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北山真 ルート開拓全県制覇記念パーティ

2012年1月21日 日本青年館




パーティのパンフレット。表紙には式次第、見開きページにはROCK&SNOWにも掲載されてる全県ルートと日本地図、裏表紙は、出席者名簿で、平山ユージさんはじめそうそうたるクライマーの名の中に混じって、花本彰とか高津昌之とかインカメンバーとか山口さんとかころの名があったりしち。


新月ファンにはおなじみの言葉「ロックを極めるために。言い換えればロックを超えるために」ロッククライミングの世界に入られた北山さんが、1984年の長野県を始めとして、昨年2011年、最後の神奈川県のルートを開拓し、遂に、北海道から沖縄まで1道1都2府43県のルート開拓全県制覇という前人未踏の記録を達成されました。
その「ルート開拓全県制覇記念パーティ」が、日本青年館で行われました。

パーティ開始はというよりコンサート開始みたい。大ホールでも良かったのでは??

約80人のクライマーの方々と一緒に、このパーティに、花本さん、高津さん、ほか音楽関係者の方々、劇団インカ帝国の方々と共にころんたもご招待をいただき、僭越ながら末席をけがさせていただきました

まずはMC


パーティのオープニングとしては異例の、普通は最後の余興にあるべき「歌」がいきなり式次第に書いてあります。その理由は、主役ご本人が酔っ払う前に、歌ってしまいます、というものでした。「こういう時は本来明るい歌を歌うべきなんですが、わたしの作品には、明るい曲がないんです」と笑いながらの北山さんのMCでパーティが始まりました。
音楽関係者はステージに向かって左側に位置にかたまるように、主催者側からお気遣いいただきました。

『ブーツのかかと』を歌う北山さんとアンプを調整する花本さんの背中。この直後迷惑そうに横目で花本さんをにらむ北山さんの表情を見ることになるのでした。なぜかかえって音がどんどん悪くなってきたりして


まず第一曲目は『ブーツのかかと』。2004年のSNOWパーテで使われた小さなギターでの弾き語りです。花本さんが曲中アンプの調整をされていました。。

ロックを超えるためにロッククライミングの世界に入った北山さんが偉業の一つを達成したパーティ


手前に置いているのが、本物の岩で作ってある記念の盾。最後に北山さんへ進呈式が行われました。

アンプの調子が悪いのか、さらにどんどん音が歪んできたりして。花本さんの背中と高津さんの背中。実はアンプの調子がよければ何曲か演奏されたそうで、ざんねん。


二曲目のアンプ調整は花本さんと高津さんです。
もうあと三曲くらい聴きたいな〜と、思わずアンコールしちゃいそうになりましたが、今日はクライミングのパーティなのでした。

新月ファンには嬉しい北山さん花本さんの2ショット


式次第にしたがい、「歌」の後は、北山さんのクライミングの師匠宮崎さんによる乾杯、そして、ビュッフェのお料理やのみものをいただきながらの歓談タイムです。その間、会場に流れていたのは「光るさざなみ」「植物界之智嚢」、「文学バンド」、フォーカスなどでした。

劇団インカ帝国の時任顕示さん、小熊一実さんのアルバム「文学バンド」の曲が流れた時、インカの皆さんがいっそう盛り上がりました。

時任顕示さんは、北山さんと共にクライミングを始め、いわば、北山さんのクライミングの世界の扉を開いた方です。時任さんのクライミング仲間でもある方が「『箱男』は最高ですよね!」とお話に来られていました。

お料理をいただきながらの歓談タイムの後は、いよいよメインである、北山さんが拓いた 各地の岩場のスライドショーです。これが、もうひとつの北山さんの世界なんだなーと、不思議な感慨にとらわれました。

ファンの皆さんすみませーん。北山さんと2ショットしてもらっちゃいました。


ROCK&SNOW 054をご覧になった方は、各開拓ルート名を読んでいると思います。この中の、新月曲名『不意の旅立ち』、『発熱の街角』、北山さんのソロ代表曲のひとつ『光るさざなみ』を新月ファンなら見逃さないでしょう。
わたしは、この中の『光るさざなみ』がどんな岩なのか、質問させていただいたところ「綺麗な岩です。そしてもちろん海辺です」とのお答えでした。

スライドショーで紹介されたのは、クライミングの岩場だけではなく、ラーメン屋さん、そして当時の文学バンドの白黒写真、その後20数年後の文学バンド(CDのライナーに掲載されている北山さん、小熊さん、時任さん、花本さん)の写真、昨年10月に行われた高津さんのバンド高津昌之with T-Friendsワンマンライブにゲスト出演された時の写真(わたしが撮ったものでした♪)も挿入されていて嬉しかったです。

スライドショーの後は、楽しいゲームタイムです。各スポンサーから、ウェアやクライミング用品が提供されていました。北山さんが拓いたルートに関するクイズですが、三択なので、クライミングの知識のないわたしたちにも、チャンスがあります。結果は、花本さん、小熊さんの奥様、高津さんがそれぞれTシャツやウェアをゲットされてました。<

ゲームの後は関係者のスピーチでした。わたしですらお名前を知っている平山ユージさん始め、そうそうたるクライミング界の方たちが、北山さんへの賛辞をお話されていました。
クライマーの方たちが作った本物の岩から作った盾


楽しかったパーティも閉会に近づいてきました。ステージ前にずっと飾られていたのは、クライマーの方が、自ら採取してきた岩を自分で削り、ドイツの家具の取っ手をつけ、ディズニーランド工房?で特注したプレートを張ったものだそうです(うろ覚えてすみません)。この盾と花束が拍手と共に北山さんに贈呈されました。
閉会の挨拶で、全県制覇は達成しましたが、開拓はこれからも続きます。そして、音楽も、ラーメン開拓も、ずっとずっと続きますと(あれ?仏像は?)、司会の方からの閉会の辞があり、パーティは楽しい余韻を残して盛況のうちに終わりました。

「MAKOTO KITAYAMA WITH Jazzy Sport」CD


パーティ参加者の記念品はこのパーティ限定CDです。

1.NoGravity 
2.From The Top 
3.Terminalin Weekendo 
4.HIKARUSAZANAMNI








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