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(新月関係者ほのぼのこぼれ話)

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  • 楽器のデザイン

    北山ソロに向けてARPオデッセイの白パネルを購入。これは最 も美しいシンセのひとつで、メロトロン400Sやイーミュー3と 共に永遠に語り継がれるであろうグッドデザインものです。体 は音を表す?音もクリアで繊細。ムーグの図太い音とは対照的 です。
    ちなみにミキシングコンソールの中で本当にいい配色だ と思うのは、スチューダー962のシルバーパネルかな。かたち の良いオープンデッキNo.1はルボックスのPR99Mk2。まあこれ は完全に好みの世界ですね。僕はアーティストのカールスチン ・ニコライ氏とかたちの好み大体一緒。だからどんなにいい音 でもかたちや色が嫌だと買わないもんね、ぜったい。

    こ:美しいものにこだわりをおもちの花本さん。楽器にも、音のみならずデザインまで追求されるのですね。最も美しいシンセ・・・デザインも、音ともに最も美しいという事ですね。北山ソロでその音色と共にそのビジュアルも見られると嬉しいです。

  • PAの音がよかった来日アーティストベスト3

    1.10CC
    2.スーパートランプ
    3.ピーター・ガブリエル

     この中で特に印象深かったのはピーター・ガブリエルの神宮 外苑でのコンサートです。 初来日の初日、オープニングナン バー「Red Rain」の演奏を勢いよく始めたところ、ギターアン プの調子が悪くて音が出なくなってしまいました。ピーターは 演奏を制止し、まず聴衆に一言陳謝。すぐにスタッフがアンプ を点検しましたがなかなか直りません。そこでピーターはおも むろにピアノを弾き始め、なんと「Here Comes The Flood」 をひとりで歌い始めたのです。客席は全員感涙でした。
    ラストでは定番「BIKO」を歌い、マイクを客席に向けたまま、 彼は舞台を去りました。
     最近出たイタリアでのライブのDVDを見るとやはりオープニ ングは「Here Comes The Flood」のソロでした。日本での一 件が彼の中に、いいかたちで残っていたのかもしれません。

    こ:アクシデントがとっさの機転をよび、それが聴衆を感動させる結果になり、ピーターにもいいかたちで残った来日コンサートの初日。ラストの去り方もメッセージ性の強い「BIKO」にふさわしい、余韻を残したのでしょうね。でもこのコンサートをごらんになったとはうらやましいですね。

  • 影響を受けたプログレレコード

       1972年から5、6年はプログレマニアにとっては夢のようなバブル時代でした。そのおかげでオランダの「エクセプション」とか アメリカの「ニューヨークロックンロールアンサンブル」といった超マイナーなアーティストも数枚ずつ揃えることが出来ました。両方共僕が大学一年生当時かなり影響 を受けたグループです。オランダ人からはオルガンの白玉とチェンバロのアルぺジオの荘厳な組み合わせ方を、アメリカ人からはリズムではなく、メロディーや和声を軸 にしたバンドアレンジを学びました。

    こ:このプログレバブル期は、プログレファンならずともロックを多少好きな人なら、プログレ系の音を耳にしていた時代ですね。わたしのような一般的なファンはメジャーなアルバムをそろえて喜んでいました。しかし、そうか、コンポーザーである花本さんの聞き方というのは単なるファンとは違い「学ぶ」のですね。好きであると同時に曲から学びその素養がまた新たな曲を作り上げていく。その曲をまたファンが聴く。そしてその曲から学んだ次世代が新たな曲を作りファンが聴き・・・音楽の輪ってそんな形で伝播していくのですね。

  • みつごのたましい

    北山にはとても興味深い癖がひとつあります。演奏中に自分が何か間違うと、その直後にものすごく迷惑そうな顔をして他のメンバーを横目でにらみつけるのです。この瞬間的動作によって「可哀想な北山さん」とつい思ってしまう聴衆。ズッコイ。

    こ:爆笑とまらず。北山さんがいかに人間的であるかということがまたひとつ証明された心温まるエピソードですね。「みつごのたましい」。このタイトル一筆箋上最高傑作ですね。北山さんて、そういう子だったんだ〜。だめだ、笑いが止まらない。

  • スタイリストにドキドキ

    プロデューサーの塩次さんはメンバーのファッション感覚にと ても大きな危機感を抱き、プロモビデオ撮影とコンサート用に スタイリストをつけてくれました。その人は土屋昌巳さんの奥 さんでした。彼女は明るく誠実で素直。この人なら全てまかせ られるというタイプの人でした。そしていよいよフロントに立 つ北山から。彼の持ち込み衣装を中心に、ベストやマントなど 、曲毎に衣装計画が練られました。それが終わると他のメンバ ーの番。今度はいよいよ僕かと、ドキドキ身構えていると、残 りのメンバーは白ね。で終わり。ガーン。やっぱりヴォーカル 以外はただのバックバンドなわけね。

    こ:ビジュアル系とは縁遠い新月(写真参照:失礼!)、北山さん以外は、メンバーみな普通の人よりもさらにもまして普通だったような記憶があります。土屋昌巳さんの奥様がスタイリストさんだったんですね。アナログの裏ジャケ見ると確かに和服の白装束の北山さん以外、メンバー全員白の服ですね。そういえば「鬼」のプロモビデオでも、アップで写っているのは、北山さんだけだったそうで・・・。

  • 津田のキーキー

    津田のキーキーと言えばメンバーであれば即「ああ、アレね」とわかるはずです。曲の中でもっとも美 しいパートを張りつめた静寂の中で演奏する新月。その時必ず聞こえてくるのが、あの無神経なキーコキーコという音です。それは津田の愛機フェンダーボリュームペダ ル。ボリュームカーブがいいのはわかるけど、油させよ、油。

    こ:津田さんのギターといえば、さまざまな音を綾に紡ぐ繊細なギターですが、それとはあまりにギャップのある油もささずにキーキー言わしてて平気というこのアンバランスさが津田さんの魅力かも?

  • 「白唇」の読み方は?

    いつからか、誰がそうしたのか全く覚えていませんが(たぶん 僕)、この曲の楽譜には「白唇」と書いてありました。バンド の練習はどこでもそうだと思いますがいちいちタイトルをフル ネームで言ったりはしません。たとえばデイブ・ギルモアが「 じゃあ次はシャインオンユークレイジーダイヤモンドパートワ ンやろうぜ」とは絶対に言わない。「次クレイジーね」ぐらい でしょうか。はたしてこの曲も「次しろくちね」でなんとなく レコーディングまで突き進んでしまいました。今さら「はくし ん」でもなし。そしてついに、北山はあるライブで「次はしろ くちびるです」と言ってしまったのでした。ガーン。やっぱり この曲は「しろくちぴる」って名前だったのか。かっこわるっ 。全員反省。いや一人反省。

    こ:やっちゃいましたね〜。花本さんの新月全曲目解説を読んでわたしは、作者自身が秘めた歌詞への意味と謎、そして正式な名前すら未だ決まっていないということでますます「白唇」という曲の神秘性を確信していたのですが。落ちがついていたとはっ。

  • 使用したキーボード

    ビンテージ楽器ファンの方のためにアルバム制作に使ったキーボードをお教えします。ローランドSH1000 ミニムーグ コルグPS3200 コルグボコーダーVC10 ホーナークラビネットD6 フェンダースーツケースピアノ ハモンドT112 B3 ベーゼンドルファーピアノ メロトロン400S エルカストリングス ソリーナストリングス。

    こ:キーボードを演奏される方も見てらっしゃるので、そんな方たちにはたまらない情報ですね(苦し紛れ)。

  • 悲しみの地方公演

    新月も地方公演をしました。 横浜は地方ではないので除外すると地方公演は一回だけしました。京都です。たしか同志社か京大の 学園祭でオールナイトコンサートでした。着いてみると出番が明け方の6時頃。アバンギャルド華道の人の次でした。勿論客席はパランパラン。しかし数少ない客はちゃ んと拍手もしてくれました。やはり人気ないと辛い。機材車に乗って帰る時間の長かったこと。

    こ:アバンギャルド華道の次というところが和に気を使ってくれたのでしょうか。数少ない客の拍手は感動なのか、気遣いなのか・・・。でも、当時そんな西の方で新月を知ってた学生がいたってことですね。ファンで、いいと思ったからですよね。それ、主催した学生さん、見ていたら連絡くださーい(笑)。

  • お手伝い

    僕が新月を離れて客演で参加したバンドを思い出すと「伊藤政則氏の企画物バンド」「ビジネス」「チャクラ」くらいなもの。基本的に外ではあま り役に立たない男でありました。もっとも中でもあまり用をなさず、キーボードのサポートメンバーは必須でした。音色名人の小久保隆氏、超テクの清水一登氏、美人の 津田裕子さんには大変お世話になりました。劇団インカ帝国の方々も知らないうちに踊ったり歩いたりしてくれてました。変なバンド。

    こ:サポートの方たちが自然に集まってくる吸引力のあるバンド?新月に、劇団インカ帝国の方たちが参加したことがあったんですね。ライブの醍醐味。

  • 埃が目にしみる

    練習場所には苦労しました。福生から都内に越してからは成増駅の近くにある法面をくりぬいた駐車場でもやりました。ここはカビと埃がひどくて心まですさんできまし た。メロトロンもおきっぱなしでよく盗まれなかったものです。

    こ:新月はかなり恵まれたスタートという印象がありますが、そんな苦労があったんですね。カビはつらいですね。音は外へは漏れないんですか。音を漏れ聞いた通行人は、新月の音を聞いてどう感じたのかな。 メロトロン置きっぱなしで平気だったなどと、今では考えられませんね。

  • 初めてのシンセ

    初めて買ったシンセサイザーはローランドのSH1000という 単音しかでない楽器でした。確か国産初の量産型シンセだった と思います。16万円もしました。音程も不安定で、よく裏蓋を 開けてオクターブチューニングを直していました。思えば「新 月」のシンセはこれっきり(笑)。キーボードをサポートしてく れた小久保隆氏はいろいろいいのをお持ちでしたが、「新月」 は最後までこの単音しかでない初期型の野郎一筋でした。この ような制約は個性にもなるもので、「鬼」や「白唇」のキーン コーンという音はこいつにしか出せない寒い?音でした。

    こ:人でも、卒なくなんでもこなす人もいれば、他はともかくこれだけはコイツだ、という人がいますね(苦し紛れのコメント)。そのシンセのおかげであのキーンコーンがわたしたちの耳に、いまだに印象深く届けれられているのですね(機材のことはわからないので苦し紛れのコメント)。この新月唯一のシンセサイザーを見たい方は箱根ロックウェルスタジオのレコーディング風景のページに行ってみてくださいね。

  • 神隠し自力帰還

     セレナーデ時代、福生での出来事。練習が終わってみんながリビングでくつろいでいると端にあった空のタンスの中からいきなり「ジャーン」 といいながら北山が飛び出してきた。どうやら彼は「北山がいない」と騒ぎになったところで登場するつもりで隠れていたらしいが誰も気付かなかったので、ついに自 分で出てきたのであった。傷ついたみたいだった。

    こ:北山さん可愛い・・・。かわいいいいいいいっ! そのとき驚くメンバーの顔が想像できますね。驚くというより、あっけ?でも・・傷ついただろうな北山さん・・・。 しかし、えてして神隠しにあった人はふと気づくと自力で生還しているものらしい(本当かい)。

  • 真のプログレ

    北山はビートルズこそ真のプログレだとよく言っていました。確かに「ストロベリー」はプログレだけど「イエスタディ」はフォークじゃないかとめくじらをたてる人 はいませんね。プログレファンの方にとってもビートルズは別格なのでしょうか。ビートルズの位置付けを知りたいですね。

    こ:花本さんと、ほぼ同年代の熱狂的なビートルズファンにストレートに聞いてみました。 反対に聞き返されたのは「プログレって何?」
    ビートルズのこと、悪く言う人に会ったことはないですよね。 で、ビートルズは何かというと、やっぱりビートルズはビートルズという音楽なのではないでしょうか。 他の方のご意見を聞きたいですね。

    ところで、位置づけといえばこの一筆箋の位置づけ良いと思いませんか。 細かな部分が気になる花本さんの指示で、実はこの一筆箋しばし手直しを経て日々進化を遂げております。いまだなかなか進まない「新月史」が史実を柱とした体系的に記されるひとつの作品であるならば、一筆箋の位置づけは新月史の傍系であり、ここで語られるメンバーとの会話や出来事が、柱である新月史には書かれていない、日常的な部分を埋めてくれ、わたしたちにも生き生きと伝わってきて、追体験しているようなリアルさがあり、わたしはこのコーナーの大ファンなのです。
    あ、よいこは上記の文を曲解して「花本さんをいじめるな」などという苦情をBBSに書き込んだりしないようにしましょうね。

  • 運転手は北山

    箱根でのレコーディングは長期にわたり、東京との往復は 大変でした。僕はもっぱら北山所有の白いサニークーペ にのっけてもらっていました。排ガス規制前のターボ付で 加速がえらくよかったのを覚えています。エンジン音も軽快で 彼も車を運転するのが楽しそうでした。この車の中で途中段階 の録音テープを聞くのですが、今考えると上書き録音をどんど んしないでそれぞれを取っておけばよかったと思います。

    こ:レコーディングというと、ホテルでかんずめあるいは合宿みたいなイメージがありますが、「通勤」されていたのですね。 花本さん、北山さんの箱根ドライブ楽しそう。他の皆さんはどのような交通手段を使っていたのでしょうか。 幻の録音はメンバー自身の手によって抹消されていたという事実がわかりましたね。

  • 活動と生活

    当時のロックバンドの殆んどがそうだったように僕たちもメンバーそれぞれが他の仕事やバイトをして生活 していました。楽器以外の贅沢は全くしなかったのでどうにかバンド活動を維持することができました。僕は北山とビヤガーデンのバンドで稼いだり、ホストクラブの ピアノ弾きをやったり津田とキャバレーのコーラスバンドをしたりとギャラのいい音楽仕事が中心でした。無理して二股かけると かなりの額になり、それでキーボード類を揃えていきました。生バンドに優しい時代でもありました。

    こ:良い時代ですよね。 別のバンドの話では建築現場系などでのバイトの話をきいたことがありますが、アルバイトでバンドなら常に楽器に触れて曲を演奏できていたんですね。 そこで「21世紀」を?

  • 芸名秘話

    旧ビクター音楽産業と「新月」との契約書をよく読むと 「芸名 新月」になっている。確かに芸名だ。 大学に入った時、またロックバンドを組むと田舎の母に伝えた ところ、日頃いろいろみてもらっている霊能相談のおじさんに それを相談してしまい、成功する名前として「エンパイヤ」と か「ロック貴族」とか書かれた紙が送られてきたのを思いだし た。そっちにすれば成功したかもしれない。

    こ:「芸名 新月」
    口に出してみると、すみません、笑いがとまりません。
    「エンパイヤ」「ロック貴族」 これが「芸名 ロック貴族」だとなんだか別の方向へいきそうなバンド名ですね。 霊能相談の方のおそらく苦し紛れに生みだされたこのバンド名、念はこもっているかも。

  • みんな読書家  

    北山はいつも本を持ち歩いていました。 僕は彼からボリス・ヴィアンやル・クレジオ を教えてもらいました。彼はヴィアンの「北京の秋」が好きだ と言っていました。「日々の泡」を借りて読んで感動したのを 覚えています。そういえばクレジオに「発熱」という小説があ りました。「発熱の街角」のタイトルはそこからヒントを??

    こ:作家が作品を読む場合、その作品によって創作欲を刺激されることがその作品を愛する理由のひとつになるという話をどこかで聞いたことがあります。北山さんはそんな作品にたくさん出会っているんですね。
    花本さんも。

    ボリス・ヴィアンの作品は、わたしの好きな利重剛さん監督作品「クロエ」の原作ということで、「うたかたの日々」「日々の泡」をつい最近読んだばかりです。
    肺に睡蓮のつぼみが咲いてしまう奇病に取り付かれた少女クロエ(デューク・エリントンのクロエ!)と彼女を愛する青年の 美しくて、不思議で悲しいお話で、主人公たちを含めて周囲の人々がみな生活感のなく透けるような存在であるのに、なんだか自分の知り合いのことを描いているような感覚になる小説でした。
    サルトルと交流のあったという作者が、随所にサルトルの著書のパロディをちりばめた、ちょっとしたしかけが、笑いをさそってこの悲劇の中で救いでした。
    クレジオの作品は小説は読んだことがないのですが、わたしの大好きなロートレアモンについて書かれた「来るべきロートレアモン」を所蔵しております(難解で挫折)。 北山さん、花本さんが読んだ「北京の秋」「発熱」是非読んでみたいと思います。

  • ジェネシスフォロワー? 

    アマチュア時代に江古田のマーキーというライブハウスで北山らと「ミュージカルボックス」の完コピやった覚えあり。
    やはりジェネシ スフォロワーか。
    でもトラフィックやザ・バンドもやったぜ。
    あ、クィーンとキンクリもやりました、ビアガーデンのバンド仕事で。
    客はビール飲みに来たのに「21世 紀」聞かされて…。
    すみませんでした。

    こ:わははビール飲みに来たのにくつろげないー、変拍子でおちつけないー。でも、なかにはファンもいて喜んでいたかも。わたしもビール飲みながら、北山さんが歌う「21世紀の〜」聞きたい!

  • 千客万来

    アルバム発売記念コンサートには沢山の方が来て下さいました。
    ムーンダンサーや美狂乱のメンバー、ジェネシスのマネージャーなど、後で聞いたから良か ったものの、はじめから分かっていたら余計あがって大変なことになっていたかもしれません

    こ:すごいすごい!ジェネシスのマネージャー!そしてムーンダンサー、美狂乱、まさに綺羅、星のごとくのオーディエンスですね! ほんとうにすごいデビューだったんですね。もうすこし早く知っていたら、絶対行ったのにと後悔しきり。タイムマシンがあったらな、と思うのはこんな時です。

  • 包帯のなぞ

    北山と一緒に組んだ最初のバンド名は「OUT OF CONTROL」
    この名前はヴァンダーグラフの名アルバム「ポーン・ハーツ」 の歌詞からいただきました。
    そのバンドで「猫」というグルー プの対バンとして演奏した時、北山はなぜか、怪我もしてい ないのに右手の指に包帯を巻いてきました。
    彼はその日、慣れ ないリードギターを弾かなければならなかったのです…。

    こ:北山さん・・・。必要は発明の母といいますが、その包帯の効果はいかがだったのでしょうか。 このエピソードのその後はどこかで語られるのでしょうか・・・。
    「猫」♪ゆっきでした〜あなたのあとをっ♪の「猫」ですよね?懐かしいですね。高校生の頃、地元の「市民会館」で古井戸などと4つくらいのバンドのジョイントを見たことがあります。

  • 先生はジョンさん

    僕のロックピアノの先生はエルトン・ジョンさんです(つい、 さんづけ)。
    アクセントの位置とかオブリの入れ方とか、とこ とんコピーをさせてもらいました。
    そうこうしているうちにビ リー・ジョエルのデビューアルバムが出ました。
    「まるっきし エントン・ジョンじゃん」。
    彼もジョンさんを必死でコピーし ていたんですね、きっと。
    カワイー

    こ:パープルやZEPを知る前まではわたしの洋楽といえばエルトン・ジョンさん(つられてさんづけ)でした。 2枚組みのアナログアルバムは今も大切に保管してありますが、この中の曲がまさか、あのような場面で歌われるとは当時誰も夢にも思わなかったです。 ビリー・ジョエルを初めて聞いたときわたしもエルトン・ジョンだと思いました。 好きな人には近づきたい。
    カワイー。

  • 先生はフィッシャーさん 

    オルガンの先生は勿論、プロコルハルムのマシュー・フィッシ ャーさんです。
    あぶない顔はしていますが彼のもっている雰囲気はある意味で 聖職者に近いものを感じます。
    先日の来日公演では青い影の間奏でアドリブ的なフレーズを弾 いていました。
    そしてそれは、涙がこぼれるくらい美しい旋律でした。
    もう一人の師はZEPのジョン・ポール・ジョーンズさん。
    「Thank you」のオルガンに僕も「ぶっとんだ」くちです。

    こ:来日することは知っていたのですが、行かれそうもなかったので、早々にあきらめてしまいましたが、無理してでも行けばよかったと、後悔してます。プロコルハルムといえば「青い影」ですね〜。そのアドリブ、美しさは想像できても生の音直接聞きたかったです。

  • 今これが好き

    北山の今のお気に入りはイギリスのミューズだそうです。
    ひと昔前は日本のゴーバンズだった。

    こ:「ミューズ」人から借りて一枚聞きました。不思議なアルバムでした。
    この前のアルバムが評判だったようで、こちらも聞いてみたいです。聞いたアルバムの印象はちょっと歯がゆい感じのジェネシスだけど、聞き込んでいくと、はまっていきます。
    他に聞いた人の印象を聞きたいですね。

  • 苦行・機材運び

    ライブは機材の運搬だけでそうとうくたびれました。
    ハイワットの二段重ね2セット、レスリースピーカー、サンの ベースアンプ、2バスのドラムセット、そしてオルガン、シン セ、エレピ、メロトロン、その他もろもろを、たとえば渋谷の 屋根裏の場合は3階まで自分たちで持ってあがるのです。力持 ちのアメリカ人がいたらなあと本気で思いました。意外とバン ドは体育会系です。

    こ:屋根裏でのライブ見たかったなあ。
    当時、屋根裏の隣がパチンコ屋さんで、ものすごく面白い呼び込みの人がいました。 後年、なんとなくそんな話が出て、わたしが「そういえばあのパチンコ屋さんに面白い呼び込みの人がいて」と言ったら「それは自分です!」と言われてビックリしました。
    明治大学の落語研究会の人でコント赤信号なんかと同じ頃に所属していたらしいです。
    世の中狭いと思いました。 ・・・新月の話じゃないじゃん。

  • おれジュー

    鈴木清生(しずお)はオレンジジュースがとても好きで、み んながコーヒーを飲んでいる時も一人だけオレジュースをたのん でいました

    こ:やっぱりイメージどおりです。刺激物より、オレンジジュースというところがカワイイっ!

  • 鬼と仏

    「鬼」を仕上げるための猛練習をしていた頃、北山 はよく「鬼の花本、仏の津田」といって笑っていました。

    こ:津田さんの印象はいつも全身でギターをくるんで優しそうににこにこして、花本さんはミュージシャンというより大学の講師のような雰囲気で、当時まさか「ポテチン!」と言って喜んでいるお方とは夢にも思わず、キーボード群の中に鎮座ましましてまさにリーダー、雲の上の人。そのお二人の中央に立つ華やかな北山さんは、「鬼」をうたっている時のイメージと違って、 すごく明るい人なんだなーと思いました。
    しかし・・・「鬼」の作者はやはりオニだった!?



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