このサイトに来てくださった皆さんへ。
この新月ファンサイトは管理人ころんたが好きでやまない、 たった1枚のアルバムを残して解散した日本のプログレッシブ ロックバンド「新月」のためのものです。

 新月は、1979年7月25日にアルバム「新月/新月」を発表後、 セカンドアルバム制作を計画していましたが、原版制作予算 の削減に伴い断念。
 その後、ベースの鈴木清生さん、ドラムスの高橋直哉さんが 脱退し、新しいメンバーたちとの試行 錯誤の後、1982年に解散しました。

 解散後、津田さんと花本さんは、PHONOGENIXというバンドや如 月小春さんの音楽のお仕事をされていましたが、その後、花本 さんは音楽を離れました。

北山さんは自らのレーベル「SNOW」で『動物界之智嚢』『文学バンド〜文学ノススメ』など数作品 をリリース。

 2003年時点で、北山真さんはフリークライミング協会理事長、花本さんは映 像作家、津田治彦さん、鈴木清生さんはミュージシャン、高橋 直哉さんは経営戦略策定などのお仕事をされて、新月としての活動は停止しています。

 しかし、2003年、新月は再び新月として動き出しました。
 新月はメジャーデビューの年からちょうど25年目の2004年9 月にアルバム「新●月 shingetsu live 1979」をリリースし ました。
 同じく2004年11月には、『動物界之智嚢』『文学バンド〜 文学ノススメ』の2つの作品がCD化され、リリースされました。

 そしてこの記念パーティが翌月12月17日に行われ、新月と関 わりの深い「劇団インカ帝国」のメンバーであり、文学バンド のメンバー時任顕示さん、小熊一実さんと共に、北山さん、花 本さん、津田さんの新月メンバー中三人のメンバーが20数年ぶ りにファンの前で、演奏したのです。

 新月は、2003年より「新月BOX」制作に着手。
 2005年4月2日、BOX用新録音のため、ついに新月オリジナルメンバーが25年ぶりに5人揃って「新月」の音を出しました。

 そして、1979年当時のプロモーション映像と、2005年のリハーサル風景を収録した映像DVDを含む、新月、新月前身のHAL&Serenade、新曲を含む新録音盤等の6枚組み新月BOXセット「「新●月●全●史」が、2005年12月16日に発売されました。

 2006年4月8日、9日には、1980年のラフォーレ原宿以来26年ぶりに、オリジナルメンバーに、「新月/新月」に参加されたゲストプレイヤー小久保隆さん、幻の新●月メンバー清水一登さんをお迎えし、復活コンサートが原宿クエストホールで行われ、大成功を収めました。

  新月メンバーのソロ活動につきましては、津田さんのソロユニットPhonogenixのアルバム『METAGAIA』が、2005年10月26日に発売され、同年10月30日に、イベントに参加し、30分ですが、ライブが行われました。

 参加メンバーは新月メンバー中、花本さん、鈴木さん、高橋さんで、インストルメンタルの曲のため、北山さんは参加されませんでしたが、会場に、お客さんとしていらしていました。ステージと客席と別れてはいましたが、ライブ会場に、新月オリジナルメンバー5人が25年ぶりに揃ったのです。

 また、ライブ中、新月ボックスの新録音盤に収録されている、新曲『生と死』が演奏されました。
 新月再活動をファンが確信したライブでした。

『北山真セカンドソロ』は、現在制作中です。タイトル曲はほぼ決定したようで、『人工睡眠(コールドスリープ)』。10分を越える大作だそうです(2004年現在)。

2006年8月現在、ユニットHAL&RINGがレコーディング。
新月の前身バンド「HAL」が、当時のHALオリジナルメンバーである、津田さん、高橋さん、桜井さん、そしてRINGの小久保さん、松本さんの5人で新生HALとして甦りました。

2006年12月20日、新曲2曲を含むアルバム「ALCHEMY」が発売となり、同26日には、HAL&RINGコンサートが行われました。
ゲストにはHALリーダー鎌田洋一さん、そして当時はSerenadeリーダーだった花本さんが同じステージに並びました。

2007年3月25日「新月/新●月」が、当時の紙ジャケでCD発売となりました。

「新月/新●月」発表後1年半にわたり沈黙を保ってきた新月ですが、2007年10月15日新月に変化が訪れました。ヴォーカルの北山さんが新月を離脱されました。

そして北山さんは新バンド真○月を結成しました。メンバーは、清水一登さん、桜井良行さん、れいちさん、林隆史さんです。

また、津田さんは2005年より、新月、HAL&RINGの活動と並行して「紗姫&Elemental Orchestra」に参加、2008年には「玉ゆら」として再スタートを切り数多くのライブ活動を行っています(残念ながら2009年5月「玉ゆら」は活動を停止しました)。

 2008年6月2日には北山さんのソロアルバム「植物界之智嚢」が発表されました。同10月25日、原宿グッドマンにて北山真with真○日ファーストコンサートが行われ、素晴らしいライブが行われました。

 2009年5月11日 Serenadeメンバー高津昌之さんが、ソロアルバム「信号」を発表しました。ベースは新月の鈴木さんです。収録曲にSerenadeの未発表曲、未発表テイクも収録され、鈴木さん以外に、北山さん、花本さん、小松さんのSerenadeメンバーの演奏を聴く事ができます。

2009年7月25日で、新月は結成30周年を迎えました。

2010年1月25日。7度目の「新月/新●月」が、SHM−CDにて発売されました。

2013年3月23日。北山さん脱退後、新月メンバーによるライブが7年ぶりに開催されました。毎回異なるゲストを迎えての「新●月プロジェクト」の活動第一弾です。
吉祥寺 Club SEATAにて、新●月プロジェクトvol.1「あの音が聞こえる」というタイトルで、花本さん、津田さん、鈴木さん、高橋さんの四人と、ゲストミュージシャンが参加のライブが開催され、旧曲、新曲が演奏されました。


2013年6月8日。新●月プロジェクトvol.2「響き」が下北沢アレイホールにて開催されました。今回の新月メンバーは花本さん、津田さん、鈴木さんの三人に、前回にまして多くのゲストミュージシャンが参加されて、新月以外のさまざまな曲が演奏、また実験的な要素も含まれたライブでした。

2013年12月5日。津田さん、花本さん、京極輝彦(蘭丸)さん、鈴木正美さん、小澤亜子さんのPHONOGENIXメンバーが結成した新ユニットCode Oneのライブが横浜セブンスアベ二ューで開催されました。往年のヒット曲をカバーし演奏するというイベントでした。

2013年12月15日。津田さん、花本さん、京極輝彦(蘭丸)さん、石畠弘さん(第三期新月ベーシスト)のPHONOGENIXメンバーが、五十嵐angie久勝さんとAngie's Friendsとして、沼袋サンクチュアリのライブに出演しました。アンジーさんのソロ曲のバックバンドというアナウンスでしたが、アバンギャルドなテクノプログレ?というべき卓越した演奏が披露されました。2014年のプログレフェスに「新●月」本隊が出演する事がアナウンスされました。

2014年3月29日。クラブチッタ川崎で開催された「ジャパニーズ・プログレッシヴ・ロック・フェス 2014」に花本さん、津田さん、鈴木さん、高橋さんの四人のオリジナルメンバーが、ゲストを迎え「新●月」名義で参加しました。

新月デビュー35年目の2014年7月26日、花本さん、津田さんのオリジナルメンバーに、新月と深い関わりのある大山曜さんをゲストに迎えライブ「新●月プロジェクトvol.3 『記憶』」が催されました。この時、北山さんと花本さんのプロジェクト「北花(キタモト)」(仮称)が進められてる事が発表されました。

2015年8月19日。北山さん、清水一登さん、桜井良行さん、れいちさん、林隆史さんという早々たるメンバーでの演奏で、北山ソロ「冷凍睡眠/Cold Sleep」北山真with真○日がリリースされました。

2016年3月25日。新月のセカンドアルバムにあたる「「遠き星より」と同時に「The Best of Album Outtakes 1976 −1981」、「完●全●再●現 新●月Complete Edition / 1979 Shingetsu Live」、「新月/新●月」の四タイトルが同時発売になりました。

2016年4月2日に新宿ディスクユニオンプログレッシヴ館で開催された花本彰・北山真サイン会、ミニライブが開催され、そこでの北山さん、花本さんのユニット(仮称キタモト)の正式名が「静かの海」と発表されました。

津田さん、花本さん、鈴木さんで結成された新月新ユニット(新月Acoustic Unit)が11月6日に開催のイベントに参加しました。

2018年10月6日、「PROG FLIGHT@HANEDA 2018」に新●月プロジェクトにボーカル北山さんを迎えた新月Project feat. 北山真が参加。新月曲と「静かの海」曲が演奏されました。

2019年1月30日、アルバム「静かの海」発売。2月2日に、オープニングアクト牛浜ブラザース、セレナーデ、静かの海ライブが開催され大盛況でした。

2019年11月4日。新月デビュー40周年特別企画「新●月Project with 北山真」クラブチッタ川崎にて開催されました。花本さん、津田さん、北山さん、飛び入り参加に鈴木さんという新月オリジナルメンバー4人と新月プロジェクトメンバーによる ファーストアルバム「新月/新●月」完全再現、二部構成で代表曲を完全網羅しました。

========
 新月に関しての記事は、もともと、ころんたの個人サイトの中 で、ちょうど新月デビューの20年後の、1999年7月に書いた『 ころんたの新月アルバムレポート』『新月ライブレポート』の 2つだけでした。
 単に自分の誕生月の記念だからと、作ったものなのですが、 この1999年7月が、ちょうど新月がデビューして20年後、そし てメジャーデビュー・ライブが行われた月だとは、この時は 全く気づいていませんでした。

 当時、新月の情報が全くない頃、そして、解散後の新月メン バーの活動のことなど、まるで知らない頃、少しでも、新月の 情報を得たい、ファンの方たちと新月について語り合いたい、 という思いで書いたものですが、その願いはそれから4年後、 想像もしない方向で、ファンとしては最高の形で遂げられました。

 まずは2003年7月に新月ファンクラブ会長・劇団インカ帝国の 小熊一実さんにご連絡をいただきました。

 そして、2003年10月2日には、なんと新月リーダー花本彰さんより ご連絡をいただき、花本さんと相談しながら10月26日から『新 月史』『新月全曲目解説』『一筆箋』『Q&A』の4 つのコーナーを設置、花本さんをはじめメンバーの方々に寄稿 していただいた文章を掲載し、「新月」のコーナーがスタート いたしました。

 また、同年12月25日より、当時の関係者からのライブレポー ト、レコーディング、エピソードなどの寄稿を掲載する『LIVE &RECORDS』のコーナーを追加いたしました。
 それに伴い、上記の『ころんたの新月アルバムレポート』『 新月ライブレポート』もこちらのコーナーへ移転いたしました。

 その後、新月メンバーよりお借りした写真・ちらし等当時の 資料をばらばらにアップしていたファイルをまとめた『新月資 料室』をコンテンツに追加いたしました。

 1999年7月以来、ころんたの個人サイトに「新月」のコーナ ーがあるという形でずっと続けてきましたが、2005年3月、 新月特化のサイトとして、新月コーナーを完全に独立させ、新 月ファンサイト「新●月」を、立ち上げること となりました。これが、今、皆さんに見ていただいているサイ トです。

 各コーナーの更新状況はサイトのトップページに随時お知ら せしております。
 2004年2月より、メンバーよりいただいた、新月の活動状況 を「新月ニュース」にアップしております。こちらが、新月に 関しての最新情報となります。
 以降、公式サイトの「最新情報」で、新月関連の情報が一元管理されますが、状況に応じて新月ニュースにアップする記事もあります。。

 また、「新月全曲目解説」「新月史」は2003年10月26日から2003年12月23日までの間に、ファンサイト用に書き下ろされた原稿で、公式サイト掲載の内容とは多少異なっております。

 メンバーはじめ各関係者の方々が間隙を縫って綴る寄稿文を 掲載していく「だらっとのんびり歩いたり止まったりしながら 」すすんでいく中に、ころんたが、日々「新月日記」を綴って いくサイトですが、気長に見ていてくだされば幸いです。

新月ファンサイト〜新月 管理人 ころんた。

HOME
BBS