな事を感じない息の合い方でした。
「新●月●全●史」で聴く事が出来る『海にとけこんで』をライブで観る事が出来るなんて夢にも思っていませんでした。嬉しい嬉しいサプライズでした。

『海にとけこんで』に参加した北山さん 高津さんの手元をずっと見つめる北山さん 全員を写す事は出来なかったけどこのステージに花本さん北山さん高津さんの3人のSerenadeメンバーが揃った。


アンコールで披露された、まさかのあっと驚く曲は「Blowin' Free」(ウィッシュボーン・アッシュのカバー)!未発表曲「Affinity」再び大好きなビートルズのカバー曲「twist&shout」でシャウトする高津さんの熱演で、2時間弱の楽しい楽しいワンマンライブは幕を閉じました。

高津ギターも歌声も素晴らしい高津節が会場の隅々まで響き渡る


========

    曲目(敬称略)
    1「冬のランプ」
    2「悪魔のトリル」
    3「ノクターン」
    4「クルミの中はミルクティー」 5「Here There and Everywhere」(ビートルズのカバー)
    6「Wonderful Tonight」(エリック・クラプトンのカバー)
    7「プレリュード:ウィスコンシン州ポートバーグ〜フェンへ」
    8「信号」
    9「燃え尽きた心に残るものは」
    10「抱きしめたい」(ゲストプレイヤー:新●月 花本彰)
    11「19歳」(ゲストプレイヤー:新●月 花本彰)
    12「海にとけこんで」(ゲストプレイヤー:新●月 花本彰、真○月 北山真)
    アンコール1「Blowin' Free」(ウィッシュボーン・アッシュのカバー)
    アンコール2「Affinity」
    ダメ押し(笑):「twist&shout」(ビートルズのカバー。もともとはアイズレー・ブラザース)


    使用機材

    高津昌之:
    ギター:ギブソン レスポールデラックス、リッケンバッカー360-12(12弦) エフェクター:RAT、アリア アナログディレイADL-1(「悪魔のトリル」で使用)、タカボリューマー(自作)、CAE BOOST/LINE DRIVER(12弦用) アンプ:お店のピービィ5150

    峰田信行:
    ギター:Fender Japan テレキャスター、Yamaha Pacifica(12弦) エフェクター: ボリュームペダル → アーニーボール VPJR ディストーション → ソバット DRIVE Breaker ブースター → XOTiC EP Booster マルチエフェクター → t.c.electronics NOVA SYSTEM アンプ:お店のFENDER TWIN AMP

    飯野奈実:
    ベース:フェンダーUSAのプレベ、、、。ネックは順調にじゅんぞりしてます 弦は二年くらい前の! なんて書いたら怒られますね☆ キーボード(「Affinity」で使用):機材〜〜 ・・・・おまかせします 書かなくともいいと思います!(高津注:本人全然覚えてない)

    鈴木達哉:
    キックペダル:DWのDW9000 スティック:VIC FIRTHのつのだひろモデル スネア:ラディックのLB402B(ブラスエディション) お店のドラムセットはラディック シンバルはすべてパイステ2002シリーズでした(ボンゾが使っていたのが有名)

    花本彰:
    キーボード:NORDWAVE、お店のHAMMOND XK-1+LESLIE 122

    です

    ●ひと言コメント●
    高津昌之「周辺のお店の誘惑にも負けず来てくださった皆さん、私の不備・不手際・無茶ぶりに嫌な顔ひとつせず素晴らしい演奏を聞かせてくれた花本彰君、本番前いきなりの“ピアノなしだから”に絶句しながらも美声を披露してくれた北山真君、猛練習を耐えに耐え抜いて高い演奏力を身につけた(と評判らしい)T-Friendsのみんなに感謝!!」

    峰田信行「ライブ楽しかったです。

    結構長丁場の筈ですけど、あっという間に終わってしまった感じでした。
    『Blowin' Free』演奏出来て嬉しかったです」

    飯野奈実「みなさま***
    たくさんの曲をきいていただきまして、ありがとうございました。
    新曲含め、高津さんらしさが出ていたでしょうか〜〜?これからもよろしくお願いいたします」

    鈴木達哉「今回、トコロテン奏法?はイマイチでした。すいません。次回ライブでドラムのテーマは『語り・・』です」

    花本彰「本番当日に新曲譜面を渡すのだけはこらえて〜(笑)。アレンジでけへんよ〜」

    パイプを銜えたにゃんこがお店のトレードマーク




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